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娘たちを柔術に入れた理由と想い



最近の爆笑したこと
最近の爆笑したこと


夫のアンドリューが娘たちを柔術のトライアルレッスンへと連れて行きました。


ずっと何かしらの武術は子供達は習ったほうがいいと思っていて


ムエタイ


とか


空手


とか


ストリートファイト


とか


中国武術


とか


色々なところへとトライアルレッスンをしに連れて行っていました。


でも、どこもなぜかピンとこない。


そんな中、武術を教えている友人と話す機会がありました。


「俺さ、娘が今2歳なんだけど、4歳ぐらいになったら柔術に連れて行こうと思っているんだよね」


と。



そして、

「本当に色々な武術が娘にいいかと調べたんだけど、一番いいのは、武術だっていう結論に至ったんだ。



 なぜ武術を習わせたいかって言ったら、自分の身を守らせるためだろう?


空手にしても、ムエタイにしても、一定の空間を必要とする。


そんな時、女の子が男性に上から覆い被せられたら、キックもパンチも効力を失うんだ。やっぱり男性の力には敵わないから。


でも柔術だったら、覆い被さられた時、

自分がどう立ち回り、逃げることができるかをちゃんと教えてくれるんだ。


今、息子を連れて行っているところがいいところだから

今度一緒に娘さんたち連れておいでよ」


と。


ほうほうほう


考えたこともなかった。


空間か。。。。



私は、女性への本を書き上げて(今、編集のプロに読んでもらっています)

一つ思うことがありました。



男性に対してもしも私たちが「口」以外で太刀打ちできるものがあるとしたら

私たちのパワーバランスはどうなるのだろうか?



私のところにセッションに来る女性は、

DVをされたり、幼少期に虐待にあったりする方も多くいらっしゃいます。


でも、もしも彼女たちが男性をかわすことができたら。


逃げると言っても、尻尾を巻いて逃げるのではなく


相手の思い通りにはならないのだという術を持っていたら


きっとそれって、もっと健康的な形で相手と向き合うことができたのではないだろうか?と思うのです。


その本の中にも書いてあるのですが

女性は、自分が男性に対して弱い存在であることを知っています。


だから、ほとんどの女性は、

男性の怒鳴り声や、暴力に対して、いい思いはそんなにしないですし

身が縮まる思いになります。


それが自分に向けられたものだったとしたら、

足がすくんで腰が抜けてしまうパターンが多いのだと思います。


子供を守ろうと果敢にD V旦那に立ち向かって行きますが

守れないことを本能的に知っています。


どうかその身を投げることで相手が止めることを願っての行動であって

守り切れるとは実際に信じていないと多くの女性が教えてくれました。



いろんなケースを見てきて

そんな状況に巻き込まれることなど想像をしたくないのですが

それでも、こんなに愛されて育った私でも


男性に暴力を振るわれて

自分の心の一部が破損した経験を持っています。


その一瞬の出来事が

自分を被害者意識にいとも簡単にさせてしまうことも

私自信の経験を通じて理解しています。




もしも私があの時、相手の思う壺にならず

かわすことができたら

きっと私自身もっと違う世界の捉え方だっただろうと思います。


「自分にできることがある。」


そう捉えられたんじゃないかなと。



またそれができる自分であると知っていたら

むやみに足がすくんで蛇に睨まれた帰る状態ではなかっただろうなと。



だから、私たち夫婦は、色んなケースを見てきて

子供が武術が出来ることって

自分の身を守ることであろうと思って今回トライアルに行ってきました。


そこの道場はとても子供達を一生懸命に見てくれて

愛のある大人の男性たちに子供達は男子女子が混じってクラスを行なっていました。



よし、ここでいいんじゃないでしょうか


ようやく納得して見つけた場所。



私はとても彼女たちがどんな風にこの柔術を通じて

自己を形成していくのか楽しみです。






モノクロから虹色へ

 
 
 

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