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Pilates + Yamuna Class を終えて




今回のサンディエゴでの企画クラス。ピラティスとヤムナ90分クラス!


日本から参加表明をしてくださった方々、すみませぬ。


こちらの朝10時スタートなので、日本は真夜中の2時。


いくら体にいいことでも、

こんな時間にするもんじゃない!と言って

丁重に笑顔でお断りさせていただきましたが、




まあ〜(ちょっとキー高めに)


いい時間でした。


私自身、初めの45分をピラティスをして

残り45分をyamunaをと考えていましたが、


いやいやいや、それ普通でしょ。


私は、もっと機能的に体を動かすことをできるように導きたい。


そう思って、ずっとブツブツ

これでボールをワークしてから、あっちだな、、、とか構成を考えた

ピラティスとyamunaのインフュージョン(イリュージョンではない)ワークアウトを頭の中でガイドラインを作っていきました。


今回の生徒さんは、ぱっと見、健康そうでした。



大して大きな怪我もなさそうだし、若そうだし、動けそうだし。


でも実際に、私自身、対面ですので事細かにハンズオンをして

体に新しい使い方を教えていく中で

まあー興味深い体の使い方を指摘!指摘!指摘!。


途中で、「あ====!」って言って倒れていく人もいたし

『え?』って出来ない自分に驚いている人もいたし


とっても興味深かった!


というか、ぶっちゃけ、すごく面白かった。



やっぱりいつもインストラクターさんたちであったり

それなりに私のところに通っている方々を見ているので


一般ピーポー(おそらく死語)を見たのは

本当に久しぶり。


そして、ああ、そうだそうだ。

こうやって肩関節を使っちゃう方多いよね。

こうやって股関節が腰に入ってしまう方いるよね。

ああ、首でバランスとっているね。

全身緊張が走って機能していないじゃん。


色々。


私自身、

この20年近くのピラティス歴で自分が

いかに経験値を積んできたかを確認したクラスでした。

 

初めて会う生徒さんの動きを見て

すぐにこの方はこれをしたらいい、この方はあれが必要と

クリアに見えるからです。

 

だから

グループレッスンだけど一人一人に必要なことを届けられたと思います。



その上で、ピラティスって本当にすごい運動だなって改めて感じました。



このクラスでみなさんに始まる前にお伝えしたのが


「今日の目的は、背骨を動かすということです」


と伝えました。


なので、ヤムナで背骨のワークをしましたし、

ピラティスでも背骨をとにかく動かしました。


参加者の方々は、

次から次へと何をさせられているんだろう?!って思ったことだと思うんですけど


私の中では、この背骨を動かすということを通じて、

一人ひとりの体のクセを見ていきました。


背骨にフォーカスを当てると

四肢、つまり腕や脚をどう使っているかが露呈されます。


なぜなら、ピラティスはトータルボディーワークだから。


エクササイズはその人のクセを顕著に示します。



だから、そこにピンポイントで指摘をするだけで

そこそこ動いていないけど、かなりやった感覚が出てくるのが

Soul Of Pilates です。


クラスが終わってから、1人ずつに感想を伺っていきました。


みんな口々に楽しい!またやりたい!すごく面白かった!という中で、

「ちゃんと出来ていたかわからなかった」

という感想をいただきました。



それそれそれ〜!!!!


内心で拍手です。


私は、頭で考えて動かすように指示しているように見えると思いますが、

実際にやらせているのは、頭が追いつかないところの筋肉を使わせているっていう感じです。


だから、出来ているのか出来ていないのか、

そんな事もわからないぐらいの所で動いていることは

私にとっては大成功だと感じています。


出来てない気がするで、いいんです。

出来るようになんかならなくていい。


そんなところが私たちの目標ではないから。


それよりも、脳がスクランブルされた状態へと私は持っていくことの方が

より効果的だと思っています。


だって、出来たと思った瞬間に、それが答えだとしがちになるから。


今日はそれが答えだったかもしれないけど、

明日はまた違うところが答えかもしれない。


そんな余計な制限のある知識は要らぬのです。


まあ、インストラクターさんへ向けては、

彼女たちの生徒さんまで伝わるようにと思ってレッスンを指導させていただいていますので、体の部位へのインプットで体がどう変わるかを伝えていますが


一般の方は、それぞれの露呈ポイントをひっそりと突いていきます。

だから、「え?何?」「これ、どうなっているの?」みたいな状態の中で

動いてもらうんです。


それが機能的な動きにつながっていくから。

それが出来やすいように、ヤムナを使って身体を準備していきました。


この私の考えはジョセフ・ピラティス氏の一節を基にして行っています。


”我々は「頭で考えて体を動かしている「というように思うかもしれないが

コントロロジー(現在私たちが読んでいるピラティスのこと)は

エクササイズを終えた後に、「体が脳に働きかける」という逆の現象が

起きているのだ。”


体を動かすことで、脳にたくさんの刺激がいく。


私たちの体の方が脳よりも早いですから。


私はそうやって自分の人生を自分の体を使って生きていくことが可能になるように

体をピラティスを通じてサポートできて幸せだなって思っています。


今回が第一回目。

ここから回を重ねていって、今日の方々がどんな風に変化をしていくかが

とても楽しみです!



モノクロから虹色へ

 
 
 

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