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アフリカのカルトにハマった息子のお話

先日のブログで書いた、アダルトショップのお話の後、

結構色々な方々から好評のメッセージが届きました。


本当に、人類皆エロい。


人は、エロいことに関するお話が好きなんだなあって思います。


好きじゃないと、まあ、人類は続いていかないですよね。


その前回のアダルトショップの内容で終わってしまった話なんですけど、

そこで書きたかったのは「選択肢の多さ」っていうやつです。



選択肢が多い。


ここが多分、ほとんどのヒーリングに繋がってくることだと思います。


というのも


色々なものの見方がヒーリングにつながる。


人生は事象の捉え方に選択肢が多く、その選択肢によって人生が惨めにもなれば豊かにもなると言う事



あなたはしんどかったって感じているけど、

その事象は、別の角度から見たら、あなたを成長させる大切な出来事だったのだよ



略せば、そんな感じでしょうか。


物事をどう捉えるかが人生の質を変える。


なので、Hな道具も「いかがわしいもの」なのか「他者の幸せを願ったもの」なのか

自分でどう捉えてもいいっていうことです。



先日、アフリカのカルト宗教に母親がハマってしまったという男性がいました。


どんな宗教なの?と聞くと


「鹿や象やライオンなどを生贄にして、それを鍋でごった煮にしたものを食べる儀式に参加をさせられた」


と教えてくれた彼。


(え?民族のご飯?)と内心思ったと同時に、

それってすごい唯一無二な子供時代の体験だなあとも思って聞いていました。


焚き火をして、みんなで輪になって、動物の滴る血を見ながら歌って踊るとのこと。


(やっぱり、その民族のご馳走のご飯?)


と思いながらも、きっと彼にとってその光景が何かを象徴しているのだろうと

傾聴をしていました。


そして、彼が嘆いていたのは、そこではなく、母親がそこの村長の愛人になったことだと教えてくれました。


自分を息子として愛してくれなかった。母親は村長を自分の家族より選んだと彼は泣きながら教えてくれました。


「Izumi,どう思う?」


と聞かれて、


「うーん、きっとあなたは絵に描くようなホームドラマの家族を理想にしているんだと思うけど、

 アメリカ人で、白人な本来なら部外者扱いされてもいいあなたが、

 アフリカのそんな民族のご馳走儀式に参加できて、なんか凄い経験だなあって思う。


 きっと小さい時から、そうやって人とは違う経験をしているから、

 あなたの逞しさや、新しいものに物怖じしないのって

 そこから来ているのかなって思ったよ。


 っていうか、お母さんの選択肢の幅、ひろっ!って思った。


 だって、一般的には、子供と旦那を大事にってなるじゃん。でも、村長に身を捧げて、その生贄パーティーに

 息子を連れて行くって、ロックなお母さまだなって思うよ。


 それが正しいとか、悪いとか、一旦置いておいて、なんか女性として、ハードロックに生きてるなーって。


 あなたはどんな感情を持つこともあなたの権利だから

 悲しいっていう気持ちを持ってもいいのだと思うけど、私から見たら、すごい経験値!って驚いた。」



そう伝えると、ふむ。。。。と考え込んだ彼。


「まあ、悲しいよね。。。

 母親が自分よりも誰か知らないライオン食べてる人を選んだら、ま、ショックだよね。。。。」


という私の話を聞いてるのか、聞いていないのか。


「この感情って変えられるのか?」


「え?」


「Izumiは俺が悲しいっていう感情を持つ権利もあるけど、どんな感情を持ってもいいっていう感じの言い方だったよな。」


「まあ、そうだね。悲しんでもいいし、誇りに思ってもいいし、苦しんでもいいし、嘆いてもいいよね。」


「でも、どうしても母親のことを考えると、怒りが湧いてくるんだよ。そしてこの間、ガールフレンドと喧嘩をしたときに、ガールフレンドが僕に言ったんだ。”あなたのところから去ったりしないから、大丈夫だから”って。


 それを聞いて、俺、ショックでさ。

 そうだ、息子を最愛している母親が自分を置いてけぼりにしたっていうことが本当に辛いんだって気付いたんだ。」


「その辛さって、きっと子供の頃からずっと持っているよね。」


「うん。」

頭を抱えながら、涙をこぼしている30代男性。


「本当は母親を許したいんだ。もう、いいよって手放したいのに、置いてけぼりにされたことが苦しくて、

 許せないんだ。」



「じゃ、IH(インテグレイティッド・ヒーリング)しよか。」


そう言って、マッサージテーブルに横たわった彼。




セッションは、彼の神経回路を整えることでした。


よく思うことがあるんです。


選択肢がたくさんある。


新たな選択ができることもある。


ただ、その選択肢がどれだけ自分にとって正しいかを頭で理解しても

体、つまり感情や感覚は、変わらないことがある。


物事を別の視点で見ることで、変わることもあれば、

神経回路が悲しみや辛さやショックでハイジャックされている時

私たちは、そこの神経回路を変えてあげる必要があります。


逆に、神経回路を変換しないと、なかなか新しい選択肢を選ぶことも出来ないことがあります。



それができるのがIHだと。


と言うことで

IHがどうして素晴らしいのかの無料特別講座を5月に開きます。






もしも、興味があれば、お越しくださいませ。


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モノクロから虹色へ





 
 
 

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