傷口にハエの幼虫がうじゃうじゃいた話
ある日、私は一人の息子が、年老いた母親を必死に説得している場面に遭遇しました。 「ママ、頼むから病院に行ってくれよ。お願いだから、お医者さんに診てもらってくれよ」 息子は何度もそう繰り返していました。 けれど母親は、息子の言葉に耳を傾けようとはしません。 「どうして私はいつもこんな目に遭わなきゃいけないの? どうして私ばっかり。世の中には嫌な人たちばかりいて、私はいつもその犠牲になるのよ!」 彼女は大声で怒りをあらわにしていました。 すると息子が、悲痛な声でこう言ったのです。 「ママ、足の傷を見てよ。もうハエが卵を産みつけて、幼虫がうじゃうじゃしているじゃないか。お願いだから病院に行って、きれいに処置してもらおうよ」 私はその言葉を聞いて、思わず息をのみました。 傷口にハエの幼虫がいる? そんなことが本当にあるのだろうか。 確かに、その女性の足はひどくただれていました。傷は悪化し、周囲には異臭まで漂っていました。 息子は続けます。 「このまま放っておいたら、もっとひどくなる。感染が広がって、足を失うことになるかもしれないんだよ。頼むから病院に行っ
インストラクターの方が体験講座を経て変化した身体の使い方と見方
昨年の夏、Soul of Pilatesでは、 ピラティスインストラクターの方を対象に、5回のオンラインレッスンを行いました。 講座が終わって、みなさんから届いた振り返りを改めて読んでいたら、 「ああ、こんなことが起きていたんだ」 と、私自身が驚きました。 身体が変わった。 できなかったことができるようになった。 それももちろん嬉しい。 でも、それ以上に印象的だったのは、 自分の身体を見る目が変わっていったこと。 そして、 ピラティスを教えることへの考え方まで変わっていったこと。 今日は、この夏にみなさんの身体に起きたことを、少しだけご紹介したいと思います。 「歩くって、こんなに楽だったんだ」 講座の最初の頃、こんな感想が届きました。 「レッスン後、誰かに後ろから押されているように足が前に進みました」 「若い頃はこんなふうに歩いていたのかな?と思いました」 また別の方は、 「歩くときの蹴り出しが変わって、お腹まで自然に使われている感じがしました」 と書いてくれました。 今回の講座で、歩き方の練習をしたわけではありません。 それなのに、歩き方が










































