
Izumi Takiguchi
- 2021年10月29日
- 5 分
罪悪感とカラダと男女
(*今回の内容をまとめた一つ。明日はこのスライドショーを使おうと思っています) 今月の自分軸オンラインクラス、いよいよ明日に。 ヤムナのボールが手元にあり、まだ参加お申し込みをしていない方はこちらからどうぞ。 今回のお話は、女性が罪悪感を持つ理由について。 罪悪感っていうと、なんか重い感じですけど 「あ、これしておかないとダメだったのに、なんで忘れちゃったんだ!」 って自分を責めたり 「なんでこれをやってくれないんだろう」 って相手を責めたり。 これって自覚している罪悪感、 例えば 触ってはいけないというものに触れて怒られたとかというもの と 自覚をしていない罪悪感 の両方が存在をしている。 で、この自覚がない罪悪感が厄介。 自覚がないけど、症状としては出る。 例えばこんな風に。 他人の期待に過剰に答えようとしてしまう。 自分と仲良くしてくれる人に何所か申し訳なく思う。 過去に自分がしたことで後悔してることがある 仕事や恋愛を頑張っているのに、報われない 何かと自分を責めて「ダメだし」する癖がある 誰かを助けられなかった「痛い思い出」がある。 人

Izumi Takiguchi
- 2021年10月28日
- 7 分
愛の不時着
こんな壮大なタイトルをつけていいのだろうか? と思いつつ、私にとってはこのデートは、自分が目的地以外の予想だにしないところに着陸したので あえてこのタイトルにさせてもらいたい。 (愛の不時着ファンの方、すんません) 前回のブログ (こちら) 緊張をしながら、私たちは子供を信頼できる友人に預けて 泊まりがけのデートをすることにした。 子供を預けてデートをするとは、 私の印象では 「お金持ちのマダムが、他の人に頼んで、自分だけ楽しいことをしにいく自分勝手な行為」 と思っていた。 夫婦でデートなんて、アメリカに住んでいればそこら中で聞く。 ハイハイ。子供を置き去りにするなんてさ。 そんな風に言葉通り思わないにしても、そういう斜めで見る節はあった気がする。 そういうことは、アメリカ人がすることであり 責任感強い素晴らしい日本人はすることではない ぐらいの感じだったかも。 っていうか、そういう文化は、だらしないというか、不埒な感じがしていた。 そんな楽しい時間、子供も一緒に連れて行けばいいじゃん。 家族みんなで楽しめばいいじゃん。 そう思っていた。 それが

Izumi Takiguchi
- 2021年10月25日
- 3 分
漂流
3年半、私は一生懸命に母親として走ってきたと思う。 そして、その一生懸命さは、 私たち夫婦を少しずつ少しずつ漂流してしまう大陸のように引き離していることに 私は気づかなかった。 大丈夫だろうと思っていた。 でも、気づいたら、氷の島に乗った白熊のように 雄の白熊がどこに行ったのか、見失いつつあった。 産後クライシスというところも通り越して、 私たちは漂流しながら、混乱していた。 少し前の日曜日。 アンドリューを散歩に誘った。 散歩に行きたかったわけではない。なんかヤバイなと思ったから。 そしたら、アンドリューが教えてくれた。 私から気持ちが少しずつ離れていることを。 私は捨てられるの? 私は愛されないの? そんなことを思うかと思ったけど、私はそれ以前に自分が滑稽で笑えた。 こんなに家族のために、一生懸命にやっていたのに なんだよ、結局家族バラバラという一番最悪の事態に向かっていただけかよ! って言うか一生懸命だったが故に、バラバラかよ!と。 彼にそれを伝えると 「方向性を変えよう。これを言ったのは、あくまでもいずみと繋がりたいからであり 離れたいか

Izumi Takiguchi
- 2021年10月19日
- 4 分
生理二日目
生理1日めのブログ はこちら こんなに体が重いんだっけ? 生理二日目の朝、布団にくるまって、外に出れずにいた私。 ちょうどアンドリューがお休みで、子供たちは起きた途端に パパ〜!と 彼の方へ行ってくれた。 あああ、お腹が重い。 骨盤がジンジンする。 ああ、この感覚を最後に感じたのは、娘の出産の陣痛が始まりそうな時だった。 ただその時と違うのは、 頭がボーッとする。 体が重い。 眠い。 である。 トイレに行くと、ナプキンに真っ赤な血が一杯ついてた。 これ、ジーザス、飲んでたんだよね、昔。 ホーリーブラッド。(聖なる血)か。 今は、赤ワインになっているけどさ。 そんな風に思いながら、私はゴソゴソとパンツに新しいナプキンをつけた。 ナプキンだけだと、なんだか心もとない。 だから、生理用ショーツを履いた。 ああ、この包まれる安心感。 こうやってしっかり生理が来たのは4年ぶりだ。(*忠実には2年ぶり。ただ、すぐにその後妊娠をしたので、この重さを覚えていないんでスゥ) 忘れていた、この感覚を。 昨日、実は年間スケジュールと今後5年先の未来の設定をする予定だっ


Izumi Takiguchi
- 2021年10月18日
- 3 分
生理再開
朝、娘と一緒に買い物に出かけた先で トイレに入ると、パンツに赤い血がついてた。 「うそ!」 それが第一声。 確かに排卵のような透明な長ーい液体は出ていたし 夜間も断乳して、1日おっぱいがハルこともほぼ無くなってきていたから 生理が始まろうとして当たり前なんだろうけど 私の中では、とってもミックスした気持ちで一杯に。 まずは、生理がないことでの気性のアップダウンがない楽さから 自分メンテナンスが始まるやんっていう感じ。 言ってみれば、自分をメンテナンスするよりも 誰かのために翻弄をしていた方が、私はすごく楽。 でも生理が始まると、自分の波があるから 人のために翻弄できなくなる。 自分のことなんかに構っているよりも 他のことに没頭していたい。 生理によるホルモンの波に自分の1ヶ月を左右されたくない。 そんな風な思いが出てきた。 子供が夜、熱を出した、夜、抱っこしてと泣いてきた。 生理がなければ、それにすぐに対応できる。 でも、生理後であればいいけど 生理前なんかの眠い時に夜中に子供にきた時に、私、心地よく対応できるかなあて。 そして、自分がない方がず


Izumi Takiguchi
- 2021年10月13日
- 6 分
良い人間の連鎖
私の両親は第二次世界大戦前に生まれ、幼少期を戦時中として過ごした。 戦時中の話を聞くと、それはそれはヒモジイ想いをしていたことを感じる。 たくさん兄弟がいる父親の母、つまり私の祖母は 炊いたお米を子供たちに食べさせ、自分はその米びつにお湯を入れて 残った米を削ぎ落として、夕飯として飲んでいたと聞いた。 たまにご飯が自分の分があっても、 乞食が家にきたら、そのお米を与えて自分はまた米びつに残った米をお湯で飲んだという。 父は生後8ヶ月まで首が座っていなかったという。 とうもろこしの削ぎ汁をおっぱいがわりに飲んでいて栄養失調だったからだと。 そんな父も優秀に育ったが、進学校にいける頭脳を持ちながら 中学の先生にお前は貧乏だから家族が大変になるから進学校にはいくなと言われたのだと。 祖母は学校の先生様がいうのであればと、近くの商業高校に通わせることにした。 それでも、彼は、自分を信じることをやめずに大学まで出て 彼らが大人になる頃には高度経済成長の中で一生懸命に日本という国を建て直してくれた。 今の70代80代の方々を見て思う。 なんて「自分」があるの

Izumi Takiguchi
- 2021年10月3日
- 4 分
Integrated Healing in LA 2021
毎回、感動で一杯の インテグレイティッド・ヒーリングの講習会日程が決まりました。 ヒーリングって何をするんだろうって感じですよね。 私はもともと皮膚を治したくてインテグレイティッド・ヒーリングに入りました。 顔がパンパンにはれた2011年の1月に、私はお申し込みを決めました。 そして、私の問題は皮膚にあるのではなく、 心の内側にあるドス黒い色んな想いがこんがらがった結果 皮膚として出たのだと知りました。 そこから色んな人をセッションしていくと 心の内側が、体に不調となって現れていることが多いことに気付いて行きます。 声が時折出なくなることが、ベトナム戦争でのトラウマだという方。 生理痛の酷さが、父親からの期待に応えられない想いからという方。 不整脈が、親の言いなりで生きないといけないという義理の心からという方。 偏頭痛が、「私は完璧でないと嫌われる」という思い込みから。 生理不順が、昔の彼に言われた一言から。 また、体調不良ではないにしても 彼氏ができないが、離婚した相手とエネルギー的につながっていた とか 写真に写るのが怖い、というのが、昔ブス


Izumi Takiguchi
- 2021年10月1日
- 3 分
Untouched Wounds
(*顔にパックをしながら寝る前の本読み時間です) 私が幼いとき、父親が言いました。 『怒るというのは自分を見失うことだ。 だから怒るというのは何の得策にもならない』 そう言って、事件を処理する父はいつも冷静でカッコよくて 私もそうなりたいと思っていました。 だから、私の中で怒ることって ダサいことだって思っていましいた。 電車の中でイライラして携帯を連打している人 声の口調がきつい女上司 嫌みったらしくクドクド話すレストランのマネージャー 美しくないって思っていた人たち。 嫌だなあって思っていた人たち。 ところがどっこい、 そのしわ寄せは大きく自分に降りかかりました。 私自身が怒るべきときに怒れず 皮膚に炎症となって出てきました。 それが2006年のことです。 そして、アンドリューに出会ってその話をしました。 『イライラしている人ってダサいって思っていたし、 自分がイライラすることもダサいって思う。 でも、あなたの周りは ”よく怒りをあらわにできた!”と賞賛する人が多い。 それはなぜ?』 そしたら、アンドリューが言ったんです。 「怒りが出てくると