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体感覚を大事にする

今日YouTube撮影の日。


体と心をどうしてワークする必要があるのか?ということを聞かれて

お話をした時間。


ねえ、さとこちゃんもやってみようよ


そう誘ったので、さとこちゃんはやる気満々でワークアウトようの洋服を持ってきてくれた。


そして、着替えて体を触っていく。


彼女が今日おこなったルーティンは、内腿のルーティン。


このルーティンをすると思い出す光景がある。


すごく暑い夏に行った何年か前のワークショップ。


セミが激しくなく時期だった。


参加した方は、全て日常生活で体を動かさない主婦の方の集まりだった。



実は、私が体を動かさない一般女性のグループに教えたのはそれが初めてだった。



それまではヨガをやっている。バレエをやっている。サーフィンをやっている。

何かしら体を動かしている人が対象だったが

その時は、誰も体を動かす事が日常生活にない方ばかりだった。



だから

体の部位がどこかも分からない。


事前に、運動できる格好でと伝えたけど

スカートやジーンズを履いてワークショップに参加していた。



そして、とても表情は悲しそうで不満がいっぱいあって

それをどうしたらいいのか分からずに苦しんでいる方々ばかりだった。


ストレスを聞いていくと、怒涛の如く、感情を抑圧した「考え」が出てきた。


悲しいとは言わなかった。


その代わり、


旦那にもっとこうしてほしい

そういう言葉が出てきた。



怒っているとは言わなかった。


そのかわり、


胃腸が痛いと言った。



寂しいとは言わなかった。


その代わり


肩が凝っていると嘆いた。


そんな

彼女たちにボールを恥骨に置いてもらった。


そこにボールを置いた時、呼吸ができない女性が多かった。


でも、大半が何も訳がわからないという女性ばかりだった。



その時、こんなにも体を動かしていないということは、

自分と分離、解離、していくことなのか


と思った覚えがある。


特に、ボールを置いているけど何も感じませんという女性は

どこをみているかわからない虚な目をしていた。


子供もいる。旦那もいる。

でも、自分がいない。


そんな感じだった。



ボールを乗って、降りた後、

「これが何だったんですか?」という表情で


「ありがとうございました」とだけ言って帰っていった。



あの頃の私は、その彼女に無力感を感じた。


でも、今は思う。


カラダにアクセスをすると、何も考えられなくなる事があることを知っている。


よくわからないけど、

頭が働かなくて、体の感覚に飲み込まれて、言語化できない。

その感覚がとっても未知で不快で逃げ出したい気持ちにもなる。



そんな昔の光景を思い出しながら、私は目の前にいるさとこちゃんの体を触った。


彼女の左の足が亀の頭のように引っ込んでいた。

少しずつ外へと誘導する。

そして、終わった後、彼女はボーッとしていた。


カメラが回っているから、コメントを言わないと!って思う気持ちと裏腹に

彼女の頭がぼーっとしてまわらない。


そこに焦って戸惑っている彼女を見るのも興味深かったです。


その彼女の感想はこちら




リラックスなんて頭で理解しなくていい。

体で感じてくれれば、言葉でつたえれなくてもいい。



今週金曜日(日本は土曜日朝)

ヤムナボールのクラスです。


ご興味がある方は、こちらからお申し込みくださいませ。


アメリカ時間木曜日8月25日夕方6時

日本時間金曜日8月26日朝10時


締め切りです。




モノクロから虹色へ







 
 
 

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