Life and Death


母の日が来て、ちょうど流産して一年が経ちました。

そして、今私のお腹の中には新しい命が宿り、

あと2ヶ月でこの世に産まれようとしています。

8ヶ月にはいるとこんなに胎動を感じるのか?!という位

ずっと動き回って、太ったお腹が波打っています。

ビデオに撮ろうとすると、ぴたっと動きが止まるので、

この波は私の贅肉の波ではないのだと毎回感じるのであります。

マヤ文明でこんな事を学びました。

女性は生と死を人生で6回繰り返すと。

そのうちの3回は、

その生理が初めてきた初潮というとき、

女の子という時期の「死」を迎え、女性と言う「生」の始まりになります。

これをmaidenと呼びます。

そして、出産をするとき

シングルの女性と言う時期に「死」を迎え、母と言う「生」の始まりになります。

これを、motherhoodと呼びます。

更年期という時期が来ると

母なり女性という時期に「死」を迎え、婆という「生」の始まりになります。

これを、croneと呼びます。

そう学びました。

婆と聞くと、あたかも単に年老いた女性の様に扱われますが

マヤ文明では、この婆という存在は、自分の今までの知識を家族の為に使うという役割から

コミュニティに還元していく知恵ものとして尊敬をされます。

でも、やっぱりメディアで、美魔女とか取り上げられると

生理が終わったら「女」が終わるッて言う感覚とかも、

どこかで植え付けられていて。

そのマヤ文明の考え方と昨今のメディアの差に

『違うんだよな〜なんか真実と違うんだよな〜』って感じていました。

さて、そんな私、母の日に、母に電話をしました。

そして、初めて胎盤の位置の事を話しました。

すると母が『誰、なんなのその医者は?』と。

その予想をしていない彼女の発言にビックリした私。

『え?結構、権威があるDr.っぽいんだけどさ〜』

と伝えると、

『あのね、その人、命を扱っている事を分かっているのかしら?

 今の時点で、2ヶ月後の赤ちゃんの様子なんて、予想する事なんて出来ないのよ。

 だから、今から分からない未来を予想して、決めつけて、

 予定を立てちゃうこと自体、おかしいと思うわ。

 やめちゃいな、そんな人。』

それを聞いて私、ホッとして電話口で声を上げずに泣きました。

『あのね、お産は安心して、合う人だなって人とするのが一番よ。

 大丈夫よ。そんな、あんたが、心配して泣いてたら赤ちゃんが可愛そうよ。

 胎教って言うけど、アレは、本当にあると思うわね。

 昔ね、エポック博士の育児書って言うのが流行ったんだけど、

 それを私は、分からないから一生懸命に読んでね、それに従わないと不安になっていたものよ。

 でも、今思うと、「誰?エポック博士って」って思うわ。

 あの本を読んでいた時間はムダだったわ。

 本当にムダだった。あんな、本に一喜一憂して。バカみたい。

 それよりも、赤ちゃんの一瞬を楽しんだ方が遥かに子育ては楽しかったと思うわ。

 だからね、今から未来の事を決めつけて言うその医者、やめちゃいな。』

 彼女のつらつらと話す声を聞いて、電話口でのど仏が痛かった。泣くのを必死にこらえて。

 その涙は、今までの知っている感情ではなく、母の言葉が嬉しくて、ありがたくて、身に染みて。

 彼女の経験から来る言葉は、真実で、私を育てた母だから、もっと私の心の奥に入って来て。

 そして、何よりも彼女の、

 『心配しなさんな。大丈夫よ。もっともっとあなたのカラダと赤ちゃんの方が遥かに賢いわ。