てんかんの原因２
てんかんの発作を起こしてから
とにかく夜中じゅう歩き回り眠れない犬のジェイミーのインテグレイティッドヒーリング（IH）のセッションを行うことにした。
てんかんの薬をとってるから、ちょっとdrowsy になるはずなのに。
何度も倒れて、歩き始めて、また倒れてを繰り返す彼女。
ひと呼吸着いてから、彼女のセッションを私は始めた。
ワークするトピックは、「睡眠不足」で反応があった。
話すことができない動物のワークは、しばしば情報というものが出てくる。
そこでの情報は、
『山羊座が持つ特徴を手放し、健康を手に入れます』
というものだった。
山羊座？？？
すかさずインターネットで調べると、
【山羊座は、忍耐力があり、我慢強く、一度決めたことは守り通す性質があります。】
と書いてあった。
よく分からなかった。
そもそも、ジェイミーはレスキューされた犬なので、
いつ生まれたのかも分からない。
山羊座だったのかなああ、なんて思いながら
セッションを進めていくと、
彼女のゴールは『Chill Out （落ち着く）』というもので決定した。
それを阻んでいるものが『ネガティブなエネルギーコード』だという。
落ち着けない？？？
ネガティブなエネルギーコードがあって？？？
へ？？？
ネガティブなエネルギーコードとは
人が他人と友人関係なり、恋人関係なり、家族関係なりを持つときに
お互いの間にコードが繋がる。
美しく繋がる時もあれば、ネガテイブに繋がる時もある。
これがネガティブに繋がっている場合は、
なかなか自分の思い通りに物事が進めないということがある。
離婚しても、前の旦那さんとまだネガティブに繋がっていたら、
新しい出会いや、再婚に至れないというのは
よく聞く事例の一つだ。
うちの犬がネガティブなエネルギーコードを誰に持っているかって？？？
私？
アンドリュー？
どちらも違った。
まさか、娘？
そういうと大きくイエスが出た。
確かに、うちの犬は、娘が生まれてから、距離を置いている。
初めての赤ちゃんに、私もアンドリューも全てのアテンションが
娘に注がれたといっても過言ではない。
自立して、一人で自分の部屋に行って寝ているジェイミーに
私は大丈夫だと思い、一人でいるのが好きなんだろうなぐらいに思っていた。
娘がジェイミーに関わろうとしても、ジェイミーはどこかへ
プイと行ってしまう。
ひつこい娘の関わりに、ジェイミーが噛み付こうとするジェスチャーをして
私が『こら！』と怒る事は何度もあった。
そして、アンドリューにさえ、ジェイミーが牙を剥くこともあった。
私は、単純にそれは、私のマザーホルモンのせいだろうと思っていた。
妊娠中から、ジェイミーはアンドリューよりも私により懐くようになっていたから。
きっと授乳が終わったら、元に戻るのだろう。。。と。
ドッグトレーナーからもそう言われていた。
私よりもドッグトレーナーの方がより理解をしているだろうと、信じて疑わなかった。
（*いつも二人の間には一定の距離がある。娘がジェイミーをみようとしても、ジェイミーはこうやって目を逸らす。一度もジェイミーがアイコンタクトをしているのを見たことがない）
娘とジェイミーのネガティブなエネルギーコード。
確かに
動物番組で見るような、赤ちゃんと犬が一緒に寄り添って寝ているなんて光景は
この２０ヶ月見た試しがない。
娘とネガティブにつながっているから、、
彼女の心の中はずっと落ち着かなかったのか。。。
ふむ。
それにしても、なんでネガティブにつながったんだろう。
そのコードを解除して、私はやれやれと終わろうとした。
すると、終わりのゲートが閉まらない。
『次のセッションをしてほしい』と出る。
なんだろう。。。。
そう思って、次のセッションへ進むことにした。
その次のセッションで、私は彼女がてんかんを起こした根本的な原因を知ることになり
涙が溢れて止まらなかった。
続く
モノクロから虹色へ
