ヤムナとピラティスで体が変わる肋骨と背骨の気づき
「ボールの上に乗っていただけなのに、数日ぐったりしました」
9月のヤムナとピラティスの融合クラスに参加してくださった方から、そんな感想をいただきました。激しい筋トレをしたわけではありません。汗だくで追い込んだわけでもありません。
それでも体の奥では、大きな気づきと変化が起きていたようです。
もちろん、すべての方に同じ変化が起こるとは言えません。体の状態、これまでの使い方、生活習慣、出産経験、運動歴によって反応は変わります。けれど、自分の体を丁寧に見つめていくと、思いがけない場所から答えをもらうことがあります。
ヤムナは、そのためのとても素晴らしいツールだと改めて感じました。

ボールの上に乗るだけで体が反応する理由
ヤムナの不思議なところは、見た目の動きがとても静かなのに、体の内側では強い反応が起こることです。
ボールに体重を預ける。
呼吸をする。
骨や筋肉の位置を感じる。
急がずに、今ある感覚を追いかける。
これだけを見ると、ハードな運動には見えません。でも、普段あまり意識していない肋骨まわり、背骨まわり、足裏、骨盤まわりに働きかけると、体は想像以上に反応します。
いただいた感想の中にも、こんな言葉がありました。
子供のころから肋骨が出ていて、これが自分の体形だと思っていましたが、整えていけるんだと衝撃の発見でした。
「これは自分の体形だから仕方ない」と思っていたことが、実は長年の姿勢や使い方の結果だったかもしれない。そう気づく瞬間は、とても大きいです。
体は固まったものではありません。年齢を重ねても、出産を経験しても、運動から離れていた期間があっても、今の体を観察するところから変化の入り口は見えてきます。
肋骨を突き出さないという小さな意識
感想をくださった方は、レッスン後も日々の中で肋骨にボールをあてたり、肋骨を突き出さない姿勢を心がけたりしていたそうです。
そこで起きた感覚が、とても興味深いものでした。
朝方、寝ているときに、内臓の位置が変わっていくように感じた。
数日後には、背骨の間が広がっていくような感覚があった。
身長が伸びた気がして測ってみたら、1インチ伸びていた。
これを医学的な変化として断定することはできません。身長は測る時間帯や姿勢、測定環境によっても変わります。けれど、その方にとって「体の中の位置関係が変わったように感じた」という実感があったことは、とても大切です。
肋骨は、呼吸にも姿勢にも深く関わります。肋骨が前に突き出る癖があると、腰を反らせやすくなったり、首や肩に力が入りやすくなったりします。そこで肋骨まわりを丁寧にゆるめ、呼吸と一緒に本来の位置を探していくと、体全体のつながりが見えやすくなります。
体はパーツごとに分かれているようで、実際には全部つながっています。
肋骨を見直すことが、背骨、骨盤、足、胸まわりの感覚にまでつながることがあるのです。

ピラティスを組み合わせると体の使い方が見えてくる
ヤムナで体を感じる。
ピラティスで、その体をどう使うかを学ぶ。
この組み合わせには、とても大きな意味があります。
姿勢を整えようとすると、つい次のような指示に走りがちです。
顎を引く
肩を下ろす
お腹を凹ませる
背筋を伸ばす
骨盤を立てる
もちろん、これらが役に立つ場面もあります。ただ、体の状態を見ないまま形だけを直そうとすると、別の場所に力みが生まれることがあります。
肩を下ろそうとして首が固まる。
お腹を凹ませようとして呼吸が止まる。
背筋を伸ばそうとして肋骨が前に飛び出る。
そうなると、整えているつもりが、体をさらに固めてしまうこともあります。
ヤムナで「今、自分の骨はどこにあるのか」「どこが縮んでいるのか」「どこに感覚がないのか」を見てからピラティスをすると、動きの理解が変わります。
ヤムナとピラティスで体が変わる肋骨と背骨の気づきは、単に姿勢をきれいに見せるためのものではありません。自分の体がどこにあったら楽なのかを知り、そのうえで動くための土台になります。
足のアーチから小指の爪まで体はつながっている
今回の感想では、肋骨や背骨だけでなく、足の変化についても触れられていました。
「大仏君」によって足のアーチが出てきて、潰れていた小指の爪も直ってきているとのことでした。
大仏君とは、ヤムナフットウェイカーズのこと。足裏にしっかり刺激を入れ、普段眠りがちな足の感覚を呼び起こしてくれる道具です。
足は、体の土台です。足裏の感覚が鈍くなると、立ち方や歩き方が変わります。小指側にうまく体重が乗らない、土踏まずがつぶれる、膝や股関節に負担がかかる。そうしたことが、上半身の姿勢にも影響することがあります。
肋骨のことを見ていたら、背骨に気づく。
背骨を感じていたら、骨盤が変わる。
足を整えていたら、立ち方が変わる。
体はいつも、こちらが思っているより立体的です。
そして一つの場所へのアプローチが、別の場所の変化を引き出すことがあります。それが、体を見るおもしろさです。

変化を追い求めるより体の声を聞く
こうした感想をいただくと、とても励みになります。同時に、慎重に伝えたいこともあります。
この方のように、数日で大きな変化を感じる方もいます。
一方で、最初は何もわからないと感じる方もいます。
眠くなる方、だるくなる方、呼吸が深くなる方、感情が動く方もいます。
どれが正解というわけではありません。
ヤムナの良さは、結果を急がずに自分の体を見直す時間をくれるところです。
いつも外側の形ばかり気にしていると、体の内側で何が起きているのかを見逃しやすくなります。
肋骨がどう動いているのか。
背骨にどんな感覚があるのか。
足裏は床をどう感じているのか。
呼吸はどこまで入っているのか。
そうした小さな観察が、体との関係を変えていきます。
もし痛みが強い場合や、医師の診断を受けている症状がある場合は、無理をせず専門家に相談してください。レッスンは医療行為ではなく、体への気づきとセルフケアを深めるための時間です。
次回のヤムナとピラティス融合クラス
次回のクラスでは、今回のように肋骨や背骨、足裏の感覚を大切にしながら、ヤムナとピラティスを組み合わせていきます。
「自分の体をもう一度見直したい」
「姿勢を形だけで直すのではなく、感覚から理解したい」
「肋骨の開きや背骨の詰まりが気になる」
「足裏やアーチの感覚を取り戻したい」
そんな方に、ぜひ体験していただきたい内容です。
日程
地域 | 日時 |
カリフォルニア | 10月22日(木)16時〜17時30分 |
ニューヨーク | 10月22日(木)19時〜20時30分 |
日本 | 10月23日(金)8時〜9時30分 |
レッスン代
50ドル
持ち物
マット
ヤムナパールボール
ヤムナフットウェイカーズ
お水
オープンマインド
体はまだまだ発見できる
体の変化は、いつも派手に起こるわけではありません。けれど、ある日ふと「あれ、呼吸が入りやすい」「立ち方が違う」「背中が広い」「足が床についている」と気づくことがあります。
その気づきは、自分の体を信じるきっかけになります。
ヤムナは、体の声を聞く時間をくれます。ピラティスは、その体をどう使うかを教えてくれます。二つを組み合わせることで、ただ頑張る運動ではなく、自分の内側から整えていく時間になります。
次回のクラスで、またどんな発見が生まれるのか楽しみです。興味のある方は、ぜひご参加ください。体に向き合う時間を、一緒に丁寧につくっていきましょ。
モノクロから虹色へ



































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