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インストラクターの方が体験講座を経て変化した身体の使い方と見方

2 日前
読了時間: 7分

昨年の夏、Soul of Pilatesでは、

ピラティスインストラクターの方を対象に、5回のオンラインレッスンを行いました。




講座が終わって、みなさんから届いた振り返りを改めて読んでいたら、

 

「ああ、こんなことが起きていたんだ」


と、私自身が驚きました。


身体が変わった。


できなかったことができるようになった。


それももちろん嬉しい。


でも、それ以上に印象的だったのは、



自分の身体を見る目が変わっていったこと。

そして、

ピラティスを教えることへの考え方まで変わっていったこと。



今日は、この夏にみなさんの身体に起きたことを、少しだけご紹介したいと思います。




「歩くって、こんなに楽だったんだ」


講座の最初の頃、こんな感想が届きました。


「レッスン後、誰かに後ろから押されているように足が前に進みました」


「若い頃はこんなふうに歩いていたのかな?と思いました」


また別の方は、


「歩くときの蹴り出しが変わって、お腹まで自然に使われている感じがしました」


と書いてくれました。


今回の講座で、歩き方の練習をしたわけではありません。


それなのに、歩き方が変わる。


私は、こういうことが起こるたびに、


身体って、本当に面白いなあ


と思います。


身体は全部つながっている。


ひとつの場所との関係が変わると、思いもよらなかったところまで変わり始めることがあります。



スーパーのドアに映った自分を、二度見した


こんな報告もありました。


「スーパーのドアに映った自分を見て、『頭の位置が違う!上腕の位置が違う!』と二度見しました(笑)」


自分で自分を二度見するって、すごくないですか(笑)。


他にも、


「背中にも呼吸がたくさん入るようになった」


「首や肩まわりの重い不快感がとても軽くなった」


「頭痛がスッキリなくなった」



など、いろいろな身体の変化がありました。


でも、私が一番心に残ったのは、長く身体の痛みを経験してきた方のこの言葉でした。


「私の身体、もっとつながれるかも。まだ可能性があるかも」


数年ぶりにそう思えて、レッスン中に涙が出たそうです。


私はこの言葉を読んで、とても嬉しくなりました。


ピラティスを長く続けていると、


ここが弱い。


ここが使えていない。


もっとこうしなきゃ。


これができない。


知らないうちに、自分の身体の「足りないところ」を探すのが上手になってしまうことがあります。



でも私は、

「私の身体、まだ何かできるかもしれない」


と思えるピラティスであってほしいと思っています。




練習していないことが、できるようになっていた


今回、とても象徴的だった出来事があります。


講座が始まったときには難しかったティーザーが、最後にはできるようになっていた方がいました。


面白いのは、その方がティーザーばかりを練習していたわけではないことです。


本人も、

「どうしてできるようになったのか、自分でもよく分かりません」

と書いていました。


これ、私は大好きなんです。


「これができないから、これを100回練習する」


だけが、身体を変える方法ではありません。


身体全体の関係が変わっていった結果、


ある日やってみたら、


「あれ?できる」


ということがある。


力でねじ伏せて達成したというより、


身体全体が協力し始めた結果、突然できる。


私は、こういう瞬間にものすごく興奮します。



そして、変わったのは身体だけではありませんでした


今回の参加者の多くは、ピラティスインストラクターです。


だから講座が進むにつれて、自分自身の身体だけではなく、


「私は今まで、どうやって人の身体を見ていたんだろう?」


という問いも生まれてきました。


ある方は、


「今までは、エクササイズが正しくできているかを主軸に見ていました」


と振り返っています。


また別の方は、


「クライアントさんに答えを出そう、出そうともがいていました」


と書いていました。



分かってもらわなければ。


変えてあげなければ。


正しい答えを渡さなければ。


インストラクターとして真面目であればあるほど、そんな責任を背負ってしまうことがあります。



でも5回を終えた頃、こんな言葉が出てきました。


「正解は、その人の中にある。」


「私は選択肢を提供するだけ。」


「答えはご自身が知っている。私はそこに目を向けてもらえるように伴走する。」


身体を見る目が変わると、


教え方まで変わっていく。


これは今回の講座で起きた、とても大きな変化だったと思います。



63歳でも、身体は進化する


そして、こんな言葉もありました。


「年齢や体力の衰えには逆らえないと思っていました。でも、その考えが変わりました」


そして、


「63歳になった今でも、どんどん進化していける」

と。


これも、私が伝えたいことの一つです。


身体は、


若いから可能性がある。


柔らかいから可能性がある。


筋力があるから可能性がある。


というものではないと、私は思っています。



今の身体からでも、まだ知らない使い方に出会うことができる。


何年ピラティスをやっていても、


「あ、身体ってこんなことできるんだ」


という瞬間はあります。




「やっぱりピラティスが好き」


5回を終えた最後の振り返りに、


「やっぱりピラティスが好きだなと再確認しました」


「ピラティスインストラクターになって良かった、と自分を誇りに思えました」


という言葉がありました。


私は、これが一番嬉しかったのかもしれません。


身体を変えることも大切。


エクササイズができるようになることも嬉しい。


指導力が上がることももちろん大事。


でもその先で、


「身体って面白い!」


「ピラティスってやっぱり面白い!」


と、もう一度思ってもらえたこと。


それが何より嬉しかった。




身体は、私たちが思っている以上に面白い


今回の5回の講座で、特別な「正解」を覚えてもらったわけではありません。


むしろ、


自分の身体を感じて、


「あれ?」


「さっきと違う」


「ここを変えたら、こっちまで変わった」


と、自分の身体の中で起きていることを見つけてもらいました。



私は、先生の答えをコピーすることより、


自分の身体で「あ、これか」と分かる瞬間が好きです。


「できないからダメ」ではなく、


まだ知らない可能性がこの身体にはあるかもしれない


と思えることが好きです。



そして何より、


「身体って、こんなことできるんだ!」


という驚きが好きです。


この夏、参加してくださったみなさんの振り返りを読みながら、


私自身も改めて思いました。


身体は、私たちが思っている以上に賢い。


そして、


まだまだ、知らないことがたくさんある。


だから私は、ピラティスが面白くて仕方がないのだと思います。


さて、お知らせです。




この夏に行ったこのプログラムを、この冬、もう一度オンラインで開催します。


今回も対象は、ピラティスインストラクターの方です。


何か新しいエクササイズをたくさん覚えるための講座ではありません。


「もっと正しくやらなきゃ」「もっと上手に教えなきゃ」


というところから少し離れて、


自分の身体には、まだどんな可能性があるんだろう?


そんなふうに、自分の身体をもう一度見てみたい方に来ていただけたらと思っています。


プログラムは、最初のプライベートレッスンと、その後の5回のオンライン・グループレッスン。


まず私が一度、あなたの身体を見せていただきます。


そしてそこから5回、自分自身の身体でいろいろなことを感じ、試し、発見していきます。


この夏に参加された方たちに起きたことと、まったく同じことが起こるとは限りません。


身体は一人ひとり違うからです。


だからこそ私は、


あなたの身体から、どんな発見が出てくるんだろう?


ということを楽しみにしています。


「私の身体、まだ何かあるかもしれない」


この記事を読んで、もし少しでもそう感じた方は、ぜひ詳細をご覧ください。


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モノクロから虹色へ


 
 
 

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