似て非なる物
- Izumi Takiguchi
- 2016年7月12日
- 読了時間: 4分

日本に到着しました。
両親が大好きな私は、毎回、実家に帰るのがとても楽しみです。
そう言えば、以前にメイルで
母親に対する怒りや葛藤を書いたブログを読んだ方が
お母さんが嫌いなんですねという内容を頂きました。
おおお〜なるほど!そうか!と。
そう思っちゃうよね〜って。
母親との確執や父親からの影響を沢山受けて葛藤をして来た私ですが、
その確執や影響は私の中で学び成長して行くものであり
それがあったから両親の事を嫌いになるというのとは、
別物でした。
多分、嫌いだったときは、まだ私が親離れをしていなかったときで
全ての責任を親になすり付けていた時だと思います。
『お母さんに勉強しろって言われてムカつく!』みたいな反抗期的次元。
この[行動]と、[感情]が別物になると
私はもっと人間関係が楽になるのではないかと
思っています。
例えば、友達に何かイヤな事を言われた時、
自分がイヤだと感じたわけで
友達がイヤな事をしようとしたわけではないかもしれない。
それでも、友達に対してイヤだなと感じて、その子の事を嫌いになるっていうのが
反抗期に近い感じの人間関係です。
友達の行動(Doing) がイヤだったのに、
その友達自身(being)を嫌いだと勘違いしてしまうパターン。
上司に言われた事がイヤだったのに
上司自身を嫌いになるパターン。
私自身どれだけ、これを今までやってきたことか!
まるで上の写真のテカリと艶ぐらい違う〜!
これをし続けると、だれも友達なんていなくなって、
周りが全て敵に見えやすい傾向に陥ります。
あんな事を言われる(doing)なんて、私の事を嫌っているに違いない。(beingの否定)
あんな事をされる(doing)なんて、私には価値がないに違いない。(beingの否定)
あんな風に見える(doing)なんて、私って愛されないのね。(beingの否定)
だから、アルファな女史は、beingの否定をされないようにDoingにこだわり続ける。
ちゃんとやろうって。
しっかりしようって。
きちんとしなくちゃって。
で、出来ないと、自分のbeingの否定をし始める。
私、何も出来ていない。何やっているんだろう。。。みたいな。
この間自分を信じると言うブログでも同じ事ですね。
私の場合は、昨日も私のペースなんて考えずに
『もう5時よ、早く夕飯作って』とせかす母の態度が嫌でした。
私のペースでやらせてよ〜!って思うし、
私の中で6時に夕飯作り始めれば7時には食べられるって思っている節もあります。
昔の私だったら、せかされるのがイヤながらも、文句を言いながらやってたかも。
母親の事を嫌いではないから、彼女の言う通りにする、、、みたいな。
だから、人のせいにしてた。人との関わり方が分からなくなってた。
こんなに頑張っているのに、、、とか、(努力のムダ使い)
こんなにやってあげているのに、、、、とか(ひとのせい)
彼女の奴隷みたいになっちゃう、、、とか。(犠牲者意識)
でも今は、分かっている。何がイヤなのか。
せかされるのがイヤなの、私。
だからといって、
急かす母親の態度がイヤであって、母親自身を嫌いなわけではないの。
だから、今は
『 お!出た、せっかちばあさん。
せかされても、やらんもんね。
7時にちゃんと間に合う様に、6時から作るから安心していいよ。』
って冗談混じりに。
そうすると
『わたしゃ、お腹が空いてるから、7時には食べたいの』
と言い出す。
そっか、お腹がすいているから、7時よりも遅いと耐えられないんだな
と理解が出来る。
『大丈夫。7時に絶対に食べさせる様にするから。
それまでさ、腐りそうなバナナがあったから、それとお父さんの庭でとれた
ブルーベリーを一緒に食べたら7時までに持つんじゃない?』
って提案まで出来るこの余裕。
わっはっはっは。
私、成長したわ。
言われたままにやるマシーンから、相手の要求を理解してあげる所へと。
Doing にまつわる感情と、Being を区別出来ると
アルファでやみくもに頑張ってきた私は楽になりました。
だから、両親に対しての思いって言うのは出しても良いと思っています。
何がイヤだったのか。
それって、両親の事を嫌いだとか、感謝していないとかとは
全然別の次元だから。
スピリチュアルな人にとっては、第一チャクラの学びと言う感じかしら?
スピリチュアルに興味がない人は、自分のルーツ(親)からの進化/成長を遂げる事
だと思うと分かりやすいのかな。
という事で、私は母のせっかちさに対して、イヤやわーと思うけど
母の事は大好きで、私を育ててくれた事をココロから感謝しています。
そんな風なココロの癖とカラダの繋がりを子宮を中心に見て行く4日間のクラス、
今週末から!
テカリを手放し、艶の肌へ
たのしみだぜーい。
モノクロから虹色へ










































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