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いつまで弱いままの自分でいるの?

先日のレッスンで、明かに動きが変わったなあと思うインストラクターが1人いた。


ree

彼女自身41歳でピラティスを学び始め51歳で私は出会わせて頂いている。


初めに出会った頃の彼女は、もろくて、自信がなさそうで、表面は人が良さそうだけど、中身がよく見えなくて、色々やってきた経験があるのに過去の自分の一つ一つを認めるよりも、何が悪かったかの方に行きがちな彼女に見えた。


よく泣いて、よく自分を責めていた感じがする。


それでも違う面の彼女は、色んな国を渡り歩いて、色んな人と知り合いで、色んなことに挑戦をしていて、心から自分の子供を応援している逞しく美しい。


そのギャップに驚きながらも、

レッスンは肩肘張って生きている様子が見え、

肩をバキバキに使って動いていた。


だからその使い方に疲れてしまう彼女は

その疲れた自分をまたダメな私とジャッジしていた。


レッスン中に彼女に声をかけることは私は少なかったかと思う。

彼女のことは目の片隅でずっと追っていたけど、

声をかけても彼女にとってプラスの反応が出てこないのではないかと思って

最小限のことは伝えるけど、あとは静かに見守ることにしていた。


彼女の芯の強い部分は感じているから、ただ、ひたすら芽が出るのを待つ。

自分で自分の体の変化を見つけていくことを待とうと思った。


ある日、レッスンで骨盤の呼吸について話した。

彼女に肩肘について話したら、きっと混乱するだけだから

肩肘の力が抜けるには骨盤の意識じゃないかと踏んで

そのテーマを出したら、彼女の中でドンピシャにハマったようだった。


自分が真ん中で立っている感覚を得たようだった。


頭で考えて頑張ることではない体の達成を体現できた感じだった。



芯の強い彼女だから、きっと方向性が見えたらそっちに向かって突き進むだろうと信じていた。


芯の強い彼女だから、仲間のレッスンにも通って自分の体を見つめていた。


素晴らしい仲間のレッスンで喜ぶ様子を見るたびに

自分の可能性を見出していくなあと私自身尊敬の念も持ってみていた。


彼女はいろんなイベントに出て、色んな方とかかわって、

自分と向き合っていくのを垣間見させてもらいながら

すごいなあ、この行動力って思っていた。


誰かが彼女を変えてくれるのを待つのではなく

自分が行動していく。


そんな自分と向き合ってもがいた時間は長かったように感じていたかも知れない。


自分と向き合って、苦しかったり、なんでなの?って自問自答をしたりした時間も長かったと思う。


でも芯の強い彼女だから、ちゃんとその中で自分で答えを見出している様子だった。


そして、この夏にグループレッスンに参加をしたときに、

チェストエクスパンションというエクササイズのデモをしてもらった。


チェストエクスパンションは、

和訳したら、胸を広げるという意味だ。


このエクササイズを和訳通りやってしまう人は多い。


胸を開いてしまう。


でも、このエクササイズは私は、終わった後に胸が開いた感覚になるものだと思う。


彼女をデモに選んだ理由は、

今までの彼女であれば、このエクササイズを肩肘で行なったであろう。

きっと終わった後に肩関節が痛いと言ってただろう。


でも、

ここまでずっと自分と向き合ってきた彼女だから、

カチッとハマった体の使い方でこのエクササイズの意味を体全体で理解ができると踏んで、デモをした時、しっかりと私の声がけを頭ではなく、体に反応させているのを感じた。


そのデモをした後の彼女の身体は胸を張らなくても胸が広がっている状態で

本人もそれを得れて嬉しそうにしていた。


そんな彼女が昨日のレッスン始めに、

「アメリカに行くのが怖いんです」と言っていた。


今月、彼女は私のところにレッスンに渡米する。


10日間毎日レッスンを受けに来るのだ。


そんなことを言っていた彼女の動きをレッスン中、目の片隅で見る。


そして、強くなったなあと思う。


以前と比べて、諦めることもしない、自分にジャッジすることもしない。

挑戦をすることを選択している姿が見える。


何よりも身体が統合をして動けるようになっている。


今回はサイストレッチというエクササイズを行なった。

多くの人がこのサイストレッチを力任せにやるか、柔軟性を使ってやるかになって

統合してやることが難しい。


でも、彼女の身体は、統合して私の声に反応をして綺麗に動けていた。


強さを兼ねている。

でも、頭の中はまだ数年前の弱い自分でいるみたいだ。


人間だから弱い時もあるし、強気な時もある。


でも、総合的に、もうあなたはあの頃の脆くて弱かったあなたじゃない。

もうこんなに強く美しくなったんだ。


そう10日間でじっくり教えてやろーじゃないの。


そう心の中で思っている。


そして、彼女と直接会って話せることが楽しみ。


彼女の本心や想いが言葉になって話せるから。

前よりももっと強い彼女をみれるだろうから。


そんな彼女の名前は、ミヤジ・トモコ。


人が変わる姿は、本当に美しい。


ミヤジ・トモコさんにブログを出す前に読んでもらったらこんな感想をいただきました。


全部、いずみさんに伝わっていて、分かった上で私と向き合ってくれてたんですね

いや、それは私も感じてました!レッスン中の声かけが私にあまりないこと、

なんとなく一歩引いたところにいずみさんがいること、感じてました。


でもここぞの時にかかるキューイングと、あ!繋がった!と思った時に

いずみさんから、良いじゃんトモコさん!って声がかかる。

画面越しにも伝わるんだなぁって思ってました。


いや、こんな感想を伝えたい訳ではない🤣


そう、ずっともがいてきました。


いずみさんの存在を知った時に、いずみさんが私を変えてくれると思っていました。


初めてオンラインでプライベートレッスンを受けられるとなった時、

今日が私が変わる最後の砦、ぐらいの気持ちでした。


でもそうではなかった。


その時に、ようやくいずみさんが変えてくれるんじゃなくて、自分が変えるんだって気づいたんです。


(中略)

それからも、"不足の自分"がデフォルトだから、足りない自分を埋めるために色んな講座を受けたり、人に出会ったりしました。


(中略)


暗くて長いトンネルに入ってしまったみたいで、うわーって泣き叫びたい気持ちになりました。


そしたら身体を壊して。

胃腸が悲鳴でした


手を当てて、今までごめんね、ごめんねって触って自分に謝って。毎日丁寧に身体を触ってケアして、身体に優しい食事をして、レッスン以外の予定をキャンセルして自分の心地良いペースで過ごしたら

「全部自分の中にある」って気持ちが自然と湧いてきました。泣けました。


あー、全て日常にあったんだ。特別なことなんていらなくてここにあるんだ。って。

幸福感でいっぱいになったんです。


ここから彼女のサンディエゴに来てレッスンを受けることへの想いや

一緒に学んでいる仲間への感謝が綴られていました。


自分を変えると思った時に、

その人の人生は動き出すんだということを彼女を通じて改めて感じました。


誰かが変えてくれるんじゃない。

自分が変わろうと思った時に、それをサポートする人が現れるだけ。


まずは

変わると決めること。


彼女のことを

素晴らしいと感じた点は、何といっても行動力でした。


選択して行動して初めて自分の道が開かれるから。



彼女へのレッスンが楽しみです。



モノクロから虹色へ


ちなみに自分を変える講座であるIntegrated Healing も募集受付しています!


ree

 
 
 

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