SoulMateを見つけるセッション
- Izumi Takiguchi
- 19 時間前
- 読了時間: 7分
先日の20代女子のセッションでのこと。
本日は何をしますか?
そう聞くと
「半人前から一人前になることです」
と語る彼女。
可愛らしくて今どきのアイドルってこんな感じなんだろうなって見える画面越しの彼女を見ながら
このお題で潜在意識はセッションスタートの許可をもらえるのだろうかとなると
ゴーサインがもらえない泣
「えっと、他のストレスってありますか?」
そう聞くと、
「今日はこれだけをやりにきたので、どうしよう。他に思いつかないんです」
そう言われて、私も困っちゃったなあと
彼女の体に聞いていくと、カードをひけと出る。
ツインフレーム
これはロマンチックな愛の一番深い形の関係性を呼ぶ
と書かれている。
実際のカードはこんな感じだ。

それを見た彼女は
「そうそう!それです!私が求めていたのはこれ!!
ソウルメイトです!」
興奮していた。
「では今日は、半人前から一人前になるってお題ではなくて
ソウルメイトがお題っていうことですけど、これで進められるか
潜在意識に聞いてみますね」
そう私がいうと
「いや、結果的には同じです。
これを私がしたかったんです」
「うん・・・?どーゆーことですか?」
「今、オンラインでデートをしているんですけど、
なかなかこの人っていう人がいなくて。
先日、この人かっこいいなっていう人が出てきた時にデートに誘われていったんですけど、車の中で急になんか顔を近づけてきて、怖くなって車から出たんです。
ああ、この人は、やりたいだけだったんだなってがっかりして。
私、早く半人前から一人前になりたいんです」
そう話す彼女。
混乱した私は彼女に聞いた。
「えっと、それってつまり、彼氏ができることで一人前になるっていうこと?」
「ああ、そうです。ガッツリ出会って、私たち一つになったっていうか
そういうのを感じたいっていうことです」
彼女は同じだというけど、
半人前から一人前にというフレーズではセッションを始められないという潜在意識の訴えなのだから、
何かあるんだろうと思いこのカードの文章を探っていく。
すると
「learn personal-growth lessons 」に反応がある
「えっと、Rさんの言う半人前から一人前になるではセッションは入れなくて、このカードの文章の一つである、個人が成長をするレッスンを学びなさいというところに反応があるんですけど、何か思い当たりますか?」
「え?英会話とか学んで海外の人と結婚するとか?」
「違うみたいですね」
私は文章の中でも特にどこに着目をするかをチェックすると
パーソナル=個人という文字に反応があった。
「さっきから気になっていたんですけど、
ご自身は半人前だと思っているんですか?」
「そうです。私が1人だと、完成しないっていうか」
「完成していないっていうことは、
自分が完成するために
もう1人の完成していない人を見つけるってことってことですか?」
「え?そう言われると、なんだろう、変な気もしますけど」
「でも半人前から一人前になるって、
自分は未完全だから、別の未完全な人と一緒になって1人の人間になりたいっていうことですよね?」
「未完全な人と一緒になる…」
「どんな未完全な人と一緒になりたいんですか?」
「いや、そういう意味で言っているのではなくて」
「では、どういう意味ですか?」
「えっと、2人で一緒になった時に初めて完成したっていうか。
これで私は満たされた、みたいな」
「では、今の状態はRさんは未完成である。
その満たされていない部分を誰かもう1人別の未完成な人に埋めてもらう。
そしてようやく、2つの未完成が一緒になって1人になって完成するっていうことを求めているっていうことかしら?」
黙って天井を見上げている彼女に私は続けていった。
「このカード、ツインフレームって書いてあるので、
フレーム、つまり炎が二つあるってことだと思うんですよね。
未完成の炎って存在するのかなあ?」
「確かに、そうですよね。半分の炎って存在しないっていうかできないですよね」
そう言った時、潜在意識の反応があった。
「Rさんは、Rさんとして完成であるという考えはダメなんですか?」
「いや、私はそんな完璧な人間ではありませんから…」
口籠る彼女
「いや、完璧じゃなくて、RさんはRさんで完全であり完成だということです。
誰かがいないと完成しないRさんじゃなくて、 唯一無二の存在としてRさんがいるのだとしたら、
本当に未完成のRさんをもう半分探すって、Rさんの他に居なくないですか?」
「確かに」
「2人でひとつになるって、とてもロマンチックだから
うっとりしちゃうし、私もわかるんですけど
Rさんの潜在意識だとそこの半人前から一人前になるに反応をしないし、
その代わりに
Learn Personal-Growth Lesson って出してきてるってことは
Rさんの潜在意識は何についてワークをして欲しいんだと思いますか?」
「えー何だろう
私はロマンチックな愛を諦めるっていうことでしょうか?」
「いやいや、ロマンチックな愛を求めるでこのカードも後押しをしていますし。
ただ、このカードで自分個人の成長のレッスンを学びなさいって言っていますから、どんなRさんだったらこのロマンチックな愛の炎が燃えるのかしら?
半人前の、未完成のRさんで見つかりますか?」
そして、どうしてもロマンチックなラブを望んでいるRさんに私は聞きました。
「Rさんが求める本当のロマンチックって、
未完全な2人が合体することですか?0.5+0.5=1 みたいに。
それとも
完全に自分を生きている2人が一緒になって
新しい世界を倍数で生きていくことですか?」
「完全体が倍数で生きていくって、世界が広がる感じがありますよね」
その後
「なんかイズミさんの話を聞いていたら
私、未完全な状態だと思い込んでいるのかなあ」
そこで筋肉が反応をしたので、私は彼女に伝えました。
「今日のお題は、未完全な状態の自分だと言う思い込みについてワークをします」
「えええええーそこなんだー」
そう彼女の驚きと共に始まったセッション。
でもセッションが進んでいくにつれて涙涙でいっぱいでした。
何でもかんでも中途半端だって言われてきた彼女
勉強の成績もそこそこ
顔もそこそこ
運動もそこそこ
学んでいたピアノもそこそこ
就職先もそこそこ
お給料もそこそこ
いつになったら立派な1人の人間として生きられるの?
そう母親にずっと嘆かれてきた彼女。
兄弟はみんなそれぞれ成功者。
その時ある日、出席した友人の結婚式で
神父さんが「半人前の2人が一緒になることで、ようやく一人の完成なるカップルが誕生しました」と言ったのを聞いて、これだ!と思ったと。
結婚したらもうお母さんにあれこれ言われずに済む。
だから、半人前の私、中途半端にしかできない私、突出できない私が
一人前になるには結婚しかない
と思い込んだとセッションを進めていくうちに見えてきました。
言葉というのは、暴力になることもある。
言葉を暴力として使った時、
暴力は痛みだけをもたらすものなのだろうか。
私は彼女の中に強さをみました。
嘆かれながらも、私には何ができるだろうか?と必死に答えを探していた彼女は
強いと思います。
嘆かれて、そうよね、私ってこんなにダメな人間よね
と思うこともできるから。
ツインフレーム
自分の炎を熱く燃やしていけると信じています。
セッションが終わって私は彼女に伝えました。
「神父さん、何でそんな言葉を言ったのかは知らないけど、
確か、聖書に
結婚する前に自分がなるべき私という人間になりなさい
みたいなことが書いてあったのを聞いた気がするんですよね…」
それをいうと
「それは今、わかります。
でもセッションが始まる前は、自分があるべき私は未完全だと思っていたから
そんなことを言われてもグッとこなかったかも。」
確かに自分の立ち位置によって
響く言葉と響かない言葉がある。
自分は大丈夫
そう思えたら、この何千万という言葉の中で選択して聞こえてくる言葉が変わってくる。
どんな自分で言葉を聞きたいか
どんな自分で世界をみたいか
どんな自分でこの世に存在して経験をしたいか
知らぬ間にかかってしまった魔法を解くことができるIHはやっぱりすごいなと。
帰る時の表情が安心して穏やかだから。
帰る時に
「Izumiさん,やっぱりこのカードのイケメン男性と付き合うことになるのでしょうか?」
と聞かれて
「不足しているあなたではなく、
完全なあなたが選んだ形であれば誰でもお似合いだと思いますよ」
とお伝えしました。
嬉しそうに笑って帰った彼女。
自分が完全になれば、相手の完全性も見える。
完全な二人が一緒になったら、もっと素晴らしい未来が待っている気がする。
11月にIH講習会を行います。
自分の内側と向き合う時間になることとなります。
そうやって潜在意識の声を聞きながら
私は何を求めどう生きていきたいんだろう、本当は
それを感じる講習会
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