

Izumi Takiguchi
- 2020年3月26日
- 7 分
アルコール中毒症の男性のセッション
コロナの一件から、インテグレイティッド・ヒーリング(IH)のセッションが オンラインでのセッションのお申し込みが多くなったこの頃。 一人の男性から連絡が入った。 『僕の親友がアルコールでまた捕まったんだ。 彼のアルコール依存をやめたいと思っているのに、やめられないんだよ。 いず美のIHのセッションでどうにかしてくれ』 『IHで、彼の潜在意識がどこまで行くことを許可するか見てみるよ。』 そう言って、私は彼とのセッションをオンラインでつないだ。 何度かアルコール依存のセッションはしているが、 この男性もまた、目が虚ろだった。 始まる前に、母親が出てきて『今日は息子をよろしく』と言った。 アメリカ人にしては珍しいなあ、 お母さんもきっと心配なんだろうなあ そんな風にして始まったセッションだった。 彼のセッションの中で出てきたこと それが、 彼の潜在意識が選んだ『ネガティブなエネルギーコードを切る』というものだった。 『誰とネガティブにつながっていると思いますか?』 そう虚ろな目の彼に聞くと、 『I don't know....』 そう連呼していた彼が『


Izumi Takiguchi
- 2020年3月24日
- 6 分
コロナの影響
(*サクマドロップスのようにいろいろな色が入ったクリスタルボトル。 心が元気になる色合いと、癒して元気にする7つのクリスタルが配合されたアーユルベーダというボトルです。) ロサンゼルスに外出禁止例が出て、数日が経ち、 いろいろなことが目まぐるしく変化している日常。 旦那さんのお仕事が自宅待機になった日の朝 彼が聞きました。 『出産どうしようか』 と。 病院出産の場合、旦那さんが病院勤務のこともあり、私の出産は無料となる。 自宅出産になる場合、私たちのポケットからお金を70万近く出すことになる。 もしも、このままお金の流れがストップするのであれば、 自宅出産に70万を使うのか、 それともその70万を家族の食費やこれから生まれてくる子供のオムツに使うのか。 とっさに 『お金に私の選択のコントロールをされるのが嫌だ』とアンドリューに言ったものの 『もしかして』 とある感覚を思い出した。 私の中に妊娠したとき、 実は、助産婦さんに今回の出産介助を頼むことに少し疑問が出ていた。 彼女に対してではなく、なんとなく自宅出産ができないような気がしていたのだ。 で

Izumi Takiguchi
- 2020年3月20日
- 4 分
過伸展の女性
彼女は映画界でバンバン働く女性だ。 彼女の映画が毎年ノミネートされている。 彼女の名前がエンディングロールに出ることがない。 それぐらいトップだから。 そして、アメリカで力を持つ50人の女性という一人にこの間は選ばれていた。 だからと言って、彼女自身が驕り高ぶる風は全くなかった。 そんな彼女が私はとても好きだった。 そして、そんな彼女から『いず美からピラティスを学びたい』と言われる事を とても嬉しく思っていた。 彼女のあり方から、私はたくさんのことを学べたから。 彼女の人に対するコメントの言い方だったり、 彼女の行動に対する裏の考え方だったり。 人として私は彼女のことをとても尊敬していた。 ただ一つだけ気になることがあった。 彼女の膝も腕も過伸展することだった。 過伸展とは、関節が必要以上に反ってしまうことで、「ハイパーエクステンション」ともいわれる。 (*ヨガジャーナルオンラインからお借りしました) ほとんどの人が、 『過伸展は体重がかかることで関節や靱帯に負担がかかり、 痛みや故障を招くため危険』 という点に注目するのだが、 私の場合は、過伸

Izumi Takiguchi
- 2020年3月19日
- 7 分
私のコロナ対策
この3日間コロナ対策として、予防をすることにしました。 きっかけは、友達が見せてくれたこのYouTube。 特にこのイタリアからのYouTubeの配信を見てから、自分ができることはしようかと。 さて、その予防。 予防とは、、、、、 ホメオパシーを摂ること。 この情報は、 少なくとも1ヶ月前ぐらいには私の大切なお友達のみかちゃんが ハワイからシェアしてくれていました。 ただ、その当時は中国やアジアの事として捉えていて、 私の生活に影響が出るなんて思っていなかったから、 『私の免疫なら大丈夫』って強く信じていたんです。 なんか恐怖に煽られて、それに乗っかるのも嫌で、 今も、食材も買いだめしていないし、毎日スーパーに行って普通に暮らす毎日です。 きっと足りなくなったら、 友達と寄せ集めてなんか作れるだろうし、シェアできるだろうし。 そうであってほしいし。 ただ、 恐怖に煽られるのが嫌だからあえて無視することと、 情報を情報として捉えて、自分が貢献できることはすること とは違うのかなあと思って、みかちゃんからのメッセージを読み返してみました。 『大事なあ


Izumi Takiguchi
- 2020年3月18日
- 4 分
誕生日のプレゼント
実は、私は、自分への誕生日プレゼントと称して 山籠りのワークショップだけではなく、ピラティスのマシンも一つ購入した。 それが、ベイビーチェアである。 やっぱり10万円以上もするものだから、購入するには腰が引ける。 ずっとずっと欲しかったのだが、高くて手が出せなかった。 それでも、今回、いろんな経路で私の元にやってくることになった このビンテージのチェアー。 私のカラダの中で背中の筋肉と腕の筋肉の繋がりがとても難しかった。 腕を使おうとすると肩を使ってしまう。 初めて別のメーカーのピラティスのチェアーを使った時に、 使い方を間違えて肩が異常に凝って 頭痛がしたほどだった。 腕を天井にあげると首がつりそうになったし、 腕を動かすと腰が痛くなった。 だから、チェアという器械は嫌いだった。 それが、クラッシックを学んで、このチェアを使った時に、 今まで繋がることがどうしても難しかった腕と体が連動をしているのを感じた。 まあ、そこに到達する前に、 椅子に座って、背もたれに背骨を沿わせていく段階で すでに、腹筋を使う必要があり、 それができなくてなかなか、ア


Izumi Takiguchi
- 2020年3月16日
- 6 分
ワークショップを終えて5
ワークショップを終えて1 ワークショップを終えて2 ワークショップを終えて3 ワークショップを終えて4 翌日、帰宅したアンドリューに私の話をした。 非難された時に、私ってどうしたらいいかわからなくなっちゃう。 こんなに、相手のためになろうと思って意図していることでも 受け取った相手は全く違う影響を受けている。 そして、ここからどうしたら良いか分からなくなるんだよね。 なんか、ハラキリみたいな形?でしか、責任を取る方法がないっていうか、 だから、私は悪くないもんって言いたくなるでしょ。 そうすると、お互いに「悪くないもん」って言い合うから、戦争だよね、これって。 戦争は悪だっていうけど、 結局、これを普段の生活で当たり前にしていたら、 戦争という大きいものに発展していくのは当たり前なきがする。 きっと、ここがわかったら戦争も食い止められる気がするんだよなあ。 そういうとアンドリューがふむ。。。と聞きながら、こんな風に言った。 『君は、バットを置く勇気はあるかい?』 『なにそれ??野球バットのこと?』 そう言った瞬間に、ああ、なるほど、、、と思った。


Izumi Takiguchi
- 2020年3月15日
- 5 分
ワークショップを終えて4
ワークショップを終えて1 ワークショップを終えて2 ワークショップを終えて3 私は、1日の終わりにYouTubeで日本の番組を見るのが好きだ。 常に英語で話している中で、1日の最後は、やっぱり日本語を聞くとホッとする。 その中でプレバトという番組は両親が大好きで見ているので 電話をした時にその話ができるように見ている番組の一つだ。 今回は、お相撲さんの俳句査定というのをやっていた。 娘を寝かしつけた後、映像を見るのではなく、イヤホンで暗闇の中、 カラダをボールでゴロゴロとほぐしいたわりながら番組を聴く。 ラジオの視聴者のような気分がまた心地がいい。 疲労感をどうにか癒そうと、ボールに乗りながら 聞いていると 1位を取った人に対して、一人の力士の人の 『無視しようぜ、無視』 という言葉がけが聞こえた。 そして、一位を取った方を「素晴らしい」というのではなく、 他の力士がその言葉にならって、一位の人を無視をしている雰囲気がイヤホンから伝わって来た。 冗談で言っているのだろうが、 私は冗談にしては、この言葉が普通に選択として出てくることに、 違和感を覚


Izumi Takiguchi
- 2020年3月14日
- 7 分
ワークショップを終えて3
ワークショップを終えて1 ワークショップを終えて2 ワークショップを終えて一週間がたつのに、 私はずっと疲労感を覚えていた。 カラダだけでは無い。 心も疲弊していた。 それでも、心の内側の平穏さはそのままずっと残ったままだった。 ただ、とにかくカラダとココロがかったるいのだ。 けだるさの中、ずっと私は『フローズン2』が見たいと思っていた。 ワークショップに行く前ぐらいから、ずっと見たくて仕方がなかった。 あまり映画を見ることに私自身、実は興味がないのだが、とにかく頭からフローズン2が離れない。 かったるい、、、そう言いながら、 娘を預けて、私はキッチンもグチャグチャのまま、 フローズン2をDVDプレイヤーに入れて、ソファにゴロンと横たわった。 フローズン2の綺麗な映像が流れ始めた。 森に入って行く必要がある。 森が霧に覆われている。 その霧を晴らす必要がある。 アアーアアー♪ という声がエルサの頭にこだまし、何かに呼ばれているのを感じる。 その映像を見て、 私は、ガバッと起き上がり、(信じられない。。。。。)とDVDを一旦止めた。 今回の私が受け


Izumi Takiguchi
- 2020年3月13日
- 8 分
ワークショップを終えて2
前回の続き アメリカの大学に行っていた時、論文を書くと女性の教師に 『あなたはフェミニストだからね』 とコメントをもらったことがあった。 彼女の言う「フェミニスト」という言葉を、 その時すごく違和感に感じたのを覚えている。 私は男性と戦いたいわけではない。 私は、別に成長段階の中で男性に何か嫌なことをされたわけでもない。 やめて欲しいと思ったことは何度もあるが、 だからと言ってフェミニストになるほどのことはない。 むしろ、なんで男性ってこういう風にしか怒りを出せないんだろうと興味深かったことしかない。 たまに、変質者がいて自分の股間を見せてくる人もいたが、 頭のおかしい人っていう感じで終わっていた。 ただ、今思えば、男性と戦う・競争する・優劣を取る以外の共存方法を しらなかったようにも思う。 学校の中で、男の子に守られて、男の子に頼って時間を過ごすなんていうことは 学んだこともなければ、体験したこともない。 「男子 対 女子」なんて構造はいくらでもあった。 掃除をしない男子 合唱を一生懸命しない男子 運動会の練習に参加しない男子 そんな感じだろう


Izumi Takiguchi
- 2020年3月13日
- 3 分
ワークショップを終えて
3日間全く電波の届かなかった山を降りながら 『一体何が私に起きたんだろうか』 そう何度も何度もつぶやき繰り返した。 Physical、 Emotional、 Mental、 Spiritual それらの全ての側面が疲弊していた。 運転するのが、やっとなくらい。 街が近づいてくると、体に緊張が走るのがわかる。 少し落ち着こうと、近くの珈琲屋さんに寄って、チャイラテを頼もうと足を入れた。 いつもなら落ち着ける場所なはずなのに いろんな人の話し声、バックグラウンドにかかる音楽、 カチャカチャというパソコンを叩く音 それらの全ての音が耳に障って、目眩がしそうだった。 山にこもっていた時間は、自分の内側の声がクリアに聞こえた。 自分の心と繋がっていることの心地よさ、安住感、 そして、心がオープンなことの充足感を感じていた。 その内側の声が、一瞬にしてかき消されるような圧迫感を感じた。 聞こえてくる音からこの世界は、 こんなにもI am not good enough という気持ちにさせられるのかと 驚きすら覚えた。 家に到着をすると、家の中がグチャグチャだ