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Guitar Recital


昨日、ギターのレッスンで、先生に急に「クリスマスリサイタルに出よう」と

声をかけてもらいました。


一人でギターなんて無理無理


そう思いつつ、先生がリストに出してくれたクリスマスの曲。

「どれか好きなのを選んでいいよ」


そう言われて、


その場で筋肉反射テストで選んだ曲は、「サンタが街にやってくる」


クリスマスの時期はあまり好きじゃない。

なんか、家族でワイワイ団欒を囲んでっていうのが、なんか居心地が悪い。


「君は楽譜が読めるから、今、やってみよう」


そう言われて弾き始めると

先生が伴奏をしてくれた。


私は、ボロボロ泣きながら、サンタが街にやってくるを弾きました。


「あと2ヶ月あるから、大丈夫」


そう泣いている私に声をかける先生。


泣いているのは、多分ステージが怖いからじゃない。



昔々、自分が、ステージでやりたくもないピアノを弾いたこと。


着たくもない衣装を着て、出たこと。


上手に弾けない自分の手を、叩きながら罵られてたこと。


完璧にできることばかりを求められて、楽しさなんて1ミリもなかったこと。


伴奏する姉がイライラしているのを感じながら、なんとか完璧に弾こうと頑張った3歳の私。


音楽なんて、楽しくない。


歌えば声が低いから、和田あき子みたいって言われたこと。


笛を吹けば、下の穴からダラダラヨダレが垂れてきて汚いって思ったこと。



でも幼稚園から帰れば、何度も何度も子供用の音楽レコードをきき、

朝食は、姉が弾く「別れの曲」を聞いて美しいなあと感じていた。


音楽は、私がやるものじゃないって、どこかの段階で決めた。


昔、ハワイで占星術をしている人が言った。

「君は、音楽を弾くのも歌うのも大好きだね」と。


(この人の占星術は有名な人だけど、トンチンカンだ)と思ってた。


それら全部、アンドリューと出会う前の自分をとっくの昔に忘れていた。


そして、

子供が産まれて、木琴をもらった。

太鼓をもらった。

私は、子供に見せられるほど、何にもうまくできない。

上手くできないからダメって、私は、木琴も太鼓もそこらに放っておいた。

子供が勝手にやればいいって。


でも、なぜかギターを弾きたいって思って、

ギターのレッスンを去年のクリスマスプレゼントにアンドリューにもらった。


指の皮膚が切れて、めくれて、全ての指に絆創膏を巻いて、

(先生、私の指を汚いって思っているかもな)

って思いつつ、でも、私は、一生懸命にギターを弾きたくて音符を追う。



指がもつれながらも100曲の練習曲を終えた、ギターの教科書一冊め。


今回のリサイタル曲は


子供が弾くレベルの課題曲:「サンタが街にやってくる」


でも、私は、とても嬉しくて、先生が隣で伴奏してくれるのが嬉しくて

美しい曲を自分が弾けることが嬉しくて

頭の中で、どんな衣装を着ようかなって思っている。


音楽が弾けて嬉しいって思っている、自分にぴったりの衣装。


うまく弾けないかもしれないけど

音楽って、楽しいよって思っている自分をサポートしてくれる衣装。


誰にこの私を見てもらおうかな。

家族はもちろん、ミッシェルやリック、デニスにも声かけようかな。


完璧ではなく、音が楽しいって思える自分が嬉しくて泣けた。



ハワイで占星術師は当たってた。

「私は、音楽を弾くのも歌うのも大好きだ」と。


完璧か上手かではなく、

大好きで、その自分を取り戻せてる自分にありがとうという気持ちです。



子供の頃に叶わなかった現実は、大人の私が今叶えて経験させてあげる。


そんな気持ちです。







モノクロから虹色へ







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