IH と水虫
- 2 時間前
- 読了時間: 8分
親愛なる友よ、私の声が聞こえますか?
人生で勝利を宣言するときです。
あなたは喜びの元に生を受けました 。
喜びは人生を想像する力の源。
その力はあなたが勝利を宣言することで目覚めます。
あなたが行ってきたことを誰かに承認してもらおうとするのではなく、あなた自身が自らを心から承認し、勝利を宣言しましょう。
さあ、まずは自分に行ってあげて下さい。
この世に生まれたことに勝利!
今日まで一生懸命生きてきた自分に勝利!と。
私はいつもあなたと共にあります。
ーよしだひろちか天使のささやきー
あるクライアントさんがいらっしゃった。
彼女は何かあると連絡をくれる方で今回は久しぶりだった。
「元気でしたか?」
そう尋ねると
「ええ。でもこの間のセッションで、親のことが出てきて改善はされたけど、
まだまだだなって思いながら来たの」
と答えてくれた。
「なるほど。
まだまだってどんな感じなんですか?」
「そうね、もう少し自分がやれることがあるんじゃないかなって思っているんだけど
そういう訳にはいかないことがほとんどでね、がっかりしちゃう。
それもこれも、今日、ここに来た理由なのよ」
そう言って、彼女は今日のセッションでやりたいことを話してくれた。
水虫に悩まされているという。
左手の人差し指と中指の間に痒みがひどく、寝られないのだと。
クリームを塗っても治る気配はなく
とにかく日常的に手を使うのでどうにかしたいとのことだった。
IHのセッションを開始する。
お題は「手の皮膚の荒れ」
あまりにも痒いのでかきむしって、傷が痛くて
その傷が治るのを待つ。
その繰り返しの中で、手が使えないゆえに
何もできなくて焦りばかりが募ると。
クリームを塗ったり、
抗ヒスタミンの錠剤を飲むが
これを一生続けるわけにはいかない。
でも自分が薬に頼らざるを得ない状態になっていくし
それが怖い。
薬から離れられないのではないか。
そんな不安を抱えている。
やるべきこと
やりたいこと
は沢山あるのに。
そう教えてくれた。
私も今でこそ治ったが、以前はかなり指が切れていたので
とても彼女のフラストレーションに共感していた。
セッションは淡々と進んでいったが、
一つ困ったことが起きた。
手の皮膚の荒れが「インナーチャイルド」から来るというのだ。
「私の水虫は、インナーチャイルドが原因ですか?」
彼女も驚いて私の顔を見た。
何度筋肉の反応を見ても、そうだと出る。
子供時代はどうだったかと聞いても
「両親は私をのびのび育ててくれましたし、
いじめられた経験もありません。
いじめた経験もないですし、
友達にも恵まれました。
習い事はバレエとピアノをやっていました。
そんなに上手ではなかったですけど、一生懸命に取り組んでいました。
強いて言えば、その先生がかなりスパルタでしたけど、
でも、そんなもんでしたし、楽しんでいたと思います。
だから、インナーチャイルドに関する水虫の問題と言われても…
結びつきません。
痛々しい思いでもないですし…」
そこで、インナーチャイルドからのメッセージを引くことに。
親愛なる友よ、私の声が聞こえますか?
人生で勝利を宣言するときです。
あなたは喜びの元に生を受けました 。
喜びは人生を想像する力の源。
その力はあなたが勝利を宣言することで目覚めます。
あなたが行ってきたことを誰かに承認してもらおうとするのではなく、あなた自身が自らを心から承認し、勝利を宣言しましょう。
さあ、まずは自分に行ってあげて下さい。
この世に生まれたことに勝利!
今日まで一生懸命生きてきた自分に勝利!と。
私はいつもあなたと共にあります。
ーよしだひろちか天使のささやきー
私が読んでいる間、彼女は耳を澄ませて聞いていた。
そしてこのカードにはピースサインの指の絵が挟まっていた。
「これを聞いてどう感じますか?」
「っていうか、この絵ってピースサインをしているじゃないですか?
私の水虫の指もこのピースサインを作っている2本なんですよね。
もう一度読んでいただけますか?」
「いいですよ」
そして私はもう一度このカードを読んだ。
すると彼女が閉じていた目を開けて天井を見ながら私に言った。
「私ね、昔の自分に比べたら、
人からの承認欲求っていう部分はだいぶ解消されたと思うんだけど、
今日まで一生懸命に生きてきた自分に勝利!なんて思ったことがないかも」
そして
挟まっていた絵を見て、彼女が私に聞いた。

「この絵ってこのメッセージについてくる絵ですか?」
「あ、違うんですよ。
このエンジェルカードは2011年に私がキネシオロジーを学び始めたとき、
アドバンスワークショップで使ったものなんです。
そういえば、私もこの25番のカードが出てきて、
プラクティショナーの人が、このピースサインの絵を描いて私に見してくれたんです」
「どうして?」
「うーん、あの頃に言われたのは、
『ズーミーは自分でオフィスを持って、クライアントさんを見て、キャンセル待ちも出て、もう自分に対して、私ってすごい!って思えばいいのに、私は一歩一歩勝利を体験しているって思えばいいのに、ずっとまだまだって言って自分にケチをつけてる。
このカードは自分に対して、ピースサインを出していいんだよってことなんだよ』
て。
確かに今思えば、まだ30になったばかりの私が自分に満足をすることなんてなくて、まだまだ!もっともっとやれる!って追い込んでた気がします。
自分に勝利なんて甘いことを言っていられないくて、自分を鼓舞することでしか、自分は成長できないって思っていました。そのために自分にダメ出しをしているから、こういうカードが出てくるんだ!ってその当時40代のプラクティショナーの方に言ってもらったんですよ」
そんな私の話を聞きながら、
「昔のバレエの先生って、結構怖い先生でした。
で大きなダミ声で、
『あんたは自分の出来ていない部分をわかっていないなら、どうやって上達するんだ!自分で自分の欠点に気づくことをしなさい!』
って毎回怒鳴られて。自分が上達するには、自分の欠点に気づかないといけないっていうことを学んだことを思い出しました。
発表会で「黒鳥」を踊ったんですけど、
その時も、どれだけターンが出来て拍手喝采をもらっても
つま先の角度がダメだった、
呼吸が乱れた、
芯が一瞬でもブレたっって、
ずっと自分をまだまだまだまだってやっていました。」
「それって何歳ぐらいの時ですか?」
「えっと、小6ぐらいだった気がします」
「12歳ぐらい?」
「ですね。」
12歳の少女に完璧を求めてた熱血指導の先生の言葉を思い出した彼女に
私は質問をしました。
「 では、今12歳の少女がとても綺麗なターンをしているにもかかわらず
彼女がつま先の角度にこだわっていたら、なんて伝えたいですか?」
「え?!もうええやろって言います。
そんな小さいことにこだわって、舞台を楽しんでいないから。
小さく小さく自分がまとまって、なんかこの欠点さえなくすまで満足しちゃいけないみたいな気持ちって、踊っていてもたのしくなさそうですよね」
「なるほど、
ではその小さなことにこだわって、楽しめないって今もそのパターンが自分の生活にありますか?」
そう彼女に聞くと、喉を詰まらせて
「そうかも…」
と答えてくれました。
「そういえば、セッション前に親御さんとの関係でも、改善された自分によくやった!と勝利のピースをするよりも、まだまだっておっしゃっていましたね」
「え?そんなこと言っていましたっけ?
もし言ってたなら無自覚ですけど、でも、確かに、まだまだってずっと言ってる気がします」
「インナーチャイルドが出てくるときは、
愛と安全性を求めている時が多いのですが、
Rさんにとって、そのまだまだと自分を追い詰めることに、愛と安全さを感じますか?」
「いや、ずっとまだまだ不十分よ、って言われ続けたら
不安だし、愛なんて感じる余裕なんてないですし、なんなら完璧じゃないと愛されない・認められないとか思いそう。
っていうか、それが水虫の原因ってことですか?」
私は彼女のびっくりした表情を見て微笑みながら
「あなたの練習に取り組む姿は見てきたわ。
さあ、あなたの黒鳥を踊ってきなさい。
あなたのする呼吸、つま先、表情、全てが正解だから。
あなたがあなたのままの黒鳥で、充分以上だよ」
って言われたら、どんな踊りでしたか?」
「12歳らしい踊りだった気がします。
天真爛漫に練習の成果を発揮して舞台を楽しんだかも。」
少し涙を目に浮かべて彼女は言ってくれました。
「それを経験できたRさんだったら、今の生活はどんなふうに過ごしていますか?」
「私は私のままで表現すれば十分だって思えたかもしれないですね。
っていうか、本当は天真爛漫な私だと思います。
でも、天真爛漫さをズボラとか大雑把な私って捉えてきたかも」
私はカードに改めて目を落とし
「今こそ、Rさんが生まれてきたことにVサインですね」
そう伝え、私はセッションを進めて終えた。
セッションを終えた数日後Rさんから
「手の痒みが消えました。
そういえば、バレエをやっていた時、足に水虫があったのを思い出しました。
ってか
IHって何なんですか?
本当に私、結構まだまだっていうのが口癖だったんだって帰宅してから気づいて。
いや、
本当にまだまだってスラって口から出そうになるんですよ。
だからまだまだって言いそうになるその時には、十分十分って言い換えるようにしています。
そして、その時に水虫だった指でピースサインをしていうようにしています。
今回も素晴らしいセッションをありがとうございました!」
とメイルをいただきました。
底なし沼「まだまだ」
私もこの妖怪のような名前のマインドにやられる時がある。
まだまだと言い続けてる時、いつになったら安心する時がくるんだろう。
いや、安心は今この瞬間に選ぶことができる。
十分十分。(一休さんぽく)
モノクロから虹色へ
*東京にて今春IH講習会モジュール3&4開催!(4/8-4/13)
マチルダ来日!マスタークラス1〜4も開催!(4/16−4/19)
IHプラクティショナー 特別ワークショップも開催!(4/20)










































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