一つの恋が終わった後に
- Izumi Takiguchi
- 2 時間前
- 読了時間: 8分

「IHなくてどうやってみんな自分の内面を変えていっているんだろう」
クライアントさんがセッション後に話してくれた言葉が印象的なセッションのお話です。
彼女から連絡が来た時、私はようやく体調が回復してきた頃でした。
年末にセッションのお願いを受けていたのですが
どうしても体が動かず、連絡ができずにいたクライアントさんのうちの一人。
彼女の顔がチラついて、私は回復してすぐに彼女に連絡を入れました。
「もうねー、結構心のダメージが大きいです。ま、2年半付き合った彼と別れてまだ3ヶ月だから無理はないかな。」
このメッセージをもらって、詳細を語っていないけど、キツそうだなと感じ
すぐ翌日にセッションをすることにしました。
画面に現れた彼女をみて、心が痛くなりました。
いつものパーン!と弾けたエネルギーはなく
冬の枯れ木のようなエネルギーでなんとか画面の前に来てくれた様子だったからです。
彼女は彼氏と別れてから、やる気が出ないし、
自分は悲しくて、悲して、小さくなっていると。
「頭では分かっているんだけど、体と心が言う事を聞いてくれないの。
何をやっても、とてもつらくて、心が重たい感じなの。
私から別れて欲しいと言って、その決断は正しかったと思うんだけど、
それでも、なんかこんな良い人をこんな思いにさせて。
彼が早く幸せになってくれれば良いのにって思って、なんか辛いんです」
と心のうちを教えてくれた。
彼女の細々とした声を聞いて、私も呼吸が小さくなっていく感覚でした。
「じゃあ、彼が幸せになるまで自分が幸せになってはいけない的に思っている感じ?」
「うん。頭ではそんな事ないってわかっているんだけど、体も心もぎゅーって小さくなって何もしたくなくて」
彼女は今日のワークは「Sad(悲しみ)」って教えてくれたけど
体は反応がありませんでした。
色々と今日のワークのトピックを挙げていく中で5つ目ぐらいに
「なんだろう。Depression(うつ)かな」
と言った時に体は反応。
「じゃあ、Depressionで進めていくね」
そう伝えて私は彼女の潜在意識につながるセットアップをしていたその間も
彼女の目はどよんと虚ろでした。
「もう空っぽな感じ。何をしていても泣けてくるっていうか」
と画面の向こうで小さな声で話してくれていました。
空虚感。
別れたばかりだから、仕方がない。
いつも一緒にいた人がいないんだから悲しいのは当たり前。
時間が解決してくれる。
それまで、心が回復をするのを待つしかない。
そんな風にきっと昔の私だったら思っていただろうと思うし
漫画でよく見た、そういうシーン。
もちろんそういう場合もきっとある。
それと同時に、
そういう訳じゃない場合もあることを私はインテグレイティッド・ヒーリングをする中で経験してきました。
私たちは、その不快な感情から抜けようと
心の葛藤にケリをつけたがる(結論や行動の方向性を見つけたがる)癖があります。
自分がフったんだから、前を向いて進まなきゃ。
とか
私がやりたいことに向かって一生懸命になろう!
とか
今度会った時に幸せになっているように努めよう!
とか。
でも、そのケリ(行動)は机上論で終わることがあります。
なぜなら、元々のその心を暗くさせている理由となっている感情とマインドのパターンが見えていないからだです。
つまり、彼女が彼氏を振っておいて、暗くなるには
それ相応の理由が彼女の中にあるということ。
その理由が見えてこないと、どんな方向性の策を練ったとしても、結局
強い引力で鬱に引っ張られる事を繰り返してしまうことはよくあります。
さて、その彼女を暗くさせている要因がインテグレイティッド・ヒーリングI Hで浮き彫りになってきました。
それがFeeling Guilty. (罪悪感を感じるということ)
そのセッションの中で、根本原因としてお父様との喧嘩が出てきました。
自分がやりたい事をやるというと自分勝手だと怒られていつも喧嘩をしてきたと。
私が自分勝手だから、誰かを悲しませている。
私が自分勝手だから、誰かに苦しい思いを与えている。
私が自分勝手だから、誰かに嫌な思いをさせている。
「この罪悪感のパターン、すごくFamiliar(慣れ親しんでいる)な感じ?」
と聞くと、顔をぐしゃっとして泣いた彼女。
ご両親に彼と別れた事を伝えると
「あんなに素敵な人をどうして自分勝手に別れたんだ!」
とがっかりされた感じだったと教えてくれました。
そして、彼女は罪悪感という感情に苛まれて、鬱状態になっていました。
そら、そうだ。
自分は罪に苛まれている人の心が軽くて明るくてわーい!って感じな訳が無いですもんね。
罪悪感ってなんか背中に大きな意志を持たされている感じで
重いし、体は動けないし、心も荒んでいくのは明らか。
その罪悪感という感情のトリガーは
「私がしたい事をする=自分勝手→誰かを傷つけてしまう→だったら私も小さく留まって、申し訳ない
気持ち(罪悪感)で居続ける。相手が幸せになるまで」
というパターンを彼女の中に作り出していたんだろうと。
そうなると、彼女の話してくれた言葉は全て辻褄が合います。
でも、これもまだマインドゲームで、気づいた瞬間に
明るくシフトできるモノではないことも知っています。
理解したからって、変わるもんじゃない。
だから、周波数のリセットが必要になってきます。
罪悪感を感じている周波数、音で言うと、なんだろう。
なんか、レとファとシの#を同時に鳴らしたみたいな?
(よく分からないですけど、なんか不協和音ぽくないですか?)
それを王道のドミソにしちゃおうじゃないの。って言うのが
エネルギー調整と呼ばれる事です。
それは、
クラニアル(頭蓋骨)の調整だったり、
蝶形骨の調整だったり、
経絡の調整だったり、
言葉の調整だったり、
色々と手技はありますが
今回の彼女は
まずは、言葉の調整からスタート。
それも彼女の体に筋肉反射テストを使って聞いていきます。
(ふむふむ 69ページの2番目のセンテンスを読めとな。)
そして、それをチェックするとこんな風に書かれていました。
”I choose to accept and involve a deep penetration of Universal Love into my entire energy matrix, thereby allowing a full open penetration of my Divine self in service to the Whole. “
(*私は宇宙の愛が私のエネルギーマトリックス全体に深く浸透する事を受け入れ、巻き込む事を選択
します。それゆえに、全体に奉仕する私の神聖なる自己が完全に浸透できるようにします。)
クライアントさんに「どういう意味?」
と聞くと、
「私自身が深い愛の存在なんだということを選択することで、
そういう私こそが全体に奉仕しているんだよ」
という意味だと教えてくれました。
さすがアメリカで生まれ育った彼女。
ほーそういう意味か。
と私もその文書を見てなるほどーと思うと同時に、ぞわぞわぞわーとしました。
(そうか、彼女の在り方を自分勝手と決めつけるのではなく、
彼女自身が自分の本来望んでいることを突き進むこと自体を
「良いぞいいぞ!それこそ愛が体を駆け抜けてることぞ!」とこの文章は言っているようだぞ。
なぜならその彼女が自分に嘘つかないあり方が、他の人へも良い影響を与えているっていうことか。
なるほどねーすげー)←私の内心の声
確かに、彼に対して一つの彼女にとっては諦めきれない不満があり、それが別れるという原因でした。
そこを無視して、「彼が良い人だから」と結婚や子育てを進めることを彼女は違うと感じたといいます。
彼女の中でこんなカップルでありたいという希望があって、彼女はそれを叶えるために別れるという選択をした。
その彼女の話を聞いて、
なんて「自分に対して正直で忠実な強い女性だろう」
と私はインスパイアを受けました。
そして、その後いくつかの体の修正をした後彼女はこんな風に言ってくれました。
「自分が悲しいとか何もできないというVictim(犠牲者)の状態をとることで彼をリスペクトしていると思い込んでいたのかな?」
と。
これを聞いて
罪悪感を持っていた私自身、よくやっていた事を思い出しましたね。
私があなたをこんな思いにさせてくごめんなさい。
私も悔いてこんな酷い状態になっているから、どうか私を許してくださいって。(時代劇っぽい)
そして、セッションが終わって、
「あんなに良い人にこれから出会うかなって思ったりもするんです」
と彼女が伝えてくれた時、
「大丈夫だよ。だって、私に出会った頃は、無条件の愛なんてあるのかなって言ってたじゃない?
それが、今回の彼に出会って、無条件の愛で愛せることを知り経験できた。
だから、今回の彼には、罪悪感というよりも、もう感謝だよ。
マジで。Aさんに会ってくれてありがとうって私が思うもん。
彼に出会って一緒に時間を過ごしてきた今のAさんの方が、
前のAさんよりも深い人間になっていると思わない?
そして、今、これからAさんが欲しいと思っていることは、きっと与えられるだろうし、
それを知ってるAさんは、今よりもより人と深く関わることを体験を通して知るんだと思うよ。
そんな深みを知っているAさんに出会っていく人はすごくラッキーだと思う。
それこそ全体に奉仕しているよ。
それもこれも自分に忠実だからなんじゃないかな」
そう彼女に私は力説しました。
すると彼女が
「実はね、今朝セラピストに会ってきて、そこでね、色々話した結果、抗うつ剤を処方されたの」
と話してくれました。
「あ、そうなんだ。必要そう?」
「え?いらないよ。明日からスペイン旅行楽しんできます。
IHがない人生ってみんなどうやって生きているんだろう?」
そう言ってくれた彼女の言葉と表情がとても印象的でした。
20代の時から知っている彼女。
力強く逞しく芯を持って突き進むパワフルな彼女に心から声援を喉がかれるほど送りたいです。
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