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変化を恐れる心

『自分が変化するのが怖い』

という感想をいただきました。

以下がその受講者様からのメッセージです。

右側の肺を広げて行く作業の中で、

所々、筋肉が硬くなっていて、痛みがありました。

それでも、呼吸をするうちにほぐれていって、

片側が終わった時に、『なにこれ!!!』と叫んでしまいした。

いず美さんは

『その肺に入る呼吸が皆さんの持っている可能性です。

 だから、今、左右を比べて見て、すごく差がある方は、それだけ自分がもっともっと

 自分の命を使える可能性があるということです。』

と言いました。

それほど、広げた方は、とにかく体が斜めになる程に

リラックスして、広げていない方は硬くて閉じてて、

これでどうやって呼吸をしていたんだろう??と思ったんです。

す、す、すごい!このワーク!!って。

でも、

『では、逆側に行きます』

そういず美さんが言った時に、

これだけの広がりを見せ、自分の体の居心地の良さを感じたのに

『また痛いの嫌だな』と思いました。

そして、『私は変化に対して怖がっていて、新しい可能性を自分で潰して、辛くて硬くて止まっている方が安心だと思っているんだと気づきました』

そう教えてくれました。

素晴らしい気づきだなと。

小さく、そのままで止まっているか

大きく羽ばたくために、痛みを伴うかもしれないが、

皮を破って出ていくか。

選択肢はいつも私たちの手の中に。。。。

でも、ですよ。

いざそれが自分となると、

痛いの嫌だなーってなる訳です。

痛いの嫌だから、このままでいっか、みたいな。

というのも、私、やっぱりなんだかんだ、あの陣痛を一度知っているが故に

チョー嫌なんですけどー

って思っていて。。。。。。

親友は、第二子の妊娠まで3年開いたから、忘れちゃったっていうんですけど、

私はまだホカホカに記憶が残っていて、

あの陣痛が始まって、そのインテンスさに、風呂場で泣いたのを鮮明に覚えています。

『この痛み、私、乗り越えられるだろうか?』って。

ドューラさんに、

『一つ一つの陣痛がだんだんと赤ちゃんをあなたに近づけるのよ』

って言ってくれるし

助産婦のポーラも

『ママ、あなたはハンドルできるのよくわかっているわ。

 あなたは強いのよ』

と言ってくれる。

でも、ゲーーー、あの陣痛、超嫌だー

って思っていて。

「このビデオを見たらいいわ」って言われたんですけど、

それ見たら、すでに5−6人ぐらい生んでいるお母さんで

それでも、うううううーって呻いている声を聞いて

『マジかよー5〜6人生んでいたら、もう産道が出来上がって、

 つるりんぱ!って出てくるんじゃないの????』

と思いながら、

ああああーチョーきょわーい。

って言っていた訳です。

瞑想をして見たり、アファメーションを言って見たりするんですけど、

全然、怖さが消えにゃーい。

で、、、、、

この非生産的な怖いばかり言ってる自分や、力を失ってる自分に嫌気がさして、

インテグレイティッド・ヒーリングのセッションをすることに。

そしたら、

『I release the fear of change (変化をする恐怖を手放す)』

と出てきた訳ですよ。

ああああ、なるほど、と思いましたね。

その中で思い出したのが、

「痛みって95%、頭の中で作り出している」と、ヒプノバースを教えている

ドューラのアシュリーは教えてくれました。

『嘘やん、そんなの、絶対嘘やん!!! 

 子宮が収縮するから痛いに決まっているやん!』

と抵抗しましたが、

『それでも、ハンドルできる人と、痛み止め打ってー!!っていう人といるでしょ?』

と言われて、

『自分がハンドルできない痛みは、人間は自分で作り出さないものよ』と。

『じゃあ、どうしたら、私は痛みを手放せる??』

『喜びに変えること。 

 この痛みを持って変化して行く行程は、

 単純に赤ちゃんを外の世界に出すだけではないわ。

 一度お母さんになったあなたは、もう2度とお母さんじゃないあなたに戻れないの。

 そして、自分に聞いて見て。

 赤ちゃんを授かりこの世に産み、

 そして、赤ちゃんのし成長とともに、自分の人生があること以上にあなたにとって

 重要なことってなに??と。』

『ふむ。。。』

『もう、わかるわよね。

 あなたは、自分の人生を、長女なしでは生きて行く前の自分なんて考えられない。

 それぐらい、あなたの人生は今の状況から変化をするの。

 もう戻れないわ。』

 確かに、陣痛自体、すごく痛かったことは覚えているけど、

 それがどんな痛みだったかは思い出せない。

 そして、その陣痛を乗り越えた後、

 つまり、その先には、自分が想像もしない、こんな痛みすら忘れてしまうほどの

 素晴らしい愛の世界が待っていた。

 私一人では、きっと手に入れられなかった、想像を超えた愛の世界へ突入したし

 この我が子の愛を知って、自分に溢れる愛があることも

 自分がこの子にいろいろな意味で成長せざるを得ないことも沢山ありました。

 きっと10年前の私を知っている人は言うでしょう。

『いず美、すごく変わったね』って。

 先日、毎週のグループミーティングで

 私がクイーンとして、ミーティングをリードすることになりました。

 そのミーティングでは、

 ミーテイングの場を神聖な場所にするためにcalling direction と言って

 様々な方角から、スピリットを呼ぶと言う行程があります。

 今回、私はそれを自分で作ったものを発表しました。

いつもは男性のキングがcalling directionをするのですが、

今回は、子宮のcalling directionをしたくて。

その一つが

 『南の聖(スピリット)からアニマルを呼びます。

  南のスピリットの大蛇。

  この神聖な場所を作るために、あなたのエネルギーをください。

  あなたのように、トランスフォーメーションを何度も繰り返し、

  脱皮をし、新しい自分に生まれ変わる、そのエネルギーを。

  あなたのように、地面にぴったりと腹をつけ、地と繋がり

  グラウンディングをするエネルギーを。

  大蛇よ、私たちのトランスフォーメーションと、癒しのために、

  この神聖なるサークルに存在してください』

そう始まった私のCalling Directions.

実は、この儀式は、子宮のクラスでこれから行おうと思って

インスピレーションが降りてきたときに作ったものに推敲を重ねたものでした。

それをセッション中に私は思い出したんです。

3分毎にくる陣痛。

きっとそれは、私が二児の母となる、新しい扉へ行くための変容のプロセス。

つまり、大蛇の脱皮のようなプロセス。

単純に赤ちゃんを産み落とすだけの痛みなのではなく、

新しい自分へ進んでいく、儀式なのだと思う。

きっと、赤ちゃんを迎えるとともに、

新しい母としての私を迎えるための痛みの波。

この痛みを嫌がって今のままでいることを選択していたら、

きっと私の人生は私の想像内、コントロール内で止まることになる。

マチルダが言っていた。

『アフリカの呪いの言葉があるの。

 それがね、

 ”今のままで、成長せず、ずーっといるがいい”

 って言う言葉なんだけど。

 成長しないってことが、呪いの言葉だなんて、本当にそうだと思わない?』

と。

Growing Pain

二人の娘を迎えた私は、どんな私に変容して行くのだろうか。

このセッションを終えて目を開けた後

私の目の前には、痛みに対して怖いけど、意味を変えて

陣痛を迎え入れる心構えはできていた。

ただただ、痛いから、嫌だ。。。。ではなく

痛いのが怖くても、やってみる。

自分のその向こうの可能性を知りたいから。

この痛みが私をまた、想像を超えたところに連れて行ってくれるから。

変化を恐れて立ち止まるか、

変化を恐れながらも、進んでみるか。

私は後者を選ぼうと思いセッションを終えました。

(*満月のようなお腹)

さて、

予定日まで後10日。

今日は、生理前のようなジンジンとした骨盤の広がり、下腹部の重さを感じています。

少し微弱陣痛まで感じたほど。

ああ、もうすぐなんだなあと体全体で感じている朝でした。

モノクロから虹色へ

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