君のお願いは、僕にとって重荷だ
- Izumi Takiguchi
- 2020年5月1日
- 読了時間: 4分

『今日さ、興味深い会話をしたんだよ。』
そうアンドリューが夕飯時に話し始めた。
『へーどんな話だったの?』
私は彼が話し始める時って、かなり面白い見解を聞けるので
いつもとっても楽しみで仕方がない。
だから彼との会話は大好きだ。
『ほら、父親のサークルがインターナショナルになるって話をしただろう?
そのインターナショナルの管轄をしている人に連絡を取ってさ、
彼と話をするっていう事だったんだけど、
それが、2回流れているんだよ。
彼から連絡をするって言ったのに、連絡がこなくてさ。
で、今日、初めてようやく話すことができたんだ。
僕は言ったんだよ。
”自分が発した言葉に対して責任を取る行動について、
シェアしたいんだけど、いいか?”って。
で、彼がさ、イエスって言ったから、伝えたんだ。
”君の方から連絡を僕にくれるって言ったのに、君から連絡がきたことは
一度もなかった。君は自分の言葉にどう責任を取るんだい?どう思う?”って。』
『ほー、そしたら、なんて??』
『ちょっと待って、って言ってさ、彼が自分でプロセスを始めたんだよ。
この自分の発言は、、、、って内側に入り始めてさ。
僕もサポートしたけど、最終的に彼が言った言葉がさ
”今回の、僕の言動の真実を言ってもいいかい?”って言われて
”ああ”って答えたら
”僕は、イエスってすぐに言ってしまう。
人から頼まれたら断れないんだ。
でも、よく考えてみたら、僕はいろいろなことをその他にもやってる。
1週間に30時間は、使っているよ。しかも全部無償でだ。
そのために、家族との時間も削られる。
だから、僕の真実は、
君の父親サークルの件についての
君のお願いは
僕にとって、「重荷」なんだよ。”
って。』
『へえー』
『だから、僕は言ったんだ。
僕の真実も話していいかい?って。
で、
”僕が思いを込めてやっていることを重荷と言われて、
ショックだし、悲しいよ。
ただ、君の真実を伝えてくれてありがとう。”
ってさ。』
『やるやん。自分のことも大切に真実を伝れて、理解しあったんだ。』
『ああ、その会話は僕にとってはリッチでさ。
もちろん、彼の使った重荷っていう言葉はショックだったよー
でも、彼の立場になって考えた時に、
僕のしていることをケナしたわけではなくて
ただ、自分の状態を伝えただけなんだってわかったから、
彼が自分の真実に気づき、自分の真実を語ってくれて、嬉しかったよ。
彼って、本当に素晴らしいんだよ。
一緒にテキサスでワークショップをしたけど、
彼から学ぶことはたくさんあったんだ。』
そう父親サークルのことを『重荷』と呼んだ彼のことを
ずっと褒めていた。
重荷って言われた、どう捉えるんだろう。
ほとんどの場合が、『ひどい!!!そんな風に言わなくても!』っていうのかなあ。
私だったら、間違いなく言ってるな。いや、言ってたな、、、、か。
いや、言う時も今ですらある、、、か。
そういや、昨晩の夕飯で、焼肉のたれが思いの外、美味しく作れた私は
ズッキーニを焼いて、アンドリューに出したら、もう食べたくないって言われて、
『ひどい!!』
って言ったばっかりだったんだわ。。。。
『えーショック!だけど、合わなかったのを教えてくれてありがとう』
って言えたなぁ。。。
と振り返っていた。
なんか、身近になるとどうしてこうも、冷静に受け止めることが出来ないんだろう。
こうやって真実を伝えてくれた時に、受け止めることができないことが起きるから、
人って真実を伝えるのをやめがちになるんだろうな。。。
反省だわ。
ただ、真実を伝えていいか?って言う前置きって、
すごく相手にリスペクトがある言い回しだなって感じた。
自分の真実を語ること
自分の真実を受け入れてもらえること
素晴らしいなって思った。
よく、男性は殴り合って喧嘩すれば、お互いがスッキリして、以前よりも分かち合う
なんて聞いていたけど
喧嘩しなくても
自分の気持ちをこうやって正直に伝えて、
こうやって相手の立場に立って受け取ってもらえたら、
暴力なんていらないのかも。
それをするには、自分の感覚と繋がることが第一条件なんだなって
彼の会話から学んだ夕ご飯でした。
ごちそうさまです。
モノクロから虹色へ










































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