『同じ船に乗った者同士、みんなで一丸となって、頑張りましょう!』の一方で
- Izumi Takiguchi
- 2020年4月28日
- 読了時間: 6分

コロナの件に関して、
『同じ船に乗った者同士、みんなで一丸となって、頑張りましょう!』
という士気が高まる中で、
『公園の封鎖をやめろ』という抗議のマーチがあったり。
その抗議で、公園を開けた1週間後に急にコロナの感染者が増えたり。
その抗議のマーチに対して、病院で働く看護師が、ストップをしたり。
そのマーチに参加した人がもしもコロナにかかったとしても、
病院では、みてあげないという署名にサインしろ!なんていう声も出たり。
給付金についても、
お金持ちにはあげない、や
あの国はあれだけあげてるのに、と
同じ船に乗っているはずなのに、
こんなにも人の反応が違うものなのか、、、と。
私の身の回りにコロナの感染者の方がいないことで
私自身は、
コロナの件で、家族でゆっくりする時間が増えてある意味感謝が起きる一方で
もしも、
自分の家族が、コロナの感染者だったら、そんな感謝なんて悠長なことは言ってられないだろうとも思う。
同じ船に乗っているはずなのに。
そんな時に、こんなメイルをもらった。
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WE ARE NOT IN THE SAME BOAT ...
私たちは同じボートには乗っていない。
I heard that we are all in the same boat, but it's not like that. We are in the same storm, but not in the same boat. Your ship could be shipwrecked and mine might not be. Or vice versa.
私たちはみんな同じボートに乗っているんだって聞いたけど、そうじゃないんだよね。
私たちは、同じ嵐の中にいるんであって、同じボートではないんだ。
あなたの船は、難破船になりそうかもしれないけど、私のはそうじゃないかもしれない。
その逆も然りでさ。
For some, quarantine is optimal. A moment of reflection, of re-connection, easy in flip flops, with a cocktail or coffee. For others, this is a desperate financial & family crisis.
ある人にとっては、伝染病予防のための隔離っていうのは、最適な時間であって、
内省する時間だったり、再び繋がる時間だったり、カクテルやコーヒーを飲みながら気楽な時間としてあり、
別の人にとっては、経済的に絶望的だったり、家族の危機の時間であろう。
For some that live alone they're facing endless loneliness. While for others it is peace, rest & time with their mother, father, sons & daughters.
一人暮らしの人にとっては、終わりのない孤独さに直面していて、その一方で他の人にとっては、父母や、息子娘と共に休息の時間を過ごしている。
With the $600 weekly increase in unemployment some are bringing in more money to their households than they were working. Others are working more hours for less money due to pay cuts or loss in sales. 失業手当に落ちて週に600ドルの支払いは、今まで働いて来たよりも家に多くのお金をもたらし、他の人にとっては、給料カットや売上の損失によって、多くの時間を働いても少ない収入だったりする。
Some families of 4 just received $3400 from the stimulus while other families of 4 saw $0.
4人家族は、手当として3400ドルをもらい、その一方で、別の4人家族は、それを0としてみている。 Some were concerned about getting a certain candy for Easter while others were concerned if there would be enough bread, milk and eggs for the weekend.
復活祭にどんなチョコレートを用意するかを考えている人もいれば、その週末に十分なパンと牛乳と卵があるかに考えを馳せている人もいる。
Some want to go back to work because they don't qualify for unemployment and are running out of money. Others want to kill those who break the quarantine. 失業手当に該当しないし、お金がどんどんなくなっていく故に仕事に戻りたい人もいれば、隔離政策を守らない人を殺したい!という人もいる。
Some are home spending 2-3 hours/day helping their child with online schooling while others are spending 2-3 hours/day to educate their children on top of a 10-12 hour workday.
子供のオンラインの授業を一日2〜3時間手伝うことに時間を費やす人もいれば、10時間から12時間働いた上に、子供のオンラインの授業を2〜3時間手伝うことに時間を費やす人もいる。 Some have experienced the near death of the virus, some have already lost someone from it and some are not sure if their loved ones are going to make it. Others don't believe this is a big deal.
ウィルスによって、死に近い経験をした人もいれば、誰かをウィルスによって失ったり、自分の愛する人がウィルスに闘って戻ってこれるかという状態にある人もいる一方で、このコロナのことなんて、大した問題じゃないと信じている人もいる。
Some have faith in God and expect miracles during this 2020. Others say the worst is yet to come. 神様を信じて、この2020年の間にミラクルが起きると思う人もいれば、
最悪な事態はこれからだという人もいる。
So, friends, we are not in the same boat. We are going through a time when our perceptions and needs are completely different.
だから、友よ、、、私たちは、同じボートには乗ってはいないんだ。
私たちは、その状況に対する考えや必要としていることが全くもって異なるという時間を共に過ごしているのだ。
Each of us will emerge, in our own way, from this storm. It is very important to see beyond what is seen at first glance. Not just looking, actually seeing.
各自がこの嵐から、自分のあり方を明らかにしていくことだろう。
パッと見えたことを超えて、物事を見ることがとても重要なんだ。
単に目に見えるものではなく、実際によく観察してみてくれ。
We are all on different ships during this storm experiencing a very different journey. 私たちはみんな、この嵐の中違う船に乗り、全く違う旅を経験しているのだ。
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なるほどなあ、って。
同じ嵐の中にいるけど、それぞれが体験していることは全く違う。
今、恐怖が募ってるって聞く。
それって、
隣の船が難破船になりそうだから、
私もなるんじゃないか?っていう思い込みなのかもしれない。
もしも、自分の乗っている船は大丈夫、安全だって思いがあったら
難破船に対して、何が自分の船からできるかなあって考えられるかもしれない。
隣の船の状態に一喜一憂するよりも、
しっかりと自分の船にいることを把握して(グラウンディング)
嵐の中で周りを見回してみると、
今、自分がどんな状況にいて、自分が何をすることで、
この嵐を他の船たちと一緒に乗り切ることができるのか、
見えてくるんだろうなあっと思う。
私は、幸い安全な船の中にいる。
この船の中から、何ができるかな。
そう考えた時に、チャリティイベントをしようかなって思った。
私は、難破船に乗り込んでいくことは選択しないけど、
その難破船の人に助けが入る手配をサポートしたり、
難破船を見て、ひえーって想っている人の気持ちを穏やかにするのを手伝ったり
出来るのかもしれないなって。
そんな風に企画しているところです。
その企画はZoom Yamuna Body Rolling の初級中の初級クラスをしようかなと。
ドネーションベースで。それを寄付しようかなと。
ヤムナボールとヨガマットを持っている方へ
肺を広げて免疫を高め、呼吸がゆっくりと出来るようになる、
とっても簡単なヤムナボールのエクササイズを90分提供させてもらおうかなって。
また詳細が決まったら、ブログやフェイスブックで告知します。
3人集まったら、ゴーサインかなあと考えています。
自分の船から出来ることを。
もしもご興味がある方はご連絡(こちらから)をくださいませ。
モノクロから虹色へ










































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