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てんかんの裏側で2


まず、セッションが始まる前に、

いろんな感情の荒波を一旦、落ち着けて、

私は自分の内側に入って、

この私がイライラが起きている原因は、何かを自分に問いてみた。

すると

『人の問題を、あたかも自分の問題として捉えるところ』

というのが浮上してきた。

マチルダがよくいう。

『あなたが一緒にその人の問題と同じバイブに落ちてどうするの???』と。

確かに、

この通訳のまいちゃんがロスでのインテグレイティッド・ヒーリングの講習会中に、交通事故に遭った時、

私自身がそのことを聞いて、心が落ちて、顔中に湿疹ができたことがあった。

その湿疹が出てきたときに、

同じくプラクティショナーのラブリンにセッションをすぐにしてもらった。

すると、まいちゃんのことを心配に思うことが原因、、、と出てきた。

そのときに、ディープレベルスイッチングという

脳のショートが起きているということが修正に出てきたが、

その15分後には、ただれていた肌が直ったのがとても興味深かった。

手元に持っていた応急処置用の漢方を飲み干しても無理だったのに。

さて、その人の痛みを、あたかも自分の痛みとして捉えてしまう私。

このパターン、なんども出てくる。

ちっきしょー

終わったと思ったのに。

で、今回も

まさしくジェイミーにも同じことをしていた。

彼女が倒れれば、心を痛め、

彼女が苦しそうであれば、私も苦しくなった。

近い人間だったり、家族になると、見境がつかなくなる。

仕事だったら、大丈夫になったのに。

でも、ちょっと待ってよ。

私が一緒に苦しくなって、どうするのさ。

今回、かなりお世話になった動物のために働いていて、

インテグレイティッド・ヒーリングのプラクティショナーである、

みよっぴに、どの薬をとったら良いかを筋肉反射テストで調べてもらうやり取りの中で、言われたことを思い出した。

(*このみよっぴは、昨年までサンディエゴにいて、講習会の通訳をお願いしていた。

  彼女の筋肉反射テストと、セッションに私自身どれだけ救われたかわからない。彼女のウェブサイトはこちら。)

『ちょっとジェイミーにもその人生の責任を持たせてもいいんじゃない?』って。

で、す、よ、ね。

ジェイミー、あんた、頑張りなはれ。

私が介護すると思ったら、大間違いよ!

1から10までなんて、やってられないからね。

そんなことのために、あなたはここに、存在しているんじゃないでしょ!!

頑張ってよ。

一緒に家族として過ごそうよ。

もっと、色んな所にハイキングに行こうよ。

もっと、追いかけっこしようよ。

そんな思いが浮上してきた。

まいちゃんがいった。

『このいずみちゃんが陥ってしまうパターンてね、

 感情の青痣から来ているみたいだよ。』

と。

その感情の青あざとは、

インテグレイティッド・ヒーリングのプロトコルから選ばれた内容だった。

ああ、そうか。。。。

私は、ずっと私の痛みをわかって欲しかった。

でもわかってもらえなかった。

どれだけ訴えてやめてくれと叫んでも、聞いてもらえなかった。

それ以上に、嘲笑われたあの日々。

だからこそ、私は、その状況を反面教師と捉えて、

私は相手の痛みをわかってあげたいという方向に出ちまったのか。。。。

まいちゃんの誘導で、

その当時の自分につながった。

その行程は、かなり私を疲弊させた。

横隔膜が苦しくなり、頭痛がした。

怒りで燃えるような感覚も覚えた。

でも、ぜーんぶセッションが終わった後、クリアになっていた。

すごく軽くなった。

マチルダがよく講習会中にいる。

辛くなるのは、セッション中だけだから。

セッションが終わったら、楽になるから。

これがIHの素晴らしいところだと本当に思う。

この苦しく疲弊する感覚が続くなんて、たまったもんじゃない。

セッションが終わって、

ちょうど娘を寝かしつけて一階に降りてきたアンドリューに言った。

『わたしね、ジェイミーのことを必要以上に心配するのをやめることにする。

 今日セッションをやってもらって、わかったの。

 私ね、自分のことのようにジェイミーの現象を捉えていた。

 彼女のことを心配することが愛だと思っていた。

 もちろん、無関心ではないけど、

 心配の代わりに、信頼する。

 私自身が病気の時、

 心配されて、かわいそうに思われて、気分がいいことなんて一つもなかった。

 その代わりマチルダに、『あなたの本来持っている強さを信じる』って言われて

 そっちに向く気になった。

 私ね、ジェイミーが生きる力が残っているなら、それをサポートする。

 彼女のスピリットは、まだまだしっかりしているわ。

 薬の副作用でちょっと、朦朧としているけど、

 彼女は一生懸命にこの時期を乗り越えようとしている。

 その強さに、私はフォーカスを置くことにする。

 だから、もう、いちいち「かわいそう」って思うのをやめる。

 そして、彼女の生きる力を信じてみる。

 さっきは、壁を蹴ってごめんなさい。

 きっと、自分を誰かに預けた余裕のなさから、キレてしまったんだと思うの。』

『君のいうことはすごく良くわかる。わかったよ。』

そうアンドリューは言った。

自分の過去の傷から、こんな風に私は反応をしていたのか。

私はジェイミーを信じて、夜中に心配で眠れないというところから、

腹をくくって、

ぐっすりと寝るようになった。

ぐっすり寝るのは、見放したんじゃない。

ぐっすり寝るのは、

翌日、ちゃんとジェイミーをしっかりと見て、

何が必要かを理解してあげられる余裕があるように。

心配している時は『笑っている場合じゃない!』なんて思っていた。

でも、娘のいたずらを笑い、彼女の天真爛漫さに笑みを溢す。

私が私であること、

私が愛のエネルギーを枯渇させないこと。

そこに戻れると、

アンドリューと私の間でも、ジェイミーの状態に対して

今やれるベストをやることに腹をくくることができる様になってきた。

アンドリューと、心配を選択するのをやめた。

私たちの気持ちの変化と同時に、ジェイミーは回復の兆しを見せた。

それは前回のブログ(こちら)でご紹介した通りである。

本当にインテグレイティッド・ヒーリングがあってよかった。

私のイライラは、私の中の事象であり、

外の事象は全てきっかけに過ぎないと

改めて認識したのでした。

モノクロから虹色へ

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