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もしも私のことを愛しているなら、、、


あまりにも私が疲れているので

(上の写真参照:おっぱいあげながら寝てしまった図)、

アンドリューが『村のみんなに声をかけて助けてもらおう』と提案しました。

村の皆というのは、私達のコミュニティにいる仲間のことです。

その中の1人の男性がサポートに2時間来てくれました。

私以外の人に赤ちゃんを預けるのが初めてだったのですが、

その男性のお友達のポールは20歳になる息子がいて子育て経験があるので

私は、心から信頼して赤ちゃんをお願いしました。

2時間と言う時間制限の中で

赤ちゃんを預けてすぐに私は台所に立ち、夕ご飯の支度を始め、

それが済むと、ずっとずっと気になっていたトイレ掃除をしました。

床を綺麗にしていく行程は心がドンドン洗われる気持ち。

3つのバスルームを綺麗にして、ホッとしたらもう2時間が経っていました。

あっという間だったけど、充実した達成感のある2時間。

赤ちゃんがいるとすぐに呼び出しがかかって物事を中断するので

家事がドンドン溜まっていってました。

抱っこしながらも出来ないし。。。

それが、

こうやって一気に自分がしたい事が集中して出来たのは気持ちいい!!

そして、ポールの所に行くと、赤ちゃんはすやすやと彼の腕の中で寝ていました。

そして私達は少し話し始めました。

『奥さん元気?』と私が聞くと

彼が

『ああ、元気だよ。僕は、彼女と出会って本当に幸せなんだ。

 彼女の今日凄く来たがっていたんだ。残念だよ。』

『本当に幸せってどういう事?』

そう聞くと

『僕はさ、昔は、妻とは共依存の関係だったんだ。

 とても不健康なリレーションシップだったんだよね。 

 どうにか離婚してさ、それでも学ばなかったんだよな。

 その後2人の女性と付き合ったけど、僕は学ばなくてさ、

 両方とも結局、共依存の関係になって別れたんだ。

 でね、ようやく今の妻に出会った。』

と答えてくれました。

『共依存っていうのをもう少し詳しく教えてくれる?』

『うーん、そうだな。

 相手の気持ちを優先して自分の気持ちを無視する事をしてる関係かな。』

『でもそれって、優しさじゃないの?

 愛してたら、その人が喜ぶ事をしたいって思うじゃない。』

『それとは違うよ。

 そうだな、もしもね、相手が“もしも私の事が好きなら、○○するはずよね”

 ッて言って、それに従ったら共依存だ。』

『なんか、そう言う事を言う女性って怖いね』

『僕の奥さんがね、「イライラしちゃってゴメンナサイ」ッて言うんだよ。

 でもね、僕は、良いんだよ、イライラを出してくれてって伝えるんだ。

 彼女も共依存で、相手の気持ちを優先して自分の気持ちを抑えるタイプだから。

 君のイライラを抑圧する方が不健康だからね』

沢山色んな事を2人で話したけども、

彼のこの共依存という言葉が一番心の中に残っていました。

なぜなら、

「こえーっ」て思っていた彼のいう女性像を自分がまるっきりしていたからです。

さて、彼がかえった15分後にアンドリューが帰宅。

なんだか笑顔でおかえりーってニコニコ迎えられている心の余裕さにびっくり。

彼は何も変わっていないいつものままのアンドリューだけど

ポールが2時間いてくれた事でこんなにも違うものかしら??と。

それが私の共依存のマインドに関わっていた事に後から気付く訳です。

続く

モノクロから虹色へ

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