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自分を大切にするっていうこと

友達となんとなく距離ができた時、とても心がざわつく


友達に嫌な思いをさせちゃったかな?と思った瞬間、心が沈みそうになる


友達から連絡をしても返答がない時に、とっても焦る気持ちが出てくる


友達に声をかけても、自分が期待した返答ではない時に、あれって不安になる




これが友達であろうと彼氏であろうと仕事仲間であろうと


誰かと繋がれない感覚を持つことは、私に恐怖を与える。


そんな時期があった。


今でもないわけではない。


でも、それを感じて何もできない状態だった時、

私は、途方に暮れて、

私の不安はただの不安に過ぎなかったとある日突然前のような関係に戻れることを願うか

その人との関係からフェードアウトするしかなかった。





「何があっても友達だから。」


「そんな事で、あなたのことを嫌いになるわけがない。」



今の私は、友達に普通にいう言葉。心からそう思っている。

でも、昔の私には、蜃気楼ぐらい掴もうと思っても掴めない言葉だった。



「何かがあったら、友達をやめる」


「そんな事ぐらいで、あなたのことは嫌いになる」



そういう世界に住んでいた。




でも、今と何が違うかと言ったら、

友達が、私に傷つくことを言ったとしても、

私が、友達を傷つけてしまうことを不意に言ったとしても


それをギフトに変える方法を持っているから。


だから、ただ不安と焦りと恐怖と絶望とに流されて時間が過ぎるのを

息を潜めて待つときとは、違う。



これが出来るようになったのは、アンドリューとの出会いのおかげだと思う。

マチルダとの出会いも大きい。


人間はミスをする動物だと思う。不完璧な動物だと思う。


だから、

粗相を犯すこともあり、

配慮が足りないこともある。


今も昔も、変わらずある。


でも、昔のように、粗相を犯す自分や配慮が足りない自分をどうにか完璧な自分にすることに

そこまで、強迫観念を抱かなくなった。


強いて言えば、子供の教育に関して、強迫観念がある。

それも、少しずつ薄らぐと同時に、指の皮膚が少しずつ良くなってきている。


まだ切れている指の皮膚を見て、

まだまだ、完璧を求めているのだと

そんな自分に笑えることもある。


何が私を変えたのかといえば

おそらく、自分を大切にすることを学んだからだと思う。


自分を大切にすることと聞くと

一見、それは、わがままな気がする。


でも、自分を大切にすることで、私は他人と繋がれるのだと信じている。


いや、他人としっかり繋がりたいから、自分を大切にするのだ。


自分をつながっていたら

いざこざになったときに、ちゃんと説明が出来る。


自分がどんな想いでその行動をしたのか

自分にどんな想いがあるからその発言になったのか



ちょうど昨日もアンドリューと揉めた。

というか、ブチギレた。


私が友人のために買っておいたドーナッツの箱を勝手に開けて

勝手に食べてしまった。


それを聞いて、ブチギレた。


そして、ブチギレた私を見てアンドリューもブチギレた。


「勝手に食べるなんて信じられない!」


「言わない君が悪いんだ。」


「開き直るつもり?」


「開き直っていない。ただ事実を述べただけだ」


「謝りなさいよ」


「謝らない」


「謝らない意味をいえ!」


「謝る必要がないからだ」


「はああ〜?!人のものを勝手に食べたんだから、謝るのが普通でしょ!」


「勝手に食べられたくないなら、一言、食べないでって言えばよかったのに」


「屁理屈こねてる!」


「もう、眠いから、あっち行け」


「信じられない!自分がしたことを謝りもせず、こんな50歳のおっさん、知らん!」


『。。。。沈黙。。。」


「なんとか、いえ〜こら!」


「あっち行け」


「ああああーむかつくーー」



これ実話の会話です。


一晩経ったら、寝て忘れる。


が、昔のわたし。


でも、忘れるわけがない。

同じようなことが起これば、また、この時のことを持ち出してネチネチいうのはわかってる。


ネチネチいうのは、その時の傷が消化されていないから。


でね、ここで多分だけど

自分と繋がっていないバージョンの私は


「あり得ない。食べ物の恨みは恐ろしいんだぞ!」


と、一般的なことを言うか


「まあ、たかがドーナッツで怒って、馬鹿みたい」


と自分に言い聞かせるか


「絶対に謝るまで許さへんん!」


と意固地に成敗をこだわるか。


もしくは、ずっと黙って無視して

相手が小指をドアの角にぶつけるのを見て、いひひと笑うか。



では、自分と繋がるバージョンの私は、、、というと。


今朝の話です。


「おはよう、元気?」と言うアンドリュー


「元気なわけないやろ。昨日のこと、謝れ」☜まだ言ってる。


「まあ、まあ、座ろう」


「上等だぜ」☜まだ、マウンティングを取りたい


「で、何?」


「あのさ、勝手に食べて謝らないはないと思うんだけど」


「オッケーオッケー」


と言いながら、冷蔵庫に子供たちのためにオートミルクを取りに行ったアンドリュー



私は一息ついて、

「あのさ、この件は、お互いに問題があったんだと思う」


「ああ、そうさ、二人で引き起こしたことさ。それは、同感だなあ」


「でさ、私がなんであんなに怒ったかを考えてみたんだけど、

 私ね、友達に、取っておくからねって伝えたの。

 そして、一緒に箱を開けて、ジャーンってやって楽しみたかったの。


 自分が友達に言ったことが守れないのが嫌だった。

 信頼関係ってさ、言ったことを守るところにあるって言うのは、基本だと思うから。

 もちろん、忘れちゃうこともあるけど、

 今回は、彼女に冷凍庫に入れて取ってあるよって伝えていたからさ。


 だから、あなたが食べたって聞いたときに、

 なんか、自分が嘘つきになることへの不快感

 信頼を失うことへの自分へのガッカリ

 楽しみにしてた事が出来なくなった悲しさがあったんだ。


 それが説明できなくて、怒るって形に出たんだと思う。」



そういうと、アンドリューは


「それは、理解ができるなああ。

 勝手に食べて、君の楽しみや大切にしていることをダメにしてごめんね」


そう言われて、なんか、心がスカーってしましたね。

わかってくれてありがとうーって。


で、その後

私も「言わずに、勝手に開けるなあって怒って、ごめん」

と言いました。


自分と繋がっていなかったら、

どうしておこるって言う行動に出たのか伝えられなかった。

責めることだけで終えて、悲しむだけで終えてたんだと思う。



そして、


相手の思いを理解して謝ることは、

負けではなく

大きな人間ができることだなってアンドリューと一緒にいて学んでいます。



「謝ることは、自分が成長していないとできないし

 それと同時に

 許すことも、自分が幸せなところにいないとできない。」


だから、自分を大切にすることはとても大事なんだと思います。


他人と深く繋がるために、自分を大切にする。


そんな内容の動画です。







モノクロから虹色へ









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