非暴力コミュニケーション
- 6 時間前
- 読了時間: 5分
ここ最近娘が「ママ、大丈夫?」と聞いてくる回数が増えた。
そして私の表情を逐一観察している感じだ。
これは、数年前に参加させていただいていたお母さん塾で他の受講生の方々がよく話されていた内容だとふと思い出した。
というのも、小学2年生ぐらいのお子様がいるお母さんたちが皆「娘がよく私の顔を見ているんです」と言っていたのだ。
そして、わたしは、娘にいつも気にかけてもらっているとシェアしてくれていた。
ははーん、これか。
この時期が我が家にもついに訪れたんですね。
でも、これだけ娘にじっと見られていると、なんか緊張する。
『ちょっとしたロールモデルにならなくちゃ!』
みたいな気持ちになる。(なれる気がしないけど)
うちの場合は、私が笑っていないとすぐにササササと寄ってきて
「ママ、大丈夫?」と聞いてくるのだ。
いやいや、大丈夫だっつーの。今、この状況に腹が立っただけだっつーの。
という回数が増えていくにつれて
あれ、私ってそんなに不満な声をあげているのか?
と驚くのである。
でも、大丈夫?と言われる場面を思い出すと、大した事がない状況ばかりなのである。
例えば、
夫のアンドリューが蒸してる最中のご飯の鍋の蓋を開けた。
とか
夫のアンドリューがハサミを元の場所に戻さない
とか
夫のアンドリューがまた鍵がないと言ってくる
とか
アンドリューについてばかりだな笑
他にも
5歳児のやんちゃ次女がパンツを履かないでノーパンで学校に行こうとする
とか
5歳児のやんちゃ次女が手に小さなうんこを持って指で丸めている(これはマジくさかった)
とか
5歳児のやんちゃ次女がズボンの膝にできたちっちゃな穴に指を入れて大きくし、その開いた穴から中に人形を突っ込んで隠して歩いている
とか
どーしたら、そうなるのよ!!!
っていうことが多いのです。
その度に、長女が「ママ、大丈夫?」と聞いてくる。
あまりにも長女の「大丈夫?」がすごいので、
これは、話し合いだなと、彼女をちょっとおいでとテーブルに呼ぶことにした。
そして、私はカードを手に持った。
最近、言語が堪能になってきた長女ならもうこのカードをつかえるだろう。
「ねえ、あなたは最近、ママ大丈夫?って聞いてくるね。どうしたの?」
「あのね、なぜか分からないけど、ママが笑顔じゃないと、私の心がギュゥーって苦しくなってどうしたらいいんだろうって思うの」
「へええ!じゃあ、ママがいつでも笑顔でいたら、ホッとするの?」
「うん。笑顔じゃないとどうしようって思う」
「オッケ。ただね、笑顔でいることも、怒ることも両方OKな感情なんだよ。だから、ママは、〇〇ちゃんが(次女)手にうんこを持っていて、笑うことはできないわいな。
コラー!何をやってんだ!!!ってなっちゃうよねええ。ちょっと待って、ママの感情を考えてみる」
少し時間を置いて
「あ、わかった。ママは心配なんだ。うんこが家のどこかについていないか。だって臭い家、嫌だもん」
「それは分かるんだけど、ママがハッピーじゃない声が出るのが嫌なの」
「ふむ」
「今日の朝もママが怒った時も心がギュッてなったよ」
「そりゃそうっしょ!
ジェイが迎えにくるまでに朝ごはんを食べないと、一日中お菓子食べることになるからご飯を食べなさいって言ったけど
聞いてくれないから、おい!!!って言ったんだよ」
黙っている長女。
「オッケ。わかった。ママがおい!って言った時、あなたはどんな気持ちになったの?」
「I feel Shame」
Shameか。結構な感情だなあ。
私はそう思いながら黙ってカードを机に並べた。

Shameに感じる必要がない。
でも、感じているのだから、否定はできない。
そして、私はカードをぱぱっと並べ終わった後、長女に言った。
「ほとんどの感情は、ニーズが満たされていないところから出てくるって言われているの」
「ママがおい!って言った時の感情は怒り。でも、それ以上に不安だったんだと思う。そのニーズは、このカードのSafetyが満たされていないから。
あなたの身体の安全がお菓子を食べることで侵されると思ったから、不安になっておい!って言ったの。わかる?」
長女は頷きながらカードを見ていた。
そして私は長女に聞いた。
「あなたは、Feel Shameに感じたのは、なんのニーズが満たされていなかったの?
あなたのニーズを教えてくれるカードを探してみて」
そういうと彼女は一つずつのカードに書いてある英語を読み始めた。
そして、一枚のカードを出して「これだと思う」と言った。
そこには「Connenction」と書いてあった。
「コネクションが満たされなかった?」
「うん。ママが私たちを見放した気持ちになったの」
内心ええええ〜?!どういうこと?と思ったけど、私は彼女がそう思ったという気持ちをそのまま受け止めることにした。
そして、
「そっか。ママがオイって言った時、見放された気持ちになって、Shameに感じたんだね。じゃあ、次はそれをもとにリクエストを教えて。同じようなことがあったらママにどうして欲しい?」
と聞いた。
長女は少し考えた後
「ママ、チームワークにしたらいいのかもしれない。」
実は、この時の彼女の言葉を詳細には覚えていない。
でも、チームとして私たちが存在をしたいというようなことを言ったと思う。
そして私は
「おお、じゃあ。次に同じ事があったらママは、チームとしてご飯を食べることをお願いすればいいのね。じゃあこんな感じかしら?
もうすぐジェイが来るよ。ジェイが来る前に体にいいご飯を入れておくプロジェクト、手伝ってくれるかしら?」
それはいいね!と言わんばかりに長女は親指を立てて見せてきた。
10年以上も前に購入した非暴力コミュニケーションのカード。
10年以上を経て役立つ時が来た。
Shameなんか感じる必要がない。
そんなつもりで言ったんじゃない。
そうなったのはあなたが悪いからでしょ。
ただいうことを聞いていればいいのよ。
いつもママが怒らないと出来ないの?
そんな聞き慣れた言葉が私の口から一切出てこなかった。
そして、チームワークという改めて素晴らしいアイディアが長女から出てきたことに少し感動をしていた。
お互いのニーズを満たす。
私は翌朝から「チームワーク!お願いしやす!」というと、
提案した長女は自分の言葉に責任を持つかのようにパッと動くようになった。
パッと動けない時は、交渉をしてくる。
非暴力コミュニケーション、ありがたや。
夫がとってくれていた写真↓

モノクロから虹色へ







































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