自分が安心をして輝くことに許可できるか?
- Izumi Takiguchi
- 8月30日
- 読了時間: 8分
更新日:9月5日
先日、『大変なのー!』と日本を出発する数日前に連絡が入った。
長い間I Hのセッションを受けたりしてくれている大切なお友達から。
そしたら「私じゃなくて、Rちゃんが!」と。
こう言う時、こうやって友人のために連絡をする彼女の優しさを心から感じて温かくなると同時に、
Rちゃん、大丈夫か?とも思った私。
その後ご本人からも連絡がきて、ズームでI Hセッションをする運びになった。
久しぶりに見る彼女は、相変わらず聡明さがあって
私はなんか、こういう「自分」がある女性って好きだなあ
と画面越しで彼女を眺めていた。
そんな彼女から「なるほどなあ」と思うほど
名の知れた大手の会社で働いてきた経緯を聞いて
私は益々嬉しくなった。
大手で働いているから好きということではなく、
そういうところでも活躍して自分の才能を発揮している姿を聞くと
嬉しくなるのだ。
つまり、私は強い女性が好きだ。
自分の才能を発揮したいと思って行動をしている女性の姿が大好きなのだ。
だから、その才能が発揮されることを妨げられるものがあるなら
排除する手伝いをしたいと心から願うし、
それによってまた自分の道をまっすぐに生きようとする姿を見て感動をさせてもらえる。
そんな彼女の悩みは「左目の瞼がピクピクする」とのことだった。
身体に影響が出るほど、ストレスを抱えていると。
そんな彼女の潜在意識が選んだワークは、「上司との関係」についてだった。
「I feel safe to allow myself to shine 」
まず潜在意識が出してきたセンテンスはこれ。
”私自身が安心を感じて輝くことを許可する。”
そこから、上司との関係を彼女は思いつくままに教えてくれた。
彼女自身が仕事ができることは明らかだ。
でも、上司によって、自分のペースや裁量で働くことが難しくなる。
もっともっと上に行きたい。
もっともっと自分はやれるのに
上司との関係が自分の羽ばたく力の遮りとなってしまう。
そして、それはなんとなく悪化している気がする。
前職よりも、現職の上司との関係が尚更悪くなっていた。
彼女がしっかり仕事をする方であることは、話し方からもあり方からも感じられる。
そんな彼女がも安心してもっと輝けるためには、
彼女自身が、他者と向き合い関わりコミュニケーションをとることが大事そうである流れは見えてきた中で彼女はそれを嫌だけど、、、という。
わかっているけど、嫌だなあという感覚が出るのはわかる。
よく感情をみなさいって、ヒーリング界ではいう。
なんのために見るのか?
それを理解していない人は多い。
理解していないと、ただ「私、かわいそうだった。よしよし」的な感じで終わっていく。
でも、私は感情を見る必要がある一つの理由は、
もっと本当は前進できるのに、感情がその前進する足を引っ張ることがあるから
そこを見て、感情を変換させてあげることが大事だからだと思うのだ。
I Hの講座で、マインドのクラスがある。
そこでも教科書にクリアに書いてある。
私たちには2人のドライバーがいる。
一つは感情。一つは思考だ。
どちらかを変えてあげると、私たちの行動は劇的に変わる。
彼女の嫌だなという感情は、彼女がこれから輝くことを妨げる要因になっている。
つまり、彼女の嫌だなという感情を紐解いていけば
その感情は、もう自分にとって不要だと理解し、
それにまつわる思考も変化して
行動が変わるのだ。
彼女の場合、
人と関わることが嫌だと思う根本原因として
小学校五年生のことが出てきた。
「引っ越した先で、嫌われっ子な感じになってしまって
親には伝えなかったけど、命を絶とうとまで思ったこともありました」
この時、コミュニケーションがうまく周りと出来なかったことによって
自分の気持ちがどんどんと卑屈に被害妄想に追い込まれていったと
淡々とお話をしてくれた彼女。
過去のことが今と何が関係があるのか?と思うこともあるかも知れない。
でも、人間は、A Iのように、一つのエラー(嫌なこと)があったらそこを回避したパターンを作り始める。
そして、それを自分でも知らないうちに繰り返すことになる。
つまり彼女にとって
その嫌だなという感情は
人と向き合うことを妨げる絶好の回避機能だ。
でも、彼女は、嫌な気持ちを持ったまま輝くのではない。
安心して輝くのだ。
そう潜在意識がセッションの初めに出したセンテンスで伝えている。
だから
私は彼女に質問した。
「小5の時のことが原因となって、人と向き合うことが難しいとなっているのであれば、それってもう不要だと思いませんか?
大人のあなたであれば、この時のことをどう対応できると思いますか?」
「あ、話し合えると思います。」
アドラー心理学の一つに過去を理由にするなという考え方がある。
過去の出来事が原因ではない:
アドラーは、フロイトのような「原因論」を批判し、過去の出来事がトラウマのように私たちを縛り付けるという考え方を否定しました。例えば、過去の辛い経験を「トラウマ」と呼んで、現在の行動の言い訳にするのは、自己欺瞞だとアドラーは考えます。(引用)
この「自己欺瞞」と言うのを読んで、
私は、本当にそうかなと思っていた時期があった。
なぜなら、私自身が過去に起きた出来事で
自分が身動きが取れなくなっていく状態にあれよあれよと転落していったから。
それはネックレスが一回のねじれをきっかけに
どんどん、もつれて、何をどう元に戻したらいいのかわからなくなるぐらい。
そんな勢いで、ポジティブな私は、体が調子が悪くなって外に出れなくなっていった。
そして、キネシオロジーに出会って、
自分のこの体調の悪さは、10年前に起きたあのことが原因だったのか!と気づいた時は、膝から崩れ落ちて、
わんわん泣いた日を今でも感覚として残っている。
だから、当時の私にとっては、
過去の出来事が原因でない
と言う言葉は、自分の経験に反していたためアドラーの言葉を理解ができなかった。
でも、I Hに出会って、
フロイトの言う通り、その過去の出来事がトラウマになっていたとしても、
アドラーの言う通り、過去の出来事を意識的に手放し、現在の選択ができることに変換することが
どれほどパワフルかを実感している今は、なるほどなーと思う。
そう思うと、本当にI Hって色々とインテグレート(統合)してるヒーリングだなあと思う。
つまり
フロイトが悪いとか、アドラーが正しいとかではなく、
フロイトもアドラーも双方を取り込んだ(統合させた)ヒーリングだなと。
さて彼女のセッションのお話に戻るが
その他にも、彼女のセッションは盛りだくさんだった。
母親を許す必要が出てきたり
自分の望みを自分で失わせるパターンの解除をしたり
今後の方針を問うような質問が出てきたり。
きっと色々な要素が絡まって
彼女自身が輝くことを安全に感じなくなったのだろう。
冒頭にも書いたが、
私は活躍する女性の姿が大好きだ。
自分の強みを知って、それを最大限に社会やコミュニティに貢献している姿を見ると
本当に心の奥が震える。
イキイキしている女性が本当に大好きで仕方がない。
そんなセッションが終わって、彼女からこんなメイルをいただきました。
(中略)
まさかここでお母さん登場&小学校時代までさかのぼる!とは思わず、
さらに自己破壊プログラムという
エヴァンゲリオンのような怖いワードもでてきて😲
びっくりしましたが、
まぶたの痙攣もスーッと消えて
明るい未来や自分が探すべき情報の方針が見えた気がします。
IHヒーリングといず美ちゃん、すごい!!!
どうもありがとうございました!
(ブログ掲載をしていいですか?と伺うと)
是非是非、あの!
いつも読んでいるブログで!紹介してもらえたら、
他の方にも何かヒントになれたら、私も嬉しいです。^_^
同じような人や、何か感じてくれる人がいたらいいなと思います。
本当に受けてよかった。
逆に、もっと早くIHを受けてたら、どうなってたんだろうって思います。
でも瞼ピクピクが深いところまでの修復を教えてくれてるわけなので、
このタイミングで、立ち止まることができてよかったです。
これからも、楽しみにしています
イタリア、明日から行ってきます〜♪
何かわくわく、楽しくなる源泉に触れたり気づきがあるとよいなと思います。
彼女、もうすでに未来を見ているジャーン。。。素晴らしいねえ〜
自分のする行動が自分に新たなインスピレーションを与えてくれるのではないかと思い行動が出てきる彼女。
こうやって前に向かって嬉しそうに進んで生きていく彼女の姿が私には本当に眩しくて。
ボンジョールノー
と叫びたくなります。(単にイタリアに引っ張られているだけ笑)
”I feel safe to allow myself to shine. ”
安心を感じて自分が輝くことに許可をする。
全ての女性が、安心して自分が輝くことに許可を出していたら
この世はどれだけ幸せだろうかと
彼女のメイルを読みながら感じました。
ただこの後、彼女とのメイルのやりとりで「母親との関係」についての内容があった。
「働く女性の方で幼少期とのお母さんとの関係性に何かをかかえてる人は多い気がします」
と。
母との関係については、修正の中でしか出てこなかったので
それを呼んだ私は正直『え?』そこに彼女は何かを感じていたの?
と驚いた。
そして、彼女に聞くと、上司との関係や母との関係に間接的な関係を見つけたと教えてくれた。
そのメイルの最後には
「IH 深すぎる、奥深すぎる、蓋をしていたものがどんどん開いてでてきてびっくりです!」
と。
一回のセッションで彼女の中で気づきをご自身で見つけていく姿を読んで
やっぱり自分の人生を生きる強い女性って、前に進んでいくよねと
彼女の強さにまたインスパイアを受けた私でした。

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