top of page

娘に対して憤りをシェアする

日本から戻ってきて、数日。

私はゾンビのように過ごしていました。


もう、起きるのがしんどい。

もう、体が動かない。


子供たちも、時差ぼけよろしくと言うばかりに

夜中の1時に目が覚めて3時まで遊びまくると言う位現象に。


私は、10時間の飛行時間を一人でやってきたと言う疲れで

その夜中の時差ぼけパーティーはアンドリューに丸投げでした。


しかし、ママが良いと言う瞬間もくるわけで。。。

翌朝起きると、長女が大きな声でママーと階段で叫んでいました。


でも、下の子はうんこをして裸ん坊だったので

一生懸命に着替えをさせていました。


すると、長女が私のお尻の方に来て、私のお尻をガブリと噛みました。


ソフトスポットに入る、歯の凶器ぶり、みなさん、想像していただけます??


痛ああああ〜い!!!!


と叫んで、私は娘の名前を大きな声で呼びました


彼女は泣きながら一階にいるパパのところへ逃げていく。


私も次女を連れて、下に降りて行き、早速、告げ口です。


「長女にお尻を噛まれて痛いんですけど!!!」と。


アンドリューは、「どうしたんだ?」と聞くものの、

長女は彼の影に隠れる様子。




何度もこの噛む癖、どうにかしたい!

何度言っても聞かないんだから!!!




アンドリューに

「私、クリアリングが必要なんだけど」

と言うと


アンドリューは「オッケー。ファシリテートいる?」とのこと。


「よろしく」


私は真剣にそう言いました。


クリアリングというのは、私の噛まれて怒っている感情を

しっかりと相手に伝えてその私の気持ちを浄化させるというもの。


そもそも大人がするこの行程に4歳相手に成り立つのか?


とか


私は、器の大きい母親でない、ダメな私。


という頭でごちゃごちゃ考えることを通り越して


「やるぞ」


と4歳児にメンチキル。



クリアリングのやり方はこんな感じ。



一つの木の棒を二人でもつ。


見よ、この長女の口を曲げて何が起きるのかを待つ表情と

大人げなく真剣な私の顔を!(まじで怒っています)


なぜ、木の棒を二人で持つかというと、その二人のエネルギーが互いの相手に向かうのではなく

木の棒を通じて地球に戻るようにするためとのこと。



さて、そこでアンドリューのファシリテート(介添え)で私のクリアリングは始まって行きます。


まず、娘に伝えます。

『これはママのワークで、君には一切関係がないからね。

 体の周りをバブルで覆って、自分をプロテクトするんだよ。』


この言葉にギクリとする私。


子供が”やってはいけないこと”をしているのに、私のワークだと?!


まあ、いいや。とにかくワークに専念しよう。

そう頭を切り替えて、私はアンドリューのファシリテートに意識を集中。


私がなぜ怒っているのか。

何が起きたのか。


そして、自分の母親に面と向かってそれを言われたら、普通は怖いのではないかと想います。


だから泣いてみたり、喚いてみたり、逃げてみたり、閉じこもってみたり。

どうにか回避をするだろうに、


4歳児の我が娘。真っ向から受けて立ちました。


やるじゃねーか、娘。


そして、私が終わった後、アンドリューが私に聞きました。


「君をここまで怒らせる人は誰?」


ああ、きた。


4歳児の『やってはいけないこと』に怒っているのではない。


親としての仮面を被って

私は、過去にされて嫌だったことを、この子に対してぶつけていたのだ。


私は、体に伴う痛みが大嫌い。

それは、昔、私がやめてと言っても何度も痛みを与えられ続けてきたことがあったから。


そして、私はそこからアンドリューの促すままにワークをしていきました。


それをじっとみている長女。


終わってからアンドリューが娘に聞きました。


「君から言いたいことはあるか?」と。


「ママ、私ね、一緒にママと手をつないで下に行きたかったの。

 でも、ママが聞いてくれないから、かなしかったの。お尻をかんでごめんなさい」と。


私も彼女に言いました。

「おててを繋いで下に行きたかったの、知らなかった。ママね、あなたのお願いを聞きたいと思ってる。でも、大きな声で叫ばれただけじゃ、わからないの。だから今度は、お口で

そうやって教えて欲しいな。」


そして、私たちはハグをしました。






何度も、インテグレイティッド・ヒーリングの創始者のマチルダが言っていた。


「あなたが何度言っても、相手が行動を変えないのであれば

それは、相手の問題ではなく、コミュニケーションができていないあなたの責任よ」


今回の後、

長女が私を噛むことはなくなりました。


私のコミュニケーションが彼女をなじるところから来ているのなら

それは、彼女が聞く耳を持つわけがないか。。。


感情的になることは良くないと言いながら

感情を抑えてしまうことがある。


でもこうやって少しずつ、この過程が普通の生活に入っていったら違うのかもしれない。



そんなことを思った娘との時間でした。



ちなみに、この感情ワーク、大人とやった時の内容はこちら!↓





モノクロから虹色へ




Featured Posts
Recent Posts
Archive
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page