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口うるさいエストロゲン


最近、オンラインのインテグレイティッド・ヒーリングのセッションで

20代の女性が増えている。


画面に映る顔が可愛いの。


だけど、気づく内容は深くて、私は20代の時にこんな風に物事を深く考えていたのだろうか?

と思ってしまうほど。


そして、最近のセッションで私は驚くことを発見した。


「私」についてだ。


【うるさい、アドバイスあげたがりのおばさん】になっている。



この業界の仕事をするようになってから(←そんなかっこいい言い方をしてみたかっただけ)

とにかく話を聞き、相手が答えを出すのを待つ


Guiding without guiding

(導くことなくして導く)


という事を大切にするようになり

そのパワフルさに私は、素晴らしさを感じ、そういうコミュニティにも所属し

それがとっても上手になった。


だから、私と話す事で気づきが多いとかいうけど

そういうことよりも、本人が答えを一番知っているから

そこに寄り添うだけでいいのだ。



そのパワフルさを知っているのに、、、、



やかましく轟くごとく、若い子に向かってとやかく口出すのだ。


そして、これは、今に始まったことじゃない。


長女が生まれて1歳を過ぎてからひどくなった気がする。


長女が生まれた時には、なんて声をかけていいのかわからなかった。

幼稚園で歌った覚えがある一つの歌を何度も歌うしかできなかった。


でも、子供がいる生活というのに慣れてきて、

1歳になった時、歩き始めて色々と物を触り出したり、危なっかしい事をし始めたら


口やかましくなった。


先を察して、先回りして言うことも多くなった。


『これは、あかんあかん。触ったらビリビリってするから』

とか


『先にこれを履いた方が、後から楽でしょ?』


とか


『今は、スイカを食べたらダメ!さっき納豆食べて、お腹が痛い痛いになっちゃうから』

とか。


こう書いていると、まあ、子供を守るために仕方がないよね

ってなるけど、

これ、まさしくエストロゲンが本来の力が目覚めてしまって、

子供だけに至らず、そこらじゅうでエストロゲン放射をしてるのだ。


もうこの放射、連射が噴射して止まらない。


見守るってなんでしたっけ。

導かずして導く??

いやいや、待っていられない。



母親のことを、うるさいなーって思っていた時代が長くある。


姉が娘に対してガミガミ言っているのを聴いて

『いっちゃん、あんたも自分の子供を言ったら、こうなるんだからね。』


そう言ったのを思い出す。


今はわかる。


そう、母親がうるさいのではない。


エストロゲンが止まらないのだ。


もう一度、いう。母親がうるさい人間なのではない。


だって、エストロゲンのせいなんだもの。


本当の私は、もっと人が自分で答えを見出すのをサポートできる私なのに!



本能が、、、本能がーーーー!!


口から卵がポンポンと出てくるかのように、

あれやこれやと他人に対しての言葉が出てくる。


これに気づかないと、

旦那は、いつも責められている気になる。

息子は、いつまでたってもジェントルマンに成長しない。

娘は、うるさい、お母さんみたいになりたくないと思うか、お母さんなんて思うかな?と気になって自分の人生を歩めない。



ああ、誰か、このエストロゲンを止めてー



と思いながら、セッションが終わった後に

可愛い20代の女の子に、ベラベラと『女っつーのはね』と力説していた。


そして、心の中で

(ああ、これは私じゃないんです。本能がもうエストロゲンをだだ漏れにして口出ししたくなるんです。)と弁解しながら。。。




昨日も友人が頭がひどく痛いというので

代理セッションをした。


そこで出てきた内容は、なるほどねという内容で

その翌日、頭痛がなくなっていた彼女に対して、また口うるさくアドバイスを言っている私がいた。


(あーまたエストロゲンがだだ漏れ、、、、誰も私のアドバイスなんて要らないっつーの!)


そう思いながら、口は高速回転で回っている。


やめればいいじゃん?って思うでしょ。


もう言いたくて言いたくて、

たまらないんですよ。


そうなっている私がびっくりなのです。


でもですね、このエストロゲンを止めちゃうと

子供に『なんでもいい、何も言わない』という無責任な親になってしまうんです。



どうして、こんな風になっちゃうの?というけど、

子供を産んだら、マルチに頭が動くことになります。


もうこれは本能。


そして、驚くことに

私たち女性の本能は、物とお話ができるんです。


私たちの目には、ソファーの上のブランケットがグチャってなっているのをみると

ブランケットが『私をちゃんとまっすぐに直して』と言っている声が聞こえるし、


ゴミ箱がいっぱいだと『ゴミに出して』と言われているし、


電気がつけっぱなしだと『消してよ消してー』って言われているし


出掛けた5分後に玄関の鍵が『私のこと閉めた?』と聞かれているし


そこにちなんでガスコンロの火が『あたしのこと忘れていない?』と言われている気がする。



常に、誰かとコミュニケーションをしているのがエストロゲン。


だから、その物からの要望に応えるが如く、ずっと掃除をしている母親とか、みたことありません?


掃除を終えるまで、ゆっくりできない、、みたいな。


子供の頃は、ちょっと休めばいいのにって思っていたけど、

ずっと家のいろんなところを掃除しまくっている母親に、お掃除が好きだったんだなあって思っていた。


でも違う、彼女のまたエストロゲン噴射の中で動いていたのだと今になって知るのです。



母親になると、いつも頭の中で

『ちょっと待って、ソファを直してからゴミ捨てに行くから』なんて話しているから、


それが、人に対しても出ちゃう。


『これをしてから、あれをやった方がいいよ』的な。


まさしく、心の中の世界が外の世界にも反映されるっつーことです。



ああ、これではいかん。

ひとまず、ドラマか本でもみるか。


なんの解決にもなっていないと思うでしょ?


それがですね、ドラマや本をみると、エストロゲンが落ち着くんですよ。



とにかく、俺のエストロゲンが私をコントロールしていることに

ひとまず気づいたので、片方の目は開いたようなものさ。


あと片方の目を開くのは、どうしましょうかね。


あ、ちなみに昨日かいたブログで出てきた、

空港の時に私に『後ろに赤ちゃんがいること、忘れないで』って言ったおばさんも

いった後に口を手で塞いでいましたから、

あれもエストロゲンですね。


心を亡くした「忙」しい状態の私だから、その瞬間、うるせえって思いましたけど、

ゲートについてから、(あの女性のエストロゲンよ、私を守ろうとして言ってくれてありがとう)と

感謝の念は送りました。


これを読んでいる思春期の息子くんたちよ、

うるさいのは、母ではなく、エストロゲンなのだよ。だから女性に幻滅しないで。


これを読んでいるパパたち、

うるさいのは、君の妻ではなく、あなたの赤ちゃんを産んで本能全開のエストロゲンなのだよ。


これを読んでいる娘たち、

うるさいのは、あなたの体をも流れるエストロゲンなのよ。

あなたも友達のこと、とやかくいうでしょ?


これを読んでいる政治家のおじさんたち。

うるさい女性議員は、うるさいのではありません。

エストロゲンなのです。

あなたたち男性のテストステロンだって、気づいていないと思いますが、

とっても失礼な言葉の言い回しするし、自分のタイミングでしか物を見ないでしょ?


本能だけで回る世界はカオスだから、

スピリットという心を持ってこようじゃありませんか!


どうやって?

今から考えまーす。




モノクロから虹色へ



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