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流産からのメッセージ5


続き:

とにかくカラダをマヤ文明マッサージと同様にマッサージをし始めたジュリー

まるで私の学んできた事を体現してくれているかの様な。

強くあり、それでいてしっかりと骨盤を触っている感覚。

本当にあの古代の人はカラダの循環をする方法を知っていたんだ。

そんな中、先ほどまでの痛みがドンドンと緩んでいくのを感じました。

さっきまであった左側の痛みがお腹の真ん中にシフトした感覚。

悶絶の中、聞きました。

『ジュリー、何か私の体の中からメッセージが聞こえる?』

そう言うと、少し私の体とコネクトをした後

『私には、おりてこないわ。でも、あなたが知っているって言ってる。話してみて』

痛みの中で、

数日前のIHで出て来た『私は裏切られた時の事を手放します』と唱えていました。

それを言うと少し痛みが少し緩んだからです。

なぜそのセンテンスになったかと言うと、

彼女が私の左側が歪んでいるとジュリーが言った時、

私の左側が自分の感覚でなくなったのがその裏切られたと私が感じた経験の時がピーンと浮かびました。

『左に出ているわ』

彼女がそう言った瞬間に、

IHのセッションの内容を思い出してこのセンテンスをくちずさんでいました。

『私は裏切られたときの事を手放すべきみたいで。。。。。』

そう言うと、とめどもなく涙があふれて来ました。

ジュリーが

『そうね、その通りね。あなたは裏切られたと言う経験で、沢山の痛みを経験した。

 その痛みはギフトなの。

 神聖なるギフトをその時にあなたはもらっているはずよ。

 その痛みによって得たギフトはなんだとおもう?』

『私はその痛みによって、アメリカに渡り、ヒーリングの世界へ入ることになった。』

『そうね、その痛みは神聖なるタイミングだったのよ。神からのギフトよ。』

『あんなに大好きだったけどうまく行かなかった。もしも神様がいるなら、どうして、痛みでしか教えないの?本当に私の事を神が愛しているのであれば、神は私に喜びを与えるべきだわ。痛みを与えるって言う事は、私は愛されていないのよ。』

『それがあなたの呪縛ね。

 愛されていない存在だと自分を思った瞬間に、私たちは愛の空間から離れるわ。

 私は愛されるべき存在ではないと思った瞬間に、痛みが走るわ。今のあなたのように。

 それを彼の裏切りから自分でそう言う人間だと信じ込んだのね。

 その裏切った彼はあなたに痛みを理解する為に、ギフトをくれた。

 あなたの事を愛しているからこそ、大きな目で見たら、

 イヤな奴をかってでたのではないかしら。 

 やった事は非道だわ。

 でも、あなたの人生を間違いなく、神の道へと導いたのは「彼」よ。

 もう「私は愛されるべき存在ではない」と言うウソを手放しなさい。

 その嘘は自分に痛みのみしか与えない。 

 神があなたに痛みを与えているのでも、彼があなたに与えているのでもない。

 「あなた」が自分に痛みを与えているのよ。』

愛から離れて自分を愛される価値が無い人間だと思った瞬間に

私たちはこんな痛みを感じて生きているんだ。

そして、痛みで悶える中、

IHで出て来た二つ目の『私は赤ちゃんが選択を尊重します』というセンテンスを思い出し、

”もしかして。。。。。”

と絶句をしました。

痛みがあるなか、マッサージテーブルの上でうずくまり、

私はカラダに聞きました。

もしかして、、、、、

「私が愛される価値のある人間だと私に教える」為に赤ちゃんは私の元に来て、

カラダを去ると言う選択をしたのだろうか。

そして、赤ちゃんは、この痛みを通じて、愛から離れたらこんなに痛いのだと教えてくれているのだろうか、自分の死をもって。。。

そうよぎった瞬間に、私のカラダの痛みは、一瞬にして全て消えました。

さっきまであんなに床を這いずり回っていたのに、一瞬にして痛みが全てなくなりました。

そのカラダの急激な変化が、『じゃーん、その通り』と赤ちゃんが言った様に聞こえて

わたしは、

『うわーーーーーーーーん!!!』

とうっぷして、泣き叫びました。

なんて事。。。。

赤ちゃんが自分の命を使って、

私に『自分を100%愛する』という事を教えてくれたなんて。

ここまで色んな愛で私は癒されて来た。

愛が本当に大切だと分かった。

ただ2%どこかで、

私は愛される価値が無いかもしれない

嫌われるかもしれない

受け入れてもらえないかもしれない

理解してもらえないかもしれない

けむたがられるかもしれない

間違っているかもしれない

浮くかもしれない

どうでも良い人間扱いされるかもしれない

愛する人が離れていくかもしれない

独ぼっちになるかもしれない

そんな類いの事がふとココロをよぎる事がありました。

その私に自分の命を使って、それらはウソだと教えてくれた赤ちゃん。

『誰も私に寄り添ってくれない!』

そう言う風に言っていた数日前のアホな私。

ずっと彼女は寄り添っていた。

この痛みを通じて、赤ちゃんは私に自己を100%愛する事を教えてくれた。

痛みと同時にギフトが来る。。。

ジュリーが言った。(*何度も言うが沢田研二ではない)

『もう愛だけの世界に移動をしていいわ。 

 あなたに愛を届けたい人が沢山いる。それを100%受け取って良いの。

 そしたら、きっと愛をあなたはもっと他の人とシェア出来るから。』

ふと気付くと、アンドリューが私の腕を握り、頭をなでてくれていた。

命をかけてでも、自分を愛する事を教えてくれた赤ちゃんに、

ただただ感服だった。

分かってくれたんだねと言わんばかりに、彼女の悲痛な叫びの様な痛みは立ち消え

そこから、一切、戻ってこなかった。

本当にあの痛みがあったのだろうか。

そんな風に思う程。ただただ血がさらさらと止めどもなく出ていた。

叫び疲れて、泣きつかれて、その日の晩も私はベッドに埋もれるように寝た。

ウトウトしながら、

きっと全てのお母さん達は子供から学びや愛のギフトを得ているんだろうな。

私も赤ちゃんのときはお母さんに愛を一杯叫んでいたんだろうな。

そんな愛を叫んでいた私が、どこから愛される価値がないなんて、考えちゃったんだろう。

もう全ては、愛からしか来ていないじゃん。。。。

あー

マチルダが言っていた、’「愛のみが人を救う」って24時間テレビかよ’って思っていたのは

本当なんだろうな。

と思った瞬間に、夢の中でマチルダが谷村新司の格好をして『サライ』を歌っていた。

どう考えても、変な夢だが、それ位の余裕ができていたのは確かだ。

続く

モノクロから虹色へ

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