流産からのメッセージ2
前回の続き
セッションが終わった日の夜、少しずつ血が出始めました。
さらさらと蛇口をひねって出て来る水の様に血が出続けました
。
アンドリューを呼んで、その血液を見せながら
私たちのベイビーは3.5㍉と小さいからきっとこの流れる血の中で一緒に流れてくるのかもしれないね。
なんて言いながら、生理用の100%オーガニックコットンのナプキンをして寝ました。
ふと数時間後に、なんだか変な感じがしてトイレに行くと、
すでに私の生理用のパッドは血を沢山含んでいて、漏れそうでした。
いつも私は血が出る感覚が分かるのに、今回は分からない。
二日目の生理の量よりも何倍もの血が出る。
お医者さんは普通の生理と一緒だって言っていたのに。
不思議な感覚に包まれながら、
『カラダを信用しよう』と自分に言いながら、生理のナプキンを交換しました。
朝起きると、すでにそのナプキンは血を沢山含んでいました。
いつ赤ちゃん、流れちゃったんだろう。
そんな事を思いながら、
朝から出かける必要があったので、車に乗りました。
なんだかフラフラする感じがしながらも、出かけました。
眠い感じ、ダルい感じ、そして、ボーットする感じ。
そんな中、用事を済ませた帰り道に私のカラダは熱を発し始めて、
車を道路脇に停めて、1時間程寝ました。
気持ち悪い様な感じ。自分が意識しない所でさらさらと流れる血。そして、フラフラなカラダのまま家に到着すると
そのまま布団になだれ込みました。
何が起きているんだろう。
知らない、この感覚。
どんどんと不安になってくる感覚。
目が覚めて友達に『なんだろう、これ』と相談をしました。
でも、自分が思っている様な返答が来なかったり、すぐに返答が来なかったり、
そんなの普段は何とも思わないのに、こんなときは、どんどんと自分を追い込んでいく考えにハマっていきます。
『誰も私の事なんて理解していないんだ。』
『誰も私の事を考えてくれないんだ。』
『こんなに辛いのに、どうしてアドバイスをするの?どうして分かってくれないの?』
『誰か私に寄り添ってよ!』
旦那さんが帰って来て、ベッド際に立ち、『どう?』と聞きます。
『あのね、、、、』って話している最中に携帯電話をチェックする彼。
その一瞬にさっきまで頭の中でリフレインしていた『誰も私の事なんて!』というループが
口に出て来ました。
『誰も私の事を考えて寄り添ってくれない!!!
こんなに一生懸命にあなたに伝えているのに、どうして目の前にいる私ではなくて、
どこかの誰かと連絡を取っているの?!
どうして私に100%の愛情を注いでくれないの???』
私が一番嫌いな感情的に話すオンナが出て来て、更に自己嫌悪。
これ、まさしくよくあるPMSの症状です。
このループにハマると、惨めにしか物事は進まない。
それでもさらさらと流れる血の様に、私の目からも涙が流れて、
今までに見た事がない(もしくは見てこなかった)感情が溢れて止まりませんでした。
つづく
モノクロから虹色へ