臆病者に向き合った時 2
前回の経営ゲームで自分の潜在意識のブロックに向き合ったって言う話の続きです。
経営ゲームをしながら途中で、大江千里さんのチャリティーコンサートがありました。
一旦中止をして、のりえちゃんと二人で楽しみに行ってきました。
ジャズに転向されて、その音楽の才能をバリバリに発揮されていた演奏を目の前で聴くのは本当に贅沢な時間でした。
一時間の枠の中で、彼が演奏をしたのち、観衆の中から『かっこわるい振られ方』を歌って下さいって声がアンコールとしてあがりました。
大江千里さんと言ったら、この歌!って感じで会場中がわき、彼が目の前のピアノで演奏を始めた瞬間
わたしのなかに、『あああああああ〜そっか!!!』という気付きと共に、涙がとめどもなく流れてきました。
のどが熱くて痛くなる位。必死に、喉の奥から出て来そうな物をこらえてました。
『そうだ、私はかっこわるくなりたくないんだ』
人の行為に対して応えられなくて、バカにされたり、失望されたり、はじかれたり、詰問されたり、、、、
そんなかっこわるいのが怖かったのだと。
でも『君が欲しい、今でも欲しい、君の全てに泣きたくなるぅー』
っていう歌詞の入ったこの歌は、かっこわるくても好きなんだっていう気持ちが入っていて
逆にすごい自分に正直でかっこいいじゃないか!と。
何をかっこわるい事を気にして、ちまちままとまっていたんだろうか。。。。
そんな風に、この一曲でハッと気付かされた瞬間でした。
かっこわるくなりたくない。
クライアントさんのお金を使って、成功しなかったら、期待に応えられなかったら、失望されたら
かっこわるい。。。。
恥ずかしい。
自分の存在意義がなくなっちゃう。
そう思っていました。
大好きな人にふられる事と一緒でした。
私のすきに応えてもらえなかったら、、、、、
失敗という妄想にこだわって、怖がって、ビビっちゃう。
かっこわるい = 失敗 = 存在する価値がない
なにこの方程式?
家に帰ってから経営ゲームを再開して、
このゲーム中に、自分で潜在意識のインテグレイティッドヒーリング(IH)のセッションをして
自分の中のブロックである『自分がかっこわるくなること』を取り外しました。
その代わりに、自分の好きな物に泣きたくなる程、没頭してみようと。
どんどん調子に乗って来た私。
かっこわるくったって、自分の好きに集中してみる。そしたら、流れが変わって来ました。
誰かが私の良いと思う物に対して『ふん、なに、それ?』と言ったとき
言われる自分をかっこわるいって思っていた。
まだ、そんな風に思っていたのかと驚きもあり、そしてそこに気付け手放せた喜びもあり。
これから私の好きが止まらない流れになりそうです。
そう、高校生の性欲並みに。
いや、ちがうか。
モノクロから虹色へ