やりたくない事を引き受ける

今回のSkypeセッションはとっても興味深かったです。

よく潜在意識に終わった事をいつまでもズルズルと考えていると、

そのまま過去に引きずられて前に進めないよっていう事を言われます。

それを断ち切る為に、自分に対して『はい、次！』と言いましょう！みたいな。

『私は、○○されて辛かった、はい次！』みたいな。

あとは、将来に欲しい物をもうすでに受け取ったと捉えて

『私はお金持ちになりました、はい、次！』みたいな。

そんな事を感じさせてくれるセッションでした。

そのIHのSkypeセッションを受けてくださった方から連絡がきました。

『いず美先生！ この間は素晴らしいセッションをありがとうございました♡

　1週間経って、自分を観察してみていろいろ思うことがありました。

　まず、とにかく意識を向けたのは、 人のリアクションに過剰に反応しないこと。

　これは自然に出来てきていると思います。

　正直、例えば仕事でわからないことを聞くときに「ああ、やだなあ」とは思うけれど、

　自分が答えを望んでいる事柄にフォーカスすれば、

　相手がどんな態度でも気にはならなくなったし、

　相手の方からもそんなにネガティヴな反応が返ってこなくなりました。

　あとは、とにかく呼吸のしかたもわからなくなるくらい焦ったり、

　自分を追いつめたりしないように、バカみたいに話し方や一挙手一投足をゆっくりにしたり笑

　そうしても、私の場合、普通の人並みのスピードなんだろうなと気付いたり。』

彼女は、とても頑張り屋さんで意思が強く、全ての事を完璧にこなせる位能力に溢れた女性。

彼女のこの時のセッションのお題は

『やりたくない事を引き受けてしまう』

でした。

『もう、必要以上に頑張っちゃうんです。

　やる事が見えるから、自分で一人で背負って、

　最終的に私がやらないとイケナイ状況になっちゃうんです。いつもそうです。

　今も、自分がぜったいにつきたくない仕事についているんですけど、

　こんな日ごとをしたくないッて思っているのに、自分がしたい仕事の方には行けなくて、

　自分が望んでいない仕事にハマっちゃうんです。

　アロマだって、すきだし終わってからクライアントさん紹介するよって言われる程になったけど

　自分がする仕事じゃないッてどこかで思ったり、

　英語だって、すきで結構極めて、そこの学校の先生になってとまでいってもらったけど、

　自分がする仕事じゃないッて思って、、、

　可能性を閉ざしちゃうんです！！！！』

はい、これ、がっちり潜在意識があっちむいちゃっているパターンですね。

彼女の中で潜在意識にインプットされた信念とは

『やりたくない事を引き受ける』

わかるぅーーーー

そんな私ッてエラい！

誰も、文句はいえないだろう！

こんなにやりたくない事をやっているんだから、

私が頑張っていないなんて、『誰にも文句はいわせまい！』

一人で食いしばって人がやりたくない事をやっている私ッてエラい！

なーんて、私だったら思っちゃってた。全くの一人シンデレラ状態です。

ま、彼女の場合は、全く違っていましたけど。

でも、『やりたくない事を引き受ける』という事を彼女の中でも美徳にしていました。

そして、それに拍車をかける様な仕事環境。

初めて赴任してきたものの、周りはとにかく忙しくて人に何かを聞くのも気が引ける程。

分からない事があって質問をすると

『そんなに難しい事を言っていないんだけど』

とか

『この間もそれを言ったよね？！』

という反応が返って来て、また自分を追いつめてしまう。

ドンドン自分を追い込んでしまう。

聞いていて殺伐とした雰囲気が伝わって来ます。

するとそんな彼女へ出たメッセージがカードからこんなセンテンスが選ばれました。

『人からの助けや天からの豊かさを受け入れる。』

『身なりをかまわない』

それを読んで私は彼女に聞きました。

『どういう意味だろう？』

彼女が続けて言いました。

『そう言えば、こんなに頑張っていなくても人は、

　私の事を頑張っていないなんて思わないんですよね。

　私、単純にさぼっていると思われたくなかったんです。

　そっか、人からどう思われてもいいんだ。

　そう考えると、普段の生活の中で人の気持ちを考えない人、すごく攻撃したくなります。

　“もう少し周りを気にしなさいよ”って。』

過剰に自分の本質にそわずに『頑張る』と言う事をしている人はそうなります。

『正しい』を追い求めたくなる。

頑張っている自分を肯定したいから。正しいと言う武器を使って。

でも、正しさに捕われると『人の反応』に左右されます。

やりたくない事を引き受ける彼女の中にあった潜在意識のプログラムは

『世代間の思い込み』でした。

お母さんからの『人は当てにならないわ』

と言う言葉。

お母さんはきっと色々な体験をした上でこの言葉に色んな意味を含めて言った事だと思います。

でも、聞いている方は鵜呑みにしてしまう。

彼女が新しくインストールしたプログラムは

『人を頼ってもいい』

自分で全部やると、どうでも良い事まで一生の時間を使っちゃう。

これからは、

人を頼っても良いし、自分を頼っても良いし、色んなオプションがある中で

自分が選びながら自分の本当にやりたい事をして行けばいいって潜在意識が言っているんだろうな〜

そんな風に感じたセッションでした。

これから彼女の環境がどんな風に変化をして行くのかがとても楽しみです。

彼女の能力が最大限に発揮されるように潜在意識さん、頼むよ！

と願うばかりです。

そして、そのセッションが終わった時に、『はい、次！』と言われたかの様に

Skypeの画面がシャットアウト。

私側の画面がブラックアウトしました。

えええええええ〜！！！何これ？とちょっとパニック。

でも、彼女はもう人を頼って生きていってよい！自分の人生を生きます！

はい、次！

ってことを天から言われた感じですね。

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