性教育パート3
先日はアンドリューが子供を迎えにいく日だった。
私は、YouTubeの撮影に入る前のミーティングをさとこちゃんとした。
コンセプトや何を伝えるかを話しながら
とても楽しく時間は過ぎて行った。
ミーティングを終えて、ブログを書き終わり
本の執筆に入っていると、アンドリューから連絡がきた。
というか、報道ステーション並みの報告の連発だった。
僕らの娘は天国気分の顔をしている。
彼らはノンストップで追いかけっこをしている。
あの男の子は、娘を抱きしめたり、運んだりを沢山しているぞ。
今は、滑り台の下で二人で横並びで座っている。
お互いを見つめあっているぞ。
あの男の子が俺の方を見ている。威嚇しているのか?
滑り台の上にいる娘と、下にいる男の子が見つめあっている。どこにいくにも見つめあっているぞ!!!
と。。。。
止まらない
そこで聞いた。
「で、その状況はあなたをどんな気持ちにさせているの??」
すると少し時間が経ってから
「Mixed emotions 」ときた。
「それについて会ったときに話して」、と私は彼を放置した。
思う存分、その自分のもやもやを感じるがいい!と。
そして、翌朝、朝食を食べているとアンドリューが言った。
「君は、あの男の子の行動について、どう思うんだ?」
と。
うーん、、、、別に、、、と天井を見ながら言葉を探していると
彼は、「信じられない!」と強い口調でいった。
お、きた。世にいう夫婦の価値観の違いってやつ。
と思いながら私は彼の言い分を聞いた。
「彼女の胸やお尻を彼が触るのはどう思うんだ?
それがいいと思うのか?
もしかしたら、彼に10歳の知り合いがいて、その10歳の子が彼に入れ知恵をして
うちの娘にそれをやったらどうするんだ?!」と。
「あのですね、It is your shit. 」
と言い始めて、私は、「それ、あなたの過去の投影でしょ?」
「でも、あの男の子は俺のことをじっと見てきたぞ!」
「それをどう捉えたの?威嚇?」
「ああ、俺はお前の娘にここまでしてやってるぞ、っていうチャレンジだな」
「もしもそれが、僕はあなたの娘はこれだけ大切にしてますよ、だったら?」
ふむ。。。
アンドリューは考えているようだった。
「あのさ、私は自分が3歳ぐらいの時にはすでに性に興味はあったと思う。
女の子同士で、キスしてみたり、おっぱい触ったりしてキャッキャしてたもん。
日本には有名なお医者さんごっこっつー言葉もあるぐらいでさ。」
「そういう変な医者いるんだよな」
「いやいや、あなたの今まで見てきた職場の話をしているのではなくて」
「私は、自分の体に興味を持つこと。人に触れてもらって嬉しいことは
何の問題もないと思う。ただ、その体を触る人を自分が選ぶ権利があるっていうことが
大きな点であってさ。だから、それを私たちが美しく教えるんでしょ?
あなたの今の過去のギャングスターだった頃の考えで娘に話したら、
体に対して、セクシャルに対して、神聖ではなく、Shame なものとして
捉えるようになるよ。それでいいの???」
「いや、スイートだったんだよ。二人で見つめあっているのを見たらさ」
「だったら、いいじゃん。でね、今のあなた、フィルターがすごく汚れているから
そこ、クリーンアップしてから、娘に性の話しようよ。
私は、この間そこをクリーンにしたから、多分、娘にエンパワリングな形で関われると思う」
「今日、二人の娘を持つブラザー(友人)に会いにいくから、聞いてみる」
「そうしてください。はい、その違和感、思う存分味わってちょんまげー」
夫婦の価値観の違いで、彼はすごくフラストレーションを感じていました。
お前は知らないんだ!っていう言葉も言われました。
でも、彼のフラストレーションは明らかに恐怖から来るもので、
そんな恐怖の植え付けをしたくないのは夫婦同意であって。
そういう時に自分を振り返るということが出来るか出来ないかは大きいなあと思います。
ま、もちろん、私だって危機を感じていないわけではないです。
うちの娘がちょっと6歳の男の子に追いかけられるには、彼女の力は弱すぎるから。
そして、もう少し優しくしてっていう彼女の言葉がその男の子に届かず、
伝えることを躊躇っている彼女を見ていると、
このままだと、自分の力を失って言いなりになるパターンが見えてくる。
ということで、もう4歳になったら拳法を学びにいかせます。
下見にも行かせています。。
*拳法とは拳や、足、突き、打ち、蹴ることを主にした格闘技だそうです。
しかも、その前に、アンドリューを先に送り込んでいます。
母は、いつだって用意周到ですから。
「頑張れ、拳法マスター」とアンドリューに応援もしています♡
モノクロから虹色へ
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