

人の期待を裏切る
人は、自分を救ってくれた相手にほど、勝手に大きな期待を乗せてしまう。 この人なら、いつでも私をわかってくれるはず。 この人なら、どんなときも深く受け止めてくれるはず。 この人なら、私を雑に扱うはずがない。 そう信じたくなる。 30代の私は、まさにその状態だった。 「このままの自分ではダメだ」と思っていた。自分をどうにか成長させたくて、ワークショップに行き、講座を受け、人に会い、心のことを学び続けていた。 そんなとき、フェリシアという先生に出会った。 彼女のクラスを初めて受けたとき、私は本当に驚いた。なんて懐が深い人なんだろう。なんて情がある人なんだろう。人の心に触れる力が、こんなにもある人がいるのか。 2回目のクラスでは、彼女が私をデモンストレーションに起用して、みんなの前でセッションをしてくれた。 そのとき、私の中で何かが変わった。 人が本当に話を聞いてくれると、こんなにも安心するのか。 こんなにも力が戻ってくるのか。 こんなにも自分を信じられるようになるのか。 安心感とは、何かを達成したから得られるものだけではない。根底にある安心感
Izumi Takiguchi
6 時間前読了時間: 7分
人の目が気になる
私たち人間は、なぜこうも人目が気になるのだろう。 「人目が気になって、〇〇ができない」 これは、私がセッションをしている中でも、非常によく耳にする悩みの一つだ。 「人目なんて気にしなくていいのよ!」 「ありのままの自分で生きましょう!」 そんな言葉が当たり前のように語られ、多様性が大切だと言われる時代になっても、私たちの中から人目を気にする癖はなかなか抜けない。 でも、そもそも人目を気にしない人間になる必要があるのだろうか。 私はこれまで、さまざまな方のセッションをさせていただく中で、人目を気にするという行為の奥には、もっと根深い恐れがあるのではないかと感じてきた。 それは、単純に「嫌われたくない」ということだけではない。 人の期待を裏切ること。 「そんな人だとは思わなかった」と言われること。 「あなたとはもうやっていけない」と関係を断たれること。 無視されること。 話を聞いてもらえないこと。 自分が悪いと決めつけられること。 そして、ひとりぼっちになること。 そうしたことが起きるのを恐れて、私たちは自分の言動に細心の注意を払う。 こんなことを言
Izumi Takiguchi
1 日前読了時間: 10分


































