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膣スチームバス

6月は本当に頑張った1ヶ月でした。


新しいオンラインワークショップで60名近くの方が参加をしてくださり、

どんな風にボディ、マインド、スピリットについてお話をして

楽しく学んでもらえるかを毎日考えていました。



こんなことを話そうかな

どんな流れにしようかな

どの例えを出したらわかりやすいかな


そして、

オンラインで参加してくださった皆様のFacebookグループ内でのシェアも深くて

自己開示がいっぱいで、

私一人の力ではなく、参加してくださった皆様のおかげで

とっても濃い時間を過ごしました。


だから、毎回、自分はちょっとエネルギーがハイな状態の日が続き

また、流れを考えるために眠れない日もあり、

それでも終わった日は名残惜しくてなかなかズームを消すことができず。


そして、同時に始まったYouTube。


頭の中が次に何をするのかを考えて、企画を練っての繰り返しだったので

本当によくやった!と言いたい1ヶ月でした。


そしたら、5日も早まって生理が来ました。


生理が始まりそうになった夜、薄らピンク色が出たのを見て

私は一目散に膣スチームバスの準備をしました。


たっぷりの薬草を入れて、私は下だけ裸になって木の箱の上に座りました。


温かい蒸気が膣の周りをしっとりと温めます。


尾てい骨が温まるにつれて、

副交感神経が優位に立ったかのように頭がぼーっとしてきました。





そして、まどろみの中、初めて膣スチームをした時のことを

思い出しました。


あの頃の私は、頑張ることは知っていてもリラックスをすることを知らずにいました。


リラックスってどうやってやるんだろう?とすら思っていたほど。


あなたはそのエンジン全開を一度止めたほうがいい。

じゃないと、体が壊れて止まる事になる


そう言われても、分からなかったあの頃。


生理の血が止まらなくて、ベッドを真っ赤にしたこともあった。


生理が不順で40にちしてもこない日もあった。


生理前になると、もう浮腫が酷くておっぱいが痛くて、甘いものを食べたくて

早く生理が来て楽になりたかった。


そんな時、膣のスチームバスをした日。

まだ、こんな立派な木の箱なんてなくて、お鍋にマリーゴールドなどのお花や薬草を入れて

沸騰させたものをボウルに入れて、便座に置いてそこから出るスチームを膣に当てた。


あの日のトイレの様子も目を閉じればすぐに思い出せる。


どんどんとグワんグワんと体の中がしていって

30分ほどスチームを当てた後

私はなんとかトイレから立ち上がり、ベッドにそのままうっぷして

夜中に寒くて目が覚めるまで、深く眠っていた。


あんなにリラックスをして寝たのはいつのことだっただろうか?


忙しくて免疫が落ちてた日。お股が急に痒くなって、産婦人科に行った。

そしたら、膣に入れる座薬を出されたけど、1時間もしないうちに出てきてしまった。

マヤ文明マッサージを一緒に学んだ友人が、スチームバスを勧めてくれてその日の晩にやってみた。


そしたら、もう次の日には痒みはなくなっていた。


少しずつ、女性の体をどうケアするかを学んでいったあの日のことを思い出しながら

私は体の奥が温かくなっていくのを感じた。


娘が「ママ、何をやっているの?」と覗き込む。


「セルフケア。膣を温めているの」


「膣ってどこ?」


「お股にね、赤ちゃんが出てくるところがあるのよ。そこ」


「ふーん。なんでやってるの?」


「体を洗うでしょ?鼻くそも取ってあげるでしょ?耳のお掃除もするでしょ?

 膣もね、綺麗にスチームクリーニングしているのよ。」




「そしたらどうなるの?」


「そうね、そしたら、気持ちが良くなるかな。」


「気持ちがいいんだ。」


「うん、気持ちがいいんだよ。」


頭がぼーっとしすぎて、もっと詳しくお話をしてあげたかったけど出来ませんでした。


スチームバスの資格、持ってるけど生かしきれてないぜ。


友人が教えてくれました。

「私の祖母は、死ぬまで毎日運動をする時間を作っていた。

 自分の体を整えておくことはエチケットだって言ってたの。」



本当にそうだなって思いました。


昔の私は、自分の体を粉にして人に尽くすことが仁義だと思ってました。

でも、

今の私は、自分の体を大切にして人と関わることが美しいことだと思っています。


植物の力を借りながら

プロの手を借りながら

体を整えるエチケット。



あーゆっくり過ごして、生理が終われば、日本だぞ!!!




モノクロから虹色へ



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