編集者さとこの黄色い付箋
- Izumi Takiguchi
- 2025年8月25日
- 読了時間: 5分
更新日:2025年8月25日
私と一緒にYouTubeをしているさとこちゃんに渡した私の本の原稿。
こんなにもいっぱい付箋が貼られて返ってきた!
きっと沢山の時間を費やして読んで内容をみてくれたのだろうと
この付箋の量から容易にそれは想像ができた。
私が本を書き始めたのは、まだ子供たちが赤ちゃんの頃。

女の子を2人授かった私。
高齢出産だから…と何か悩んだことはないけど、
それでも母親が私を産んだ年齢で、私も長女を産んだことで
母が言った言葉が時折、おっぱいを上げながら私の頭をよぎった。
それが
「この子は、私が年をとって産んだ子だから
そこまで一緒に長くはいられないだろう。
だから私が元気なうちにできる限り一緒に時間を過ごそう」
という言葉だ。
そう思いながら、母は私にミルクを与えていたという。
確かに私は小学3年生の頃には母と2人で
タイ・シンガポール・チェンマイなどへ
旅をしていたし
一緒にバトントワリングの様々な大会に遠征をしに行っていた。
上の兄弟と比べれば、母が私と一緒に過ごした時間は思い返せばたくさんあった。
母は私に一緒に過ごす時間を提供してくれたが、
私は、この通りピラティスもしているし、元気ビンビンで
どう考えてもくたばるとは思えない。
まあ、こんなことを言っていた母も90歳近いがかなり元気だ。
ということで、私はなにを娘に残してあげれるのかと考えていた。
自分が歳をとってしまったら伝えられないもの
私がいなくなっても持っておいて欲しいもの。
そう考えた時、
私にとって一番役立った「女性学」であった。
女性と男性が仲良く生きるために、習った内容だった。
普段の生活では習わない内容だったので、
それを習ってからアンドリューと付き合ったので、
ある程度、私自身がどうあることが無理をせず、誰かの真似をせず
私らしくいられるかを保っているから
夫婦生活が仲良く続いているのだろうと思う。
おそらくだけど、これを知らない時の私だったら
たとえアンドリューと出会っていたとしても
離婚は目に見えていた。
仲良く、愛を深めたくて夫婦になったのに、
無知が故に、自分がわざわざ夫婦関係を壊して行く人生だっただろうなと思う。
もしくは、我慢して我慢して耐え抜く人生だっただろうと。
それぐらい、私は女性がどんな生き物で、どう男性と関わって行くことが
健全であるのかを知らないでいたんだろうと思う。
これだ。
これを私は娘たちに残しておきたい!
そう思って書き始めた小説だった。
それでも、この内容は私だけ、もしくは自分の娘だけが知っているって、意地悪じゃないかしら?こんなにも私に気づきを与えてくれたのに。
と思って、出版を見込んだ小説にすることにした経緯だった。
そして、出来上がったものをさとこちゃんに渡した今年の初夏。
編集者で活躍しているさとこちゃん。
彼女と話すと(この人はどれぐらいの才能があるんだろうか?)と思う。
彼女のnoteを読むと、ただただ幸せに生きてきたわけじゃないことを知る。
彼女の色んな経験と感情と考え方との道筋を知れば知るほど
彼女の深さに感嘆する。
さとこちゃんについては改めてまた紹介をしたいと思っているうちの1人で
私は彼女の才能はすごいなと思っている。
YouTubeでもさとこちゃんはインタビューアーとして出ているけど
実際に彼女の才能は、こんなものではなく
話している時に私がさとこちゃんから学ぶことが多々ある。
鋭い視点だけど、柔らかい物腰で話すし
笑顔は可愛くて純粋でよくコロコロ笑うし
仕事を任せたら丁寧に気持ちを込めて行うし
外からの吸収する力がとても大きい。
その上で、自分と向き合っているので彼女と関わっていると
とても心が穏やかになるのである。
私が本の推敲をお願いした時
彼女は途中まで読んで、興奮して連絡をくれた。
「イズミちゃん、
今日も今、本を読み進めているけど、本当にいい!クラウンには格言がいっぱい。そしていろんな登場人物、それぞれに感情移入するポイントが山盛り。
自分も辛かった時これ読みたかった!
今、あの頃の私のような思いをしている人みんなに読んでほしい」
と。
また
これだけたくさんの付箋の間にも
「これ名言!」
とか
「ここ泣いた!!」
とか
自分の読者としての感想もちょくちょく入れてくれてるので
終わらなさそうな、編集の数々で気が遠くなりそうな時も
このコメントで頑張れちゃう。
ただ、自分が寝不足の頭で書いていたこともあって、
キャラ設定が混乱しているところをどうしようと悩んでいた時
「イズミちゃんの頭ではなく、その役に自分を持っていって合わせたらきっとその人の設定はクリアになると思っています!」
というコメントをくれて
こんな風に文字にすると当たり前な感じがするんですけど
その時の私には大ヒットで、
ああ、そうだった。そうだった。この登場人物に自分を重ねようって思いなおせました。
そんなさとこちゃんが見てくれた私の本についた沢山の付箋を見て、
私も一つずつ言葉や内容を直していく。
途中で子供たちのお迎えだったり、子供たちの「ママー!」という声だったり
夕飯の時間が迫ってくる中で、
集中力が切れて、その話の内容に没頭できずにいる中で
少しずつ少しずつ
さとこちゃんの膨大な付箋にめまいと感謝が混じりながら
文章をまとめていく。
ああ、こんなわかりにくい表現をしていたんだ
とか
この人、めっちゃキャラ変しているじゃん
とか
この人のプロファイル、ぐちゃぐちゃだわ
とか
さとこちゃんの指摘を読みながら
子供たちがある程度大きくなった今
数年前のおっぱいを上げながら、ストーリーを自分の伝えたいことに乗せて
書いていた寝不足の私のぐちゃぐちゃな頭の中を見ている感じ。
それでも21章あるうちの8章までようやくきたー!!!!
なげーな。
まだ13章もある…泣
でも、あのさとこちゃんが言ってくれた
「絶対に世の中の女性が読んだから、色んなことに気づきを与えるよ!」
という言葉を信じて、地道に続けていきます。
エイエイオー!
モノクロから虹色へ










































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