Soul Fever
学校に長女を連れて行くと、他のママと話す機会に恵まれました。
「今日は、〇〇先生がお休みでね、お子さんが風邪をひいたみたい」
「あら、あの子、食物アレルギーもひどかったわよね」
「四人兄弟だから、大変よね」
そんな風に話していました。
「Soul Feverかしらねえ」
と一人の女性が言ったので、
「何?ソウルフィーバーって?」
と聞くと、
「まあ、子供が発達段階の時に、次の段階に行く時に熱が出ることがあるみたいね。
あとは、
両親の仲がエネルギー的に良くないと、子供が熱を出すことで訴えるっていうのもあるみたい。」
へえええー!!!
魂が熱を出すかああ。
そんな風に驚きながら、帰宅をしました。
そんな日の先週、アンドリューがニューヨークにたちました。
お母さんのケアをするためです。
お母さんの体調が思わしくなく、一人暮らしをしている彼女のところへ行ってきてと
私がお願いをしました。
一人で大丈夫か?と心配するアンドリューに
「とにかく、絶対に行ったほうがいい」
そう言って、アンドリューは翌日にすぐ飛行機を手配して行きました。
写真で送られてきた義母の様子は
アンドリューが家にいると、いろいろめんどくさいことも多い笑
なんで、ここに洗濯物を置くかなあ
とか
なんで、そういうコメントするかなあ
とか
なんで、これだけご飯残すかなあ
とか
なんで、いつも携帯ばかり見てんねん!
とか
いちいちうるさいなあ
とか。
でも、それは私にしては結構贅沢な悩みだったんだと
明け方になって思っています。
やはり、男性が一人家にいる安心感は半端なく
彼のいない明け方は
大好きで大切な子供たち二人の温もりを布団の中で感じながら
心が細くなっていく気持ち。
早く帰ってきてほしいなあ。
それは子供の面倒が大変だから
とか
そういう物理的なことよりも
彼がいないことが、寂しくて心もとない感じ。
この家は、私たちだけでは大きすぎる。
この家は、私たちだけでは寂しすぎる。
めんどくさいことを言うし、するし、
(お互いにそう思っているかもしれないけど)
やっぱり人が一人いなくなるスペースの空き方は
心にもすっぽり隙間風が流れて、心細いです。
魂が熱が出るよりも、
私は、魂がかじかむような感覚です。
男性の存在って大きい。
守られていたんだと、感じます。
大きなクリスマスツリーも
彼がいないとただの電飾にしか見えません。
そして、少しずつ顔がこわばってきました。
毎日の生活は支障がないです。
子供たちも元気に起きるし、私もたくさんのサポートをもらっています。
一人でやるなんてことはしません。
物理的には問題ない。
でも、顔の皮膚がこわばってきたんです。
顔が少しずつ赤くなってきたんです。
睡眠もしっかりとっているし
食べてもいる。
いろんな人に手伝ってもらっているし
何も不自由はない。
なのに、皮膚は炎症を起こし始めてる。
そして1週間して、アンドリューが帰ってきました。
娘の発表会を見に間に合うように帰ってきました。
やっぱりうるさい事を言うけど
でもね、彼の一言でフッと私の表情が緩んで目の周りの筋肉を久しぶりに使いました。
その時に
こんなにこわばっていたんだ。。。と、気づきました。
アンドリューが私の毎日の生活にいてくれる事が
私の心にとって、どれだけ安心感をもたらしてくれるかを気づいた今日でした。
久しぶりに会って、ブチュブチュするわけでも
デレデレするわけでもないけど、べったりするわけでも
心は真っ赤に燃える炭のように、暖かく生気を取り戻した感覚です。
男性がいることは、私の精神面でとても大事だと改めて気づきました。
これをやらない
とか
気がつかない
とか
やっておいてくれない
とか
人の話を聞いてない
とか
そういう事より、もっともっと目に見えない大事なところを
男の人はカバーしてくれているのだと思います。
アンドリューが帰ってきて、
ジュリアナ東京の扇子ばりに
私の魂は歓喜です(ソウルフィーバー!)。
出会ってくれて、
守ってくれて、ありがとう。
モノクロから虹色へ
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