Reframing

長女が眼鏡をかけることになりました。


斜視かと思い、I Hのセッションをして

かなり良くなっていた彼女。


大丈夫だろうと思っていた矢先、眼科医の予約をしていたことを忘れていて

一応連れていくことにした。


たまーに左目が寄り目になるけど、

そんなの大したことがない。そのうち良くなると思っていた。


だから、大丈夫であることを確認しに眼科に行くようなものだった。

そして、アシスタントの人が、視力の検査をして何も異常がなく、淡々と進んでいった。


そこにドクター登場。

彼が娘の目に点滴をした30分後、目をチェックすると

大幅に瞳孔が寄り目になり始めた。


私は、次女を膝に抱っこしながら何が起きているのかをわからずに

ただただじっと心配を隠しながら見ていた。


酔っぱらった志村けんみたいな目になった娘を見て

血の気がひいた。


ナニがオキテル?


そして、ドクターが言った。

「眼鏡をかけてください。 

 脳の中の何かが混乱をして目が寄り目になっています。

 今、眼鏡をかけることで矯正されて治る場合もあれば、、、、」


彼が言っていることが耳に入ってこなかった。


「でも。でも!!!たまにですよ。毎日じゃないんです。」


「でも、目は異常を示しています。」


「でも、でも!成長の発達段階ということではありませんか?!」


「いいえ、彼女の脳の機能の問題です。」


「でも、でも!」


「あなたは僕になっていって欲しいのですか?

 あなたが認めたくないとしても、僕が言えるのは事実です。」


「でも」


「こういう子供をたくさん見てきました。眼鏡をかけて治る子もいます。

 3ヶ月後にメガネが助けとなっているかをチェックしにまたきてください。


 必ず毎日かけさせるのですよ。」


「…」


「そして、直らなければ、他の方法を考えます。

 治るのであれば、8歳ぐらいまでずっとかけてもらうことになります。

 一時、ひどくなったように感じるかもしれませんがそれもプロセスの一つです。

 フリークアウトしないでください」


そう言ってドクターは出ていった。


クシャリとなりそうな心臓に深呼吸を入れながら

私は二人の娘を連れて車へと向かった。


罪悪感でいっぱいになっていく私をよそに子供たちは、きゃっきゃ騒ぎながら

歩いていった。


すぐにアンドリューに電話をすると

「オーなるほどね。いつ眼鏡を作るか?」と普通に言った。


「アンドリュー、私、罪悪感でいっぱいだよ。」


「へ?なんで?」


「私がもっと違うチョイスをしていたら。

 私がもっと次女が生まれたときにちゃんと長女に対応をしていたら。


 っていうか、私がちゃんと健康に生まれさせてあげていれば。」


そう言いながら、車を運転して泣いていた。


「私のせいだという君の子供を思う気持ちを聞かせてくれてありがとう。

 そして、一つ質問をするけど、

 君の言っていることは真実だと思うか?」


と。


「君は、いつでも子供のことを考えて選択をしてきた。

 君は、次女が生まれた時も長女が寂しい思いをするからとおっぱいを二人にあげ続けた。

 そして、

 君は、子供を健康に生まれさせた。僕は病院で勤務をしているからいろんな子供を見てきた。 

 そして、すべてのお母さんは子供がどんな状態で産んだとしても、みんな美しいと思ったけどなあ」


と。


「君の罪悪感は、必要か?」


と。


そこで、私の心の波は治った。


そして、彼女は眼鏡を作り、先週末にかけることになった。

彼女が眼鏡をかけたとき、また言いようもない心のクシャリが始まった。


こんなに元気に走り回り、元気に踊り回る子が眼鏡だなんて。。。





心は、ピアノで挟まれて薄っぺらになったトムとジェリーのトムみたいに