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結婚する理由

結婚する理由は何かと大学時代に論議したことがありました。

税金対策?

将来旦那さんの年金で暮らすため?

老後一人でいるのが寂しいから?

世俗的、文化な理由で一人だと恥ずかしいと思わせられる時代だったから?

家族に死が近い人がいて、その人に花嫁姿を見せたら喜ぶから?

国が勝手に決めたこと?

男の人の経済力で楽に生きるため?

『お前を幸せにするよ』と聞いて浮かれた女がすること?

色々と出して見たけど

結局、どうして人は結婚するのかという答えは出てこなかった気がします。

あの当時、なぜ結婚というめんどくさい縛りの中に入るのか?と本気で思っていた私。

結婚よりも、フランス人ぽく”パートナー”でいいっていう風に考える方が

かっくぃー(ドクタースランプアラレちゃん風)感じがしていました。

嫁だから、何かをしないといけないとか

母だから、何かをしないといけないとか

そこに自分が当てはまるなんて私は難しいな〜

それよりも、’パートナー’というくくりは、

その当時の私の中の定義では

【ゆるくて責任感がない自由な感じ】がして

私は’パートナー’が欲しいなんて言っていました。

そこから恋愛、失恋、傷心など色々と経て、

セックスセラピストのドクターパッドに出会った時、

『あなたは結婚したいの?』と聞かれた時、

『私、結婚ていう定義がよく分からないんです。

 結婚したら、税金とかのメリットがあるのはわかります。

 でも、それ以上の縛りがある気がして。

 だから、

 フランス人ぽくパートナーっていうのがいいのかなとか思ったりしちゃったりして』

というと

『あなたは男性性が強いから、そうやって、

 目に見えるものしか今見えていないのね。』

おっと。

『男性性の強いあなたは今まで自分でなんでもやってきたでしょう。

 誰かに頼ることもなく、誰かにお願いをすることもなく。

 自分の想定内の中で生きて行く。自分がハンドルできる中で生きて行く。

 そう生きていく事もあなたの選択よ。

 私の考える結婚っていうのは、自分一人で全てをするのではなく、

 あなたが男性を頼りにし、男性もあなたを頼りにして、

 一人では到底いくことが出来ない所へと二人で成長し到達していくこと。

 それってすごいスピリチュアルなレッスンだと思う。

 それが結婚であり、それが私の呼ぶパートナーよ。

 あなたがいうパートナーは、単純に何か楽しいことをする仲間に聞こえる。

 自給自足は、変わらないというか。

 あなたも私もお互いに迷惑をかけないところで生きていきましょうっていう。

 どちらを選んでもあなたの勝手よ。

 ただ、私のところに学びにきているという事は、

 二人で到達するパートナーシップを望んでいるのだと思うけど、どうかしら?』

大学時代からの疑問に初めて答えてもらった気がしました。

そして、結婚して、私は一人だったら到底到達できない場所に今いて、

これから先もきっと想像がつかないところに向かって行くのを感じています。

数年前、父母が53周年の結婚式アニバーサーリーをサンディエゴで迎えた時、

私は母に聞いてみました。

『結婚して、どうだった?』

『私は、本当に幸せな結婚をしたと思う。

 お父さんも元気だし、子供も授かったし、孫も生まれたし。

 この間、カレーを孫とお父さんと三人で昼間に食べていた時にふと思ったのよ。

 あー私は幸せな人生だったなって』

『でもお父さんと喧嘩だってしたでしょ?』

『そういう時もあったけどね、長い目で見たら、そういう時期だったのよ。

 お互い一生懸命だったってだけよ』

『私が子供出来たら嬉しい?』

『そんなのあんたの人生だから、好きにしなさいよ。』

『へーでも、孫の顔が見たいと思うでしょ?』

『どっちだっていいよ。あんたら二人が幸せなら。

 まあ、あんたに子ができたら単純に私の人生にボーナスがあったって感じね。』

結婚は、、、

あなたが男性を頼りにし、男性もあなたを頼りにして、

一人では到底いくことが出来ない所へと二人で成長し到達していくこと。

か。。。

 それってすごいスピリチュアルなレッスン。

目に見えないけど、確実に心に残るずっと続くレッスン。

モノクロから虹色へ

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