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傷つく事の回避は出来ない


先日少しアンドリューと言い合いになった。

それも、私たちの共通のシングルの女の子が、ある男性と我が家で出会い、

二人で親密に話していた。

それを見ていた私はヤキモキしていた。

彼女の事を大好きな私は、本当に素敵な男性と出逢って欲しいと願っている。

だから、そのある男性と話している事にたいしてやきもきをしていたのだ。

と言うのも、そのある男性の女性遍歴を知っている。

彼のスイートボイスは、色々な女性がすぐにふらりと彼に身を寄せる。

私がアンドリューと付き合っている事を知らずに話しかけて来た彼。

とても上手だった。

話す声の調子も、彼の見つめ方も、彼の質問の仕方も、彼の電話番号聞き出す形も嫌みが無い。あやうく、彼は私の事を好きなのだと勘違いしそうになった程だ。

そして、女性が彼を追いかけたくなる感じも分かる。

とにかく上手く表現が出来ないが、女の人をその気にさせるのが上手なのだ。

そして、私の周りで5人の女性が彼の餌食になっている。

一人の女性は

『君とHをしたのは、君が求めて来たからだよ。でも、僕は色んな人とこんなアバンチュールを持ちたいから、君一人だけを愛する事はしたくないんだ』

と言われて、ココロがボロボロになっていた。

子宮のクラスでも、ブログのどこかでも伝えているけど

女性は男性の性器がカラダに入って来た時にホルモンのおかげで(せいで)執着が出る。

だから、その彼女を見て、ココロが痛かった。

『あいつめ、やりやがったな』

そう心の中で舌打ちしたほどだ。

そして、今回私の大切なお友達に彼が声をかけ、二人で30分程話していた。

彼女は翌日から彼の名前をよく口にしていた。

チっと舌打ちをしたが、私が彼女に止めなさいというのは言う事が出来ない。

中学生でもあるまいし、他の人の恋愛に口出しをするのは違うとわきまえてはいる。

でも、私の中でざわつき感が止まらないのだ。

そんな心境の中で、アンドリューが彼と彼女の連絡を取らせようと手伝っているのを知った。

『ちょっと、そのヘルプをやらなくても良いんじゃない?』

そう言うと

『でも、彼女が彼と連絡を取りたがっているし、彼も彼女の事を気に入っているみたいだし』

その返答にキリキリした私は

『えーなんか彼女が次の餌食になる様でイヤや』

すると

『彼はもう昔の君が知っている彼じゃないかもしれないよ』

と言う。

『あのですね、もう、1回目の話の中で僕の家のプールに遊びに来なよって言う時点であかんやろ』

そう言うと

『彼女が行きたいなら、行けば良いじゃないか。彼女だって大人だよ』

『そうだけどさ。。。。でもやだね、私は絶対に反対や』

『いず美、一度立ち止まって考えてご覧よ。君は何に対して苛ついているんだ?

 彼女が彼によって傷つけられるんじゃないか?と案じているのは分かる。

 でも、それは君の過去の傷がそんな想いをさせる人を増やしたくないという思いで

 言っているに過ぎないんじゃないか?

 つまり、君の傷をもう一度彼女を通じて感じているだけだ。

 目の前の彼女を見れてはいないと思うよ。

 そして、もしも彼女が彼によって傷つく事が彼女の人生で必要なのだとしたら?

 それも彼女の選択であって、僕たちがコントロールするものでもないだろう。』

がびーん。(まだこの言葉は存在するのか?)

ガビーン。(過去の傷を彼女を通じて見ているだけ、、、図星や)

Gabi-n。(彼女にとってこの傷が必要だとしたら、、、か)

今を生きる。

簡単な様で、色々な事を過去の自分を投影して見ている事はこんな風に日常茶飯事。

あまりにも、図星を指されて悔しくて歯を食いしばっていたら

アンドリューが言った。

『君が出来る愛は、コントロールする事ではなく、

 色々な経験をしてもよいと自由を与える事だ。』

確かに、傷が一杯つけられて、ダイアモンドは輝いていく。

ジゴロめ。

今度、絶対に精一杯、横目でにらんでやる。

という地味な嫌がらせをしようという、どうしようもない私の魂胆は

これにて消滅しようとしている。

傷つけられて成長する権利。。。

モノクロから虹色へ

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