洞穴から出て来た女性
- IzumiTakiguchi
- 2017年7月11日
- 読了時間: 3分

(*クリスタルボトルはこちらから)
ここ数日、汗を額にかく程の暑さが続き、
そんな夏の夕焼けはとても綺麗で空を見上げると
広がるオレンジ色にココロを揺さぶられて涙が出てしまいます。
さて、この暑い夏に恋が始まるのもよくあることです。
先日のセッションでの事。
マヤ文明マッサージのセッションを2回目に受けにこられた方です。
1回目に彼女が伝えてくれた言葉は
『内膜症も筋腫もあるわ。そして子宮がん検診をすると“異常あり”と出るけど
その後にもっと精密検査をすると、なにもないのよ。
でもね、それを治してもらいたくて来た訳ではないのよ。
17年間、彼氏もいないし何も私は子宮を使ってこなかったわ。
だから、今回の私のマッサージの目的は自分の子宮とつながりたいの』
そう教えてくれた。
なるほど。
そして、今回のセッション。
『以前のセッションの後、いかがですか?』
そう聞くと
『特に変化はないわ。
あ、そうそう。あのね、ここ最近、私、ある男性とセックスをしたの。』
女の子が秘密を打ち明ける様に教えてくれました。
『でも、良く分からないのよ。私の昔捨てられた恐怖症から来ているのか、
彼の事が本当に好きなのか。でも、彼の事ばかり考えちゃうの。素敵な人なの。
ただ、彼は彼氏彼女の関係にはなりたくないみたい。
単にhave fun したかっただけみたいなのよね。』
がっかりしている彼女に、私は思わずガッツポーズでした。
『エリザベス、あのね、前回の目標覚えている?
【自分の事を信じて、親密な関係を築く】
ここに向かっているじゃなーい!!!』
すると彼女が『本当だわ!』
『17年間も男性とつながる事に使っていなかったカラダが使われて
今、自分の方向性を見つけようとしている。
一発で親密なパートナーを見つける事が出来たら、100発100中で凄いけど
でもね
洞穴から出て来ただけでも、大きな一歩!
ほら、私のノートに書いてある。
私は魅力的ではない、とか、私は女として年齢的にも終わっているっていうやつ。
ここからあなたは吟味をしていく作業をするのね。
よし、じゃあ、潜在意識に次を聞いてみましょ!』
そう話して、次の段階へと進む二回目のセッションでした。
すると今回の彼女のワークは、Listeningというワードが出て来ました。
他にも3人の男性からデートに誘われているという彼女。
『ねえ、エリザベス。セックスは一度脇に置いておいてみたらどうかしら?
もっと相手の話を聞いて、もっと自分を褒めてくれる言葉を聞いて、
もっと相手が本当になにを望んでいるのかをしっかり聞いてみたらどうかな?
私たち女性は耳で恋をする動物だから、
カラダの関係がなくてもカラダは反応をするわ。
きっとカラダを交えなくても、自分が感じているのが分かる筈よ。
そして、本当にこの人だと思ったら、
そんなに慌てなくても絶対に最高に交われる日が来ると思う。
そう言って、彼女のお腹を触っていく。
17年間触られていなかった女性のお腹から、
わずか1ヶ月後の男性が入って来た女性のお腹を見させてもらう事になった私。
お腹は、ゆっくりと私の手をおびき寄せるかの様に中に沈んでいき、
そして、私のリズムに合わせて徐々に柔らかくなっていった。
1ヶ月前は固くて固くて、沢山の時間をかけてほぐしていったけど
今回は、すぅーっとまるで私の手とダンスをするかの様にぴったりと合わせて来る。
とても興味深くて、思わず『ほぅ』と驚きの言葉が出てしまった。
女性は、
一人の素敵だと思った男性と触れ合う事でこんな風に柔らかくなるのか。
なんだかその健気さに泣けて来てしまった。
こんな風に柔らかくなるこの体を
愛おしく思ってくれる男性を [彼女]が 選んだら、、、
その可能性の深さに私の頭の中はユーミンで一杯だ。
『ほーねーまーで、とっけるよな♪』
ユーミン、英語版出せば良いのに。
モノクロから虹色へ
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