Spiritual War
最近、
私の所に来る女性のアメリカ人のクライアントさんでレイプのケースが続いています。
それを聞く度に、
『可哀想に』というものではなく『ふざけんな』という憤りを魂の奥から響く形で感じます。
先日はアンドリューの友達が
『いず美にセッションをお願いしたくて』と連絡を下さいました。
そんな彼女から
『私は、幼少期に5人の人から毎日入れ替わり立ちかわりレイプをされてきた。
それは、思春期になっても続いたの。
ただね、私にとってセックスはとても簡単な事なの。
ただ、それがすごく表面的なのもので今は3人の娘がいてシングルマザー。
とてもこの子達を愛しているわ。
ただ、3人とも違う父親で、その父親達とは一切ココロの交流はなかったの。
でも、もう私は一人で生きて行くのはイヤだわ。変えたい。
本当の愛を感じるようになりたい。
もっと人とつながりたい。でも人とつながるのが怖いのよ。』
胸が張り裂けそうでした。
それと同時にもの凄い怒りが湧いて来て、本当に本当に嫌悪感で胃が痛くなる程。
ただ、私が出来る事は、男性を憎む事でも彼女に同情する事でもなく
素晴らしい男性とつながる準備を彼女が出来る様にサポートをし、
この世界で美しく愛を謳歌する女性が増える事を見させてもらう事だと思っています。
そんな中、友達が遊びにきた時に共通のお友達がベトナム戦争から帰って来て30年。未だにPTSDに悩まされているのを見て、戦争って何なんだろうと話していました。
『いず美、知っているか?
だいたい戦争中にレイプをする事で戦士のストレスを発散するって思っているだろう。
オレ、昔それについて調べた事があってね。
かつてアメリカ軍の兵士もイギリス軍の兵士もレイプをする様に
上から指示されていたんだってさ。
レイプをするように!って命令されていたって凄くないか。
上からの命令だったらその指示に答える様に洗脳をされているのが兵士だよ。
その意図は彼らのストレスをリリースする為じゃない。』
そう彼が言った時に、私は眉をひそめました。
なんだかイヤな予感がしたから。
その瞬間、彼が言いました。
『その土地(国)の女性の精神を、狂わす為だよ』
一瞬にして二人の間で緊迫が走り、耐えきれずにゆっくりと深呼吸をしました。
『エネルギーでみれば、女性が力を持っている。
男性はみんな女性を喜ばせる為に危ない思いをしても狩りへ行き、闘ってくるのさ。
女性の精神が安定していたら、その国はとても強いんだよ。
女性と男性のエネルギーが巧く回っているから、それほど強い国は無い。
でも、その時の女性が他の国の男性にレイプをされた事で起こる女性の中での精神的崩壊。すると女性は冷静な判断が出来なくなる。
子宮はmother earthだ。そこが何度も何度も犯されたら、そのearth にどんな種を植え、どんな風に発育させていけるか分からなくなってしまうだろう。つまり愛をどう育んでいいか分からなくなってしまう。
愛が無くなったら、そこの国は力を失ったも同然だよ。
そして、女性だけではない。その行為をした男性自身も愛が分からなくなり、暴力的になる。そしたらアメリカはもっと人殺しが出来る。戦争に勝てるんだ。
戦争は武器だけではない。Spiritual Warも含まれているんだよ。』
めまいがした。
胸が痛い。
キンキン頭痛がする。
怒りなのか絶叫なのか憤怒なのか失望なのか。
なんだか私の中での回線が混乱をしている。
夏が来るといつも感じる。
小さい時に第二次世界大戦が終わったときの映像が暑くて湿った気候の中
テレビで流れる夏独特のけだるい感じを。
本当にアメリカやイギリスの兵士がそういう教育を受けているのか分からない。
でも自分のカラダをむやみに利用された女性の精神的苦痛は計り知れない事は分かる。
私の母親もよく昔アメリカ兵が駅の近くで日本人の10代の女性をレイプしていたという話は聞いた。沖縄でもいまだにそんな事が起きている事を過去のニュースで知った。
ただ、その女性の苦痛を慰める事だけでは何も前に進まない。
その苦痛を癒してもう一度あなたは愛されていいのだ。
愛とつながれるのだ。
愛を経験しよう。
真っ暗な闇から、真っ白は光へとパラダイムシフトをする事をサポートが出来ればと
世界は一歩ずつ変わるのではないか?
女性が愛を手にした時に、育む素晴らしい力が流れる世界へ戻る様に。
女性が愛を理解した時に、その傷ついた男性の傷も一緒に癒していけると信じている。
一度、荒野となった先代のmother earthを次の私たちの世代で
もう一度、愛を育める様に元に戻していけたら世界は絶対に変わっていくのだろうと。
その愛へのパラダイムシフトをする為に私は、
子宮の講習会やIHの講習会を提供させてもらっているんだと友達との話で再確認した気持ちだった。
そしたら、IHのサンディエゴでの講習会。
残席一名になっていた。
一杯の愛でまた今年も光へと羽ばたく女性と時間を過ごせるのだと思うと
本当に喜びなのでござる。
ぽよよーん。
モノクロから虹色へ
深い所につながるなんて、私はすごく怖いの。