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怒鳴り狂う私


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小さい頃、

父親が働いている職場に怒鳴って来る人が居たという話を教えてくれました。

『なにをしてくれたんだ!!!』

そう言って怒鳴る人に対して、

私は「お父さんはそう言う時、どうしたの?」

そう聞くと父は

『ずっと話を聞いてるんだ。

 すると、なんで怒ったのか最終的には本人も分からなくなって帰っていくんだよ』

そう言って、怒る人の対処法を教えてくれました。

近所に、いつでも『ばかやろー』とブツブツ言っているオジさんが居ました。

家中がゴミだらけで、オウムを飼っていて、

いつもそのオウムのえさであるヒマワリの種が玄関にありました。

異様な雰囲気があって、

友達とそのオジさんの家に行くけど、そのオジさんがパチンコに行った隙に窓から抜け出して自宅に戻った事をなんとなく覚えています。

芝刈りばばあというあだ名のおばあさんが、

いつも道ばたで鎌をもって草むしりをしていました。

いつもしかめっ面をして

このおばあさんを怒らせると鎌を投げて来ると言う噂がありました。

怒る人は異様な得体の知れない雰囲気を放つ、

なんか怖い人だという印象がありました。

私の父母が怒った事もあります。

でも、冷静な理解のあるお叱りであり、怒りではなかった気がします。

私の中での怒りという感情は、得体の知れないヤバい奴のする事だと思っていました。

そして、私自身もいろんな事があって、怒りが沢山出てくる事がありました。

でも、ヤバい奴になってしまうと思って、

私は怒りではなく、悲しみの方にいつも着地点を設けていました。

なにしてくれんのよ!

と怒るよりも

どうしてこんな事になっちゃったの?

と泣く方が

人道的に『あり』な気がしていました。

それでも、今回の流産からのメッセージで最後にIHのセッションで

もらっていたセンテンスがありました。

それは、

『私は許すことをする為に自分の怒りを手放します』

というもの。

確かに、怒りがあることを示すポイントである、肩甲骨の内側がよく凝りますし、

怒りと連動をしている肝臓が、オーバーワークで、解毒がしにくいカラダでもあります。

でも、自分があのヤバい奴になること自体は避けたくて

ここら辺のカラダのメッセージは、見ないことをしていました。

そんな中、

流産の前に行ったIHのセッションの最後のメッセージがどうしても実行出来ていないことが気になっていました。

すると、子宮収縮も終わり、

赤ちゃんの形も出した後のはずの子宮が再度収縮を始めました。

いてててて、、、、

鈍痛。あの日ほどではないけど、くすぶる痛み。

そう思っていた夜、激しく罵声を浴びせながら怒っている自分の夢を見ました。

『こんなに私って潜在意識の中で、怒っているんだ。。。』

そう感じた時、こりゃ、ワークをして、もう手放そう。

そう思って、私は男性が集るグループに火曜日の夜、

アンドリューと一緒に参加をして来ました。

ヒーリングをしている人なら、よくご存知かと思います。

怒りを手放すという方法。

青春映画の様に『ばかやろー』と海に向かって叫んでみたり、

自分の怒りを紙に書きなぐって、それを火に燃やしてみたり、

枕をぼこぼこに殴ってみたり

バッティングセンターに行ってみたり、

キックボクシングをしてみたり。

こういう方法もアリだと思います。

ただ、私には効きませんでした。

多分、それは、本当に他の人間に対して面と向かって

『私はあなたのした事に対して怒りを感じています』

という自分の感情を伝えるという事を逃げて来たからだと思います。

そして単純に怒りという単なる感情に、

ジャッジメントをおいているからだと思います。

『面と向かって、怒る人はヤバくて醜態をさらす姿の人。』

そんなジャッジメントがありました。

だからこそ、

自分の為に、怒りの感情を出すという事をしてこずにいたからだと思います。

アーユルヴェーダの先生が小指を角にぶつけた時に、

3歳児か?という程、泣き叫び、うおおおおおお〜!!!って言って授業を5分程中断していました。

生徒の私たちは、ただ呆然と痛みに怒り狂うDr.を5分間見ていました。

私の当時の’常識”では、『そんな大げさな』って思っていましたけど

5分終わった後

『あーこれで、カラダにこの痛みが残らなくて済む』

と言って普通に授業を再開していました。

授業の後で『Dr.スハス、なぜあんなに痛みを体全体で表現していたのですか?』

そう聞くと

『痛いと思った瞬間に、抑圧せずに全てを出すのだ。

 そうしないと、抑圧した物が鬱積して、

 のちのち 沢山のヒーリングをしないと行けない程になっちゃうからね』

そんな事を思い出して、

火曜日の夜に男性のグループミーティングに参加して来ました。

『私はある男性に対して怒っているんです!!!これをワークしたいんです。』

そう鼻息を荒くしてミーティングに参加をしました。

私はある男性に私が憤りを感じている相手の役をしてもらいました。

ファシリテーターが『彼に言いたい怒りをどんどん言って』と言いました。

私:『どうして、あなたはこんな扱いをしたんですか?』

ファシリテーター:『怒りを伝えるんだ』

私:『こういう扱いを人に対してするのは良くないと思います』

ファシリテーター:『怒りを伝えるんだよ、いず美』

私:『こんな事をするあなたは非道だと思います』

ファシリテーター:

『いず美、君の怒りだ。叫んだって良い。怒鳴ったって良い。

 私は怒っているんだって相手の目を見て伝えろ!!!』

今まで喧嘩をした事がない男の子が、喧嘩の仕方が分からなくて

何も出来ない状態でいる様に

どうやって怒るの?と頭がこんがらがりました。

そして

私:『醜くなる。ヤバい奴になっちゃうのがいやや』とぼそっというと、

ファシリテーターが私の耳元で言いました。

『Welcome to your ugliness here.

ここは醜さを出していい場所だ。

 今ここで、ヤバい奴にならないと、

 君の心の中にヤバい奴がずっと息をひそめていることになる。

 自分の為に、今、出すんだ。

 どんな醜さでも僕たちは君を愛する。』

その瞬間に、『怒ってるんだ〜!!!!』と叫びました。

私にとって、はっきりと怒っていると男性に面と向かって行ったのは初めてでした。

男の子に言えない、たくさんの怒りがそう言えばあったっけ。

そのたびに、

どうしてこんなことするの。

あなたってひどい人ね。

今度からはこういう風にしてください。

こういうことされたら人はいやがるのがわからないの?

そう言ってきて、

一度も『あなたがしたことに対して私は怒っています』と言ったことがない。

そもそも、そんな文章は成立するのか?というぐらい。

ただ、私が怒っていると言ったときに、

目の前にいた男性役の人の目の色が一瞬にして変わり反応があったのを感じたんです。

私のセックスセラピストのDr.パッドが、恋愛関係の講座を学んでいるとき、言いました。

『女性は、男性に対して自分の感情をまっすぐ伝えない。

 これから、あなた達は以下の事は男性にするのを止めなさい。

 teach   ○○は良くないから、今度からこうしなさいと教えるオンナ

preach   ○○をしたら、こうなるでしょ。上から目線で諭すオンナ

bitch    相手の悪口や嫌なことをひたすら言うオンナ

 これらをしても相手の気持ちはには伝わらない。

 そればかりか、男性はあなたに対して嫌悪感しか湧かないわ。

 最終的にあなたは何も相手から得られず、泣き寝入りよ。』

よくやるパターン。

相手を諭す事も教える事も。

感情を出したら醜いから、教えたり諭したり、嫌みを言ったり。

『怒っているんだ』

この一言を言うのがどうして醜いのかと思っていたぐらい。

周りの気持ちを先回りして考える人間は、怒っていると言ったときに一瞬にして走るぎくりとした感覚が苦手なのかもしれない。

『でも、怒っているんだという言葉は、

 相手が何が嫌なのかを理解できる最大のギフトだよね』

そういうアンドリュー。

この日、実際に男性に対して『怒っているんだ!!!』と伝えたら

子宮の収縮のラストのちっちゃな痛みもその夜に全部なくなりました。

子宮は本当に私の心の中の声なのだ。

モノクロから虹色へ

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