流産からのメッセージ3
- IzumiTakiguchi
- 2017年5月13日
- 読了時間: 2分

取り乱した私の横にアンドリューが横たわりました。
『僕はいつもそばにいるじゃん』
こんなにそばにいるけど、そばにいる気がしない。
私の心は寄り添っている気持ちがしない。
『アンドリュー、私にワークをして欲しい。きっとここで自分が寄り添う感覚が分かったら、きっと私も誰かに寄り添ってあげれるから』
何かがあると、私はいつもアンドリューにワークを御願いします。
自分への気付きを促してもらうのです。
自分の感情が出て来たときが、自分の一番成長するときだと私たちは思っているから。
アンドリュー『今、どんな感情なの?』
私『隣りに人がいるのに、心の中は独ぼっちが感じがする。』
アンドリュー『感情はなんだい?』
私『わからない。』
アンドリュー『悲しいのかな、淋しいのかな、怒っているのかな、嬉しいのかな』
私『淋しい』
アンドリュー『何をして欲しい?』
この自分の感情が出て来た時に自分がどうして欲しいのかを伝えるのは本当に難しい。
だって、『気付いてよ!』って誰かが何かをしてくれるものだと思っているから。
欲しい物を言わなくても分かってもらえる事がどこかで愛だと勘違いしているから。
それをアンドリューに言うと
『だから、みんな色々と君に対してアドバイスだったり、勇気づけだったりくれるけど、
君が本当に欲しい物を御願いしないから、フラストレーションになるんじゃないのか?』
本当にその通りだと思う。
でも、感情で一杯の時には何を欲しいかなんて考えづらい。
だから言ってみた『私が欲しそうな事を提案してみて』
少し間を置いて、アンドリューが言った。
『一緒に泣こうか?』
それを聞いて、涙が溢れて来て、
『うん。私は強いから後で絶対に立ち上がる。だから、ただ、今は、一緒に泣いて欲しい。』
そう泣きわめきながら、アンドリューの胸の中でワンワンと泣いて、
そのまま疲れて私は寝てしまいました。
翌日、昨夜までの暗い雲はすっかりと晴れて、
何を私はあんなに悲劇のヒロインになって誰も愛してくれないなんて言っていたのだろうか?
と自分を不思議に思う程、気持ちはポジティブになっていました。
この日の午後、IHで出て来たメッセージをカラダ中で受け取る事になりました。
続く
モノクロから虹色へ










































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