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想像妊娠の域を超えて


*久しぶりのブログです。アンドリューにもう少し待った方が良いと言われて

書き溜めておいた3月からの内容を今日からリリースしようと思います。

ここから、徐々にブログを御休みしていたここ1ヶ月であった事を更新していきます。

お付き合い頂けましたら嬉しいです。

5月のニュースレターで御伝えしました妊娠から初期流産の流れとなります。

(ニュースレターはこちらから読めます)

(ニュースレターをご希望の方はこちら

私自身、”想像”妊娠を何度も繰り返しているので、

この生理前のかったるさ、

おっぱいの張り、

そして、

ぼーっとなんだかシャープな事が言えないし、返答も遅い自分に対して、

「また来たか、想像妊娠の時期が」と思っていました。

毎日測る体温。

自分の排卵が分かるだけではなく、いつが生理予定日かも分かるので

ずっと何年もつけているこの基礎体温。

それが一向に下がらない。

でもね、恥骨はビリビリ言うし、

膣は今から血を吐きだしますッて言う感じのエアー生理の動きをするし、

頭はボーッとするし、

かったるい。

いつ来るだろうか?と思って、ナプキンを付けるけど一向に何も出てこない。

エアー生理ばかりだ。(この表現で分かる人は何人いるだろうか?)

いよいよ基礎体温計が、病院に行けって言うマークを出して来た。

でも、知っている。経験済みだぜ。

妊娠検査薬を買った翌日に,体温が下がって生理になる事を。

2月はゲロ忙しかったから、

ちょっとプロゲステロンの出が悪いんだろうなと思いつつ。

ズルズルと基礎体温を測る毎日。

今度は、体温計のマークが、今まで見た事も無いハートマークも出して来た。

『アンドリュー体温が下がらない。妊娠検査薬を買って来てもらえる?』

そう伝えた朝。

そして翌日、アンドリューが仕事に行く時に毎回私の寝ている所に行って来ますの挨拶をしてくる。

その気配で目が覚めて、すぐに基礎体温を測った。

どうせ体温は下がっているだろうが。。。。。

ピーとなった後、体温は高温の37度のまま。

『アンドリュー、トイレで検査してみる』

二人で箱を開けて、かつての想像妊娠以来なので、もう一度説明書を読んでみる。

『5秒、おしっこをかけて2分待てってこの箱言ってる。』

タイマーをセットする、アンドリュー。

私は、トイレに座って、その隣りに立つアンドリュー。

異様な光景。

そして、2分セットした。

その瞬間に二つのラインがあがってきた!!!!!

『よよよよよよよよよよよよよーーーーーーーーーー!!!』

二人でカオを見合わせて、言葉にならなかった。

喜びで一杯になるかと思ったら、なんだか訳が分からなくて、

何を感じていいのかも分からなくて、何を感じているのかも分からなくて。

『こういうときは、アンドリュー!』と思って

『ちょっと今何感じているの?』

って言ったら、

I don't know!!! I don't know!! I don't know!!!

って連呼していた。

ですよね。こういう時に喜ぶ域を超えている感じがする。

私は、その数分後、ふと、なんだか魂の奥が震える感覚が出て来て、

『おへーん、おへーん』と泣いた事がない鳴き方をした。

なんだろう、この感覚は。感じた事がない。

ひとしきり泣いたあとの私を見終えて、

『仕事に行って来る』

そう言って、出て行ったアンドリュー。

ずっと妊娠検査薬を見つめたまま、本当はこの線が

想像妊娠ならぬ、想像線かもしれない。。。。。そんな風に眺めていた。

妊娠した、、、

じわりじわりとそれが現実的に理解が出来ると

私の中で、想像妊娠ならぬ、想像つわりが始まった。

さっきまでなんともなかったのに、気持ち悪い気がする。

さっきまでなんともなかったのに、眠い。ちょー眠い。

さっきまでなんともなかったのに、おっぱいがフジコちゃん並に大きくなった気がする。

思い込みとは怖い物だ。どこまでが本当に起こっている事か分からない。

でも、この陽性反応の線は一向に消えない。

私、妊娠したんだ。

最初の3ヶ月が大事よっていう。

でも最初に赤ちゃんが去るときは、赤ちゃんがすでに決めているのだと聞いた。

だから、分からない。

これを伝えるのが早すぎるのかもしれない。

でも、私は、精子が卵子に到達出来た奇跡をまずは凄く祝いたいし、大感謝だ。

すぐにお医者さんに行こうとアンドリューが働いている病院の産婦人科医に聞いたら

7週から9週目に入るまでは来ないでくれと言われたと言っていた。

心音が聞こえるのは、次の奇跡。

まずは、受精卵が出来てエラかったぞ。この奇跡にありがとうと感謝で一杯。

その次のミラクルを見せてくれるのであれば、本当に嬉しい。

一歩ずつ、一歩ずつ。

アンドリューが帰宅して、ソファで横たわっている私のお腹にキスをした。

そして、

『お父さんだよ。奇跡を見せてくれてありがとう。 

 君がこの世の中に来るまでに準備をして待っているからね。

 君は沢山僕たちに愛されるよ。僕は君を守るよ。愛するよ。』

そう、とくとくと、ささやく彼の姿に涙が止まらなかった。

この奇跡がくれたこんなココロが温かくなる瞬間をありがとう。

想像を超えた現実がここに待っているなんて。

モノクロから虹色へ

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