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願掛けの裏の正直な気持ち


先日、また、MKPというグループのミーティングに顔を出して来ました。

今回も95%男性の輪の中でした。

『今日のワークは何ですか?』と一人一人が一週間を振り返って

自分がここをもっと良くしたい、成長したいという事を話します。

私の順番がまわって来た時に

『あのーさっきまで何も思いつかなかったんですけど、

 実は先日、排卵が来て、赤ちゃんを望んでいるんですけど、

 後2週間後に結果が出るのが、なんだか待ち遠しいって思っていたんです。

 98%はどんな結果やねんって思っていますが、

 あとの2%が、なんだか怖くなっちゃって。』

この気持ちは、たぶんなってみないと分からない感情なのだと今は思います。

と言うのも私の友達が

『今月又生理が来ちゃった』というメイルを読んで、

『Hが出来るだけ、うらやましいよ。

 私なんて、今、コインランドリーで主婦向けのエロ漫画を見ているんだよ。

 中学生か!って感じ』

と返答をしたあの頃の私にパンチをしたい気分。

こんなに暗黒の闇がたった2%でもあるとは、知らなかった世界。

それを話す私はポロポロ涙が出て来る。

勿論、誰も何も出来るわけではない。

考え方を変えろとか、そう言う場所ではなく。

あくまでも、自分でどうしたいかを決めて行くワークなので、

『怖いぜって言う事を皆の前で言えただけオッケーです。

 その2%の不安を見ない様に関わらない様にしていたから。

 ご清聴ありがとうございました』

と終えました。

それを聞いて、ある一人の男性が

『怖いと言ってくれてありがとう。

 そこに立ち向かえた事で君の内側のどこかがホッとしていると思う。

 僕も同じ体験をしたんだ。

 5年間なかなか出来なかった。

 医者に行ったら、検査結果で僕のカラダが精子を作れない状態だって発表されたんだ。あの日の絶望さは今でも鮮明にこの瞬間に思い出す事が出来るよ。

 それ以上に、この愛する女性に子供を産ませてあげられないという事を酷く恥じたし

 酷く自分を責めたんだ。

 彼女に子供を授からせてあげれない。ぼくのせいで。。。。

 もしかしたら、

 きっと君が恐れているのは、アンドリューを失望させる事もあったりするのかな?

 僕達はその後、二人の子供を養子縁組したんだ。

 神様から頂いた宝物だと今でも思っている。この世には沢山のチョイスがあるんだ。

 だからといって、あの時の絶望感が消える事はない。

 でも、その事を話し合えて僕たち夫婦はもっと強い絆で結ばれたんだ。

 話してみると良い、君の不安を。もしも彼を失望させる事が怖いのであれば尚更』

彼は泣きながら私にお話をしてくれました。

 彼のその時の苦悩がその瞬間に手に取るように感じられました。

 私は、アンドリューに話しました。

『私にとって生理って凄い興味が有る事で、素晴らしい事だと思っている。

 中学生の時、あまりにも興味が有りすぎて、

 いつも公衆トイレは使用済みの生理用品が溢れたバケツを皆が嫌がる中

 私はラッキーと思って入ってた程。

 そんな自分の興味を、イヤな物としてみる事もつらい。

 そして、生理が来たら、自分のカラダのどこかが悪いんじゃないか?と思う事も、

 あなたをガッカリさせる事も、

 私には一生こなかったらどうしよう?という事すら思う事もイヤなの。

 これが言えなくて、私は、ずっと大丈夫大丈夫って念仏の様に唱えていたけど、

 それって、自分の100%の言葉ではなかった気がする。

 これを口に出したら、現実化しそうで怖くて話し合えなかったのだけど。。。。』

と言うと

『それは僕も一緒だよ。

 僕に問題があるんじゃないか?って。。。』

と告白してくれた。

その後、沈黙になった私たち。

『不思議だよ、今まであれだけの女性と交わって来たのに一人も妊娠していないんだから。。。』

はぁ〜?!

ちょっとまてよ、おい!!!!

下から上にヤンキーばりのにらみをきかせましたけど。

そしたら、彼はククククって笑って、

『お互いに話せて良かったよな〜赤ちゃん授かるって凄い事だな!』

って。

そしたら、その2%の不安がなんだか吹っ飛んでしまって。

どうでも良くなったというよりも、なんだろう、、、

一人で闘っていた気になっていたけど、彼の話を聞いて、

ふとカラダの力が抜けた感があったんです。

私の所に来て下さるクライアントさんは絶対に妊娠出来るって私は信じています。

私は絶対的にクライアントさんの味方でいたいから。

だから、お腹のマッサージも丁寧にします。

だから、IHで潜在意識にあるものを出来るだけ取り除くのにベストを尽くします。

この世に一人でも、自分の味方がいたら、自分を信じる力になるから。

そして、旦那さんにも出来れば一緒にマッサージに来てもらいます。

奥さんのお腹をマッサージしてもらいます。

旦那さんの手を感じて、涙する奥さんの顔を見ると

夫婦の共同作業って授かる前からあるんだな〜とジーンと来ます。

周りを見渡すと人がごみごみしているけど、

一人一人が待望の赤ちゃんだった時代があるのだと考えると

存在だけで価値があるとは、本当にそうだな〜と思わざるをえません。

つまり、こんな風に一喜一憂していた私も、待望のあかちゃんだった時期が有り、

生理が来てもこなくても、存在だけで価値があるっつーことです。

モノクロから虹色へ

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