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神聖なる鳥居


日本に帰ると沢山のお寺や神社を巡ります。

今回は出雲大社や安芸の宮島など、その他にも小さな鳥居は至る所にあって

あの朱色を見る度に心が躍ります。

そして一歩鳥居をくぐった瞬間に神聖なる木々に囲まれた林道は

息をのむ程に美しく、アンドリューも『わお』の連続でした。

写真では納まりきらないこの神々しさ。

新鮮な空気が呼吸をする度に入って来て、

ドンドンと自分がクリアになって行く感じがたまりません。

色々な神社を見れば見るほど、私たち女性は神社の様だと思うのです。

例えばですけど、

女性は、神社の中にいる女神様で、

男性が外の鳥居を見て、おおおーなんて綺麗に行き届いた鳥居だろうと

その紅色にはっとして、中に入ってみようと思います。

*男性がその女性をパッと見て、少し話してみたいと興味がわいちゃう。

そして、女神が奉ってある神社までの木々の神聖なる事。

身をしゃきっと引き締めずにはいられない感じがします。

*彼女の立ち振る舞いから、男性は、なんだかだらしないオトコだと釣り合わない感覚を得て襟元をしゃきっと正す。

そして、ドンドンと歩いて行くとひんやりとした感覚が清潔な空気と同時にいやされる感じもあり

自分の魂が奮い立たされる感覚があります。

*この女性と一緒にいると、彼女の放つ清潔感に自分の男性的な感覚を呼び覚まされる様な感じ。

急な階段を登りながら、上に何があるのか見えないけど、あまりの傾斜に鼓動が高まり、

この上に何があるのだろう?と、このしんどさを越えて、到達したいと感じます。

長い長い階段を一歩一歩あがり近づくにつれて、はやる気持ちを募らせます。

*話す度に、ラインをもらう度に、徐々に気持ちがはやる。

 少しずつ距離が近づく度に彼女をもっと知りたいと思う。

ようやく頂上についたとほっと胸を撫で下ろして、そびえたつ神社を目にします。

*デートの約束にこぎつけたぜー!

水が出ていて、そこで手と口を清め、けむりで身体全体を清めます。

*口が臭いと嫌われちゃうぜ。モンダミン(まだ販売しているのか?)しなくちゃ。

 少しギャツビー(まだ販売しているのか?)をふりかけよう。

お賽銭を入れる。5円だと普通だと思われるから、

とびっきりの神社では奮発して50000円を奉納。

*そこら辺の居酒屋だとバカにされるぜ。とびっきり、奮発したフランス料理にしよう。

 おっと、ワインも安物ではなく、ちょっと値段の張る年代物を注文しよう。

鈴をがらんがらんと鳴らして、『私は○○地方から来た、山中のごん左衛門でござる』と名乗ります。

*初めてゆっくりと彼女に自分の事をゆっくりと知ってもらう時間が出来た。でも、緊張して何を話したら良いのか分からずに、月並みな事を話してしまう。

その間、女神はずっと神社の中で、どんな男性が今宵、来るのかを格子の内側からじっと見ています。

どんな風な気持ちで、階段を上がってくるのか、

どんな気持ちでカラダを清めているのか。

どんな気持ちでこの私の性質(森林の気)を感じているのか。

そして自分の森林の醸し出す気にそぐうのか、そぐわないのか。

すずを鳴らした後も、格子の内側で何をお話ししてくれるのかをじっと聞いて。

それと同時に、相手のその時の緊張した感じから真摯さや誠意が伝わるかも感じながら。

それとも、この人は、単純に茶化しにきたのか。暇つぶしに来たのか。

そして、全てをじっと観察した上で、また来てくれるのを待ちます。

何度か足を運んできている中で、ようやく緊張がほぐれたのか男性は、色々な事を鈴の前で話し始める、そんな彼の話を聞きながら、彼の雰囲気を吟味して。

女神は、「この人に格子を安心して開く事が出来るだろうか?」と。

格子を開くかどうかを決めている。

年に一度開くか開かないかの格子。

これだけの価値の私ですから、誠意が無く真摯さが伝わらない人には、滅多に開けようとは思いましぇん。

そんなお参りが何回も過ぎた時、

神主にもっと神社の中に入らさせてもらい、名前を呼んで祈祷してもらうよう。ドキドキ

*きちんと自分の思いを伝えよう。彼女になって欲しいと。

そして、女神がこの人になら、、、、と思い格子を開く時、

あまりの輝きに男性は『なんて美しいんだ。ここまで来て良かった』と感じて、

この神社(女神)に神々しさや大切にしようと言う気持ちが湧いて来る。。。。。

な〜んつって、

そんなことを妄想しながらこの箱根神社の階段を上りお参りをしました。

考えてみれば、その一方で

昔の私は、待つ事が出来ずに

『わたしここにいるよ〜ん。お賽銭なんて、いらないよ〜。

 階段もしんどいんだったら、自分から降りてくでー』

って、やってた気がします。

酷い場合には私の価値を見つけて〜とか

あなたが愛してくれる分だけ私って価値があると感じたい。とか。

で、私の価値を感じてくれない扱いを受けて

(ま、自分が自分色の神林を作っていないからなんだけど)

『しょーがないなーもう、じゃあ、お賽銭を分けようか?』

なんて

おごったりして。

その逆でこんなに価値があるのよ〜って持っているキャリアを振りかざしたりして。

自己価値なんてよく分からなかった。

そして、そこまでしたのに、上手く行かなくて、自暴自棄になって、

最終的には荒れ果てた鳥居です。

彼氏が欲しーいって言っているけど、

そんな廃墟には恐ろしくて、来るわけがにゃい。

女神どころか祟りが起きそうな、寂しいたたずまい。

だからと言って、高飛車であれ。と言うのとはまた違う。

それって、神林の厳かさがないのに、キンキラキンに黄金ばりになった神社は、ぼったくられそうな気がする勢い。

自分の軸を整えて、私はどんな自分でありたいか。

と自分の森の雰囲気を正し始めた時、世界が少しずつ変化しました。

それが、キネシオロジーに出逢ってからでした。

そうだ、私はこんな神社を作りたい、なりたい、本来はそう言う自分だったんだって

セッションをする度に気付いて、必要の無いものをはがしていったんです。

そんな風に、日本で

神聖な神社を見る度に妄想してたっていうお話です。

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モノクロから虹色へ

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