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愛が染み出るってね


2日目も無事に終わりました。

あちらこちらで涙が出て、プロセスがあって、そして、笑いもあった。

マチルダがいると、ふと人のガードしている壁が溶ける感じがある。

こんな風にクラス作りが出来るって、凄いなあって。

そんな風に眺めていた二日目。

じつは昨日

マチルダの泊まっている家でガス漏れがあった。

それを直す為に、オーナーに連絡をして、

オーナーの知り合いと連絡をして直してもらおうと必死な私。

その上、コースがうまく行く様に、マチルダには休んでもらいたい気持ちが高まり、

オーガナイザーとしての責任感みたいなのもあったりして、

オーナーの知り合いに一刻も早く来てもらいたくて仕方が無い私。

電話をすると、その知り合いが出て

『今仕事場を出た所だから、8時過ぎになる』って。

マチルダが8時過ぎから家でセッションが入っているからその前に終えたいと言う。

私:『その前に来てくれる事って可能かしら?』

相手の男性『いや、無理。』

私:『じゃあ、明日は?』

相手の男性:『明日はミーティングが入っているから無理』

(え、っと、どうにかしてよおおおおお)とココロで地団駄を踏む。

相手の男性『えっと今から説明するから。。。』と言われ始めて、

ちょっとまった〜!と

電話をマチルダに渡す。

はい、5分後マチルダが戻って来て

にっこりと

マチルダ:『1時間後に彼、来てくれるって』

はぁ?!

なになに、なに???

私:『ちょっと待って。さっきまで無理って連呼していたんですけど』

口をとんがらせて言う。

マチルダ:『でも、1時間後に来てくれるって』

私:『。。。。。』

納得がいかん。

これは、差別だ!差別!

私だって御願いしたもん。

なんで私のは断って、マチルダは1時間で来るよとか言っちゃうわけ?

相手の男性、すごい頑固に行きたくないって感じバリバリに出していましたけど?!

なんなん?

戸惑いと、なんでよーっていう気持ちで一杯。

『どんなトリックを使ったわけ?』って聞くと

『なにも〜単純に愛を伝えただけよ』

『愛?』

『ちょっと待って、そんなので私は騙されないもん。なって言ったの?

 言え、こら』

と聞くけど

『愛よ、愛。

 私のカラダから愛が染み出てそれを感じたら、こういう結果になったのよ』

納得がいかん。

鼻息荒く、マチルダと一緒に家に向かう為に車に乗り込む。

ひつこく、『言え、こら』と言う。

『だから愛だってば。テクニックじゃないのよ』と答える彼女。

ふむ。。。。

黙って、ちょっと拗ねながら、なんだろう??って考え込むと

隣りから

『いず美、あなたはもう愛が染み出るのを知っているし体験しているわ。

 ただ、今回たまたま忘れただけよ。

 人は、自分がまず愛を与えたら、その愛に答えたいって思うの。

 でも、これをやってって言われたら、やらない理由を探し始めるわ』

ハッとしましたね。

しってるじゃん、私。

でも、出来ていなかったじゃん、オレ。

頭をポカポカ殴るの巻ですよ。

子宮のクラスで、子宮の構造は遊びの空間がある事をお話しする。

つまり、何かをする時に余分な空間があるってこと。

でも私が彼に話した時は、めっちゃ男性性が出まくりの鼻息ぶぅぶぅで

会話に余分な空間なんてないない。

『今日来れる?』『明日はどうなの?』

って矢継ぎ早に自分の用件ばかりを、直接話したの。

ムダな話なんてしない。とにかく私はガス漏れを直したいねん!!!

って言う、何も遊びが無い話し方。

”はろーはわゆー?”も無かったかもしれない。

そりゃ、相手側も私の奴隷じゃあるまいし、防御に入るのは分かる。

つまり私の話し方は彼の時間を奪う様な話し方に感じたんだと思う。

一方マチルダは、相手の状況も考慮しながら、困っちゃったって、感情を表現。

相手が自分の思い通りになる為の話し方ではなく、相手に遊びの空間を持たせて、

自分の望みを話し、相手の選択を待つ感じ。

こんな風に書くとなんかテクニックに感じるかもしれないけど、

実際は、そうではなくて、単純に相手を『尊重』しているのだ。

だから、相手に選択の余地を与えているのだから、彼自身もマチルダに与えたくなる。

私の場合は、『ちょっときてよねええええ』っていう追いつめ型。

そりゃ、行きたくないわ。

色々有る中で、文章に唯一残せるとしたらここだと思う。

他にも色んな要素はあったけど、なんかうまく文字に起こせない。

遊びの空間。なかったな〜

相手に自分の要望を伝えるで精一杯になってしまった。

さて、マチルダの家に到着して1時間後、彼がドアをノックする。

『マチルダ、私、ギアをシフトするわ。

 私の成長ブリを見ていてちょうだい』

そう言って、扉を開ける。

ちょっと様子をうかがう感じで男性が立っていた。

余裕を持って、彼に『ハロー』と話す。

愛がカラダから漏れだすマチルダと、

愛が少しずつシミぐらいには出始めた私と。

すると、この男性の顔色も態度もガラリと変わった。

最後には『いつでも、何かがあったら気軽に呼んでくれ。』って台詞を残して

去って行った。

さっきとちゃうやん。なんたる態度の変化じゃ?!

むむむ。

このIHコースのモジュール④でマチルダがいつも言う。

コミュニケーションがうまく行かないのは相手のせいではなく

自分の伝え方の問題よって。

ほんと、私の話し方は今回、全く愛が無かったな〜と反省。

今度から、マチルダの事を山本五十六と密かに呼ぼう。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、、信頼せねば人は実らず。

ー山本五十六

仕事場で男性性が出過ぎちゃうからこそ、この五十六る(動詞)態度の愛を

思い出させてくれたマチルダよ、ありがとう。

なるほど、だから、クラスで生徒さんもココロが溶けて自分を向き合って行くんだね。

毎日、在り方について学ぶマチルダとの時間。

明日の動物の代理セッションはどんな事になるんだろう?

動物も溶解するんだろうか?

モノクロから虹色へ

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