子宮からの怒り

最近、自己愛があちらほちらで言われるのを聞く。
5年前にキネシを始めてから、
自分を信じるとか、
自分を愛するとか、
自分には価値があるとか、
そんな事を一杯、話し合ったり、ヒーリングしたり、マントラの様に唱えたりしてた。
もう、自己愛という言葉が普通に感じられる。
ただし、
けん玉を知っているからといって、けん玉が上手なわけではないのと一緒で
自己愛や自分を信じるという言葉を聞く事が当たり前になったからといって
自己愛や自分を信じる事が出来ているわけとは限らない。
それでも、はるかに5年前の自分と比べたらスパイラル状に上に上がって
現在の自分はもっと違う段階でこの壁にぶつかっていると思う。
非日常的な場所にいると、
日常のルーティンで隠れていた事が、カオを出して来る。
今回のスペインの旅も、そんな事の連続だった。
ある朝、旦那さんの腕の中で目が覚めて、色めいてた時
どこからともなく怒りが出て来た。
沸々とわき上がる怒り。
『私がこうしていれば、あなたはそれで満足なんでしょ!』
って何度も頭の中でリフレインする。
そんな自暴自棄な怒りがずっと出て来た。
明らかに、子宮からその怒りが出ているのは確かだった。
アンドリューに対してではない。今までに感じた事の無い怒りだった。
現実的に過去に性犯罪をされたわけでも、性的に不当な扱いを受けたわけでもない。
でも、私のカラダは怒りで一杯だった。
生理前のPMSでもなく、逆に排卵期なので絶好調の筈だった。
そんな時に出て来たこの怒りの感情。
私は、あるべき価値として扱われていない。
あなたが満足する事をわざわざさせてやっている。
そんな見た事も無い感情が溢れ出て来た。
どこから来たんだろう?
あまりにも、自分とはかけ離れすぎて過去世かと深く疑った程だった。
でもまぎれも無く、これは私の怒りだと感じたの。
だって、
その後に、砂鉄の様な血液が少しずつ出始めたから。
いつも何かの気付きがあると、子宮から汚い色の血が手放すかのごとく出て来る。
ずっとしまっていたドアが、もう開かなさすぎて錆びていたかのごとく
砂鉄の様な血が出始める。
排卵期に血が出る事はホルモンが一気にボルテージを変化する為に良くあることだが、
それでも、このタイミングで、こんな乾いた血が出てくる事が子宮からの諦めのような感じだった。
自己愛なんて言うのは、綺麗な所ばかり追いかけていた。
自分を抱きしめてあげるとか、自分を許すとか。
なんか太陽の方に向かって、希望に向かって、光に向かってやっていることだった。
でも、結局、太陽の裏にうつる自分の影は無い物にしていたのよね。
表と裏がある。
怒りなんて、まさしくそう。
単純に感情の1つなのに、怒りは外人の様な感じがする。
『私がこうしていれば、あなたは満足なんでしょ?』
砂鉄のような血ががハラハラと、乾いた涙のごとく出て来る。
続く
モノクロから虹色へ



































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