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イライラのクライアントさん


ここ数ヶ月、足の痛みで通ってくれている男性のクライアントさんがいます。

彼は初日は、『君はどれ位出来るんだ?』っていう態度でした。

2回目のセッション前は、メイルで、

「君のセッションの後に膝が痛い、おかしい!」

と教えてくれました。

3回目のセッションは、

「やっぱりセッションが終わった後はカラダが良くなるのに、それが持続しない!

 君のやっている事は正しいのか?」

と始まりました。

それでも何度も戻って来てくれる彼。

初めのうちは、ココロの神経がすり切れるかと思いました。

でも、ふと思い出したんですよね。

そう言えば私もカラダが言う事を聞かないときは、

小さな事でイライラしたり

小さな事で忍耐がなかったり、

小さな事で不安になったり、

小さな事で誰のせいだ?って考えたり。

単純に不安で仕方がなくて、それを抑える事が出来なかったって。

そして、人にあたってしまったと。

だから、カラダが思う様に動かなくて、イライラする人の気持ちは良く分かります。

さて、このクライアントさん。

この2ヶ月、徐々に威圧的な態度から、

エキサイティングな雰囲気に変化して来ました。

今日は、スタジオでセッションをする前に長いメイルが昨日から始まりました。

水中で泳いだら膝が痛くなった!君のセッションを始めてから膝が痛いんだ!

君の言う通り歩かなくなったら、イタイ!どうしてくれるんだ。

完全な言いがかりやんけ。。。と思ったのもつかの間、

これって、興味深い。

どこの筋肉ラインがつながっていないんだろう???

そう考えながら彼の歩き方を頭で思い出しました。

どこの筋肉が無視をされているんだ??と。

そして、今日、彼が現れた時に第一声で

『外に出て一緒に歩いてくれないか?』と。

オッケーと言って彼の歩き方を外の長い道を後ろからチェックしながら、歩きました。

歩きながら見えて来た事がありました。

クリアに。

そして、お尻に手を当てて、靴のつま先の方向を注意して

『右のカカト!右のカカト!』

『はい、そこから足の裏の体重を変えて、右のカカト!つま先!!!』

怒鳴りながら伝えました。

道行く人は私たちをじろじろ見ます。

でも、気になりません。

彼が本当に自分で歩いて行くという事、自分で自分の歩き方に責任を持つという事。

それを与えるのが私だから。

そう思って、ずっとずっと彼の後を続いて大きな声で歩きました。

How do you feel?

と聞くと

I feel great!  WoW!!  I feel good on my feet!  No pain on my knees!!

と。

カラダがつながるのは、本当に気持ちがいい。

そして

カラダがつながらないのは、本当にフラストレーションだ。

この二つを行き来する彼。

彼自身、とってもピュアでカラダとココロがつながっているのだと。

あと少しできっと彼は、自分のカラダとココロをつなげる方法を知る事だと思います。

そしたら、きっと彼の人生はエキサイティングな物となるに違いない。

だって、カラダは『快楽を経験する』為にあるのだと私は信じているから。

そんな自分のカラダを快楽を経験する為に替えて行くクラス。

7月に東京にてありんす。

こちらです。

モノクロから虹色へ

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