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ストックホルムシンドローム

皆さんは、ストックホルムシンドロームと言うのを聞いた事がありますか?

「ストックホルム症候群」とは、1973年8月に発生したストックホルムでの銀行強盗人質立てこもり事件で、犯人と人質のひとりが結婚する事態に至ったことから名づけられたものです。人質として監禁された人が、恐怖と生存本能に基づく自己欺瞞的心理操作(セルフ・マインドコントロール)から、犯人に好意を抱くようになってしまうことをいいます。 この心理状態は家庭内でも同様に起こります。 彼が自分を愛してくれない、または自分を疎んじる親に不満や憎しみを感じつつも、見捨てられたらどうしようかと恐怖心が芽生える。そこで無意識に親が気に入る「良い子」を演じてしまうようになる。これが『家庭内ストックホルム症候群』なんです。 ーこちらのウェブより

そんなことが出て来たセッションでした。

潜在意識とつながり自分の人生をブロックしているエネルギーや信念を取り除く事で、モノクロから虹色へ人生を変換させて行くインテグレイティッドヒーリングのセッション。

そのSkypeセッションの内容です。

初めてSkypeでお会いした女性は、とても目が大きくて最近お母さんになったばかりの女性。

トピックは、旦那さんとの事で浮上して来る自分の内側の声でした。

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私は、認めてもらえないと言うか。自分がしている事が相手にそぐわないとイケナイ気がするんです。

旦那さんは、海外の方なんですけど、私も海外に行かなくちゃいけないのかなとか考えると、躊躇があって、泣けて来ます。

自分の自由がなくなるというか、全部の私の翼をもがれる感じがするのです。

彼は自分がしたい事がとてもはっきりしている人で。。。。

もしも私たち、合わないからって離婚なんて言う話になって、息子と会えない時間が出て来たら、もう苦しいです。嫌です。

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そう言いながら、大きな目に涙をポロポロと流しながらお話をする彼女。

旦那さんとの事でお話をしてくれるのですが、『旦那さん』自身にはストレスの反応が出ません。

彼女のカラダに何かヒントはあるか?と、筋肉反射テストを使って探って行くと

Be Sensitive

Read more / less

と出て来ます。

どう思いますか?と聞くと

敏感になって、相手の気持ちを読みすぎたりして、、、、

自分のNOを言えませんでした。

自分で自分の事を決めてこなかったんだと思います。

NOを言う事は我が侭な事で、傷つくと思っています。

そんな返答でした。

さあ、ここからどんな目標に向かって生きて行こうか!

次のステージへと進んで行きます。

でも、このゴールを作る所でかなりの時間を要しました。

彼女自身、

話を沢山してくれるし、自分の内観もすばらしく出来ている方ですし、

自分の思考回路や自分の思い込みを手放そうという姿勢は美しいのですが、

それでも、芯にパシっと当てはまるのに時間がかかりました。

そのゴールの中で潜在意識が待っていた言葉が

『無限の愛の中で』と言う言葉でした。

見つけた時には、待っていました!という感じの反応。

これが、どこから来るのかと次のステージに進むと

”私は自分の魂の成長に影響を与えている全ての罪悪感を手放します”

と言う言葉が出て来ました。

『自分だけが楽しんではイケナイと思っているかもしれません。

息子といる時間は本当にかけがえがないですし。でも、自分がしたい事をする時間がない事もあります。

ただ、誰かに息子を預けても大丈夫なのかな?って心配になりますし、

人の事をそんなにスッと信用は出来ません。

人が自分の事を本当に愛情を持っていてくれるのかな?とも思いますし、

愛情に対して、良く分からない感覚があります。』

彼女の『愛情』と言う所に対しての、不信感が鍵の様な感じがします。

”本当に信用して大丈夫の?”ッて言う疑う感覚です。

彼女の修正は、”感情の青あざ”でした。

そこで出て来た彼女に青あざの影響は、『ストックホルムシンドローム』と『自己価値の低さ』でした。

そして、”見捨てられたらどうしようかと恐怖心が芽生える”、

人質と言う大変な所にいながら、そこにいざるを得ない。

人を健康的に信用する様な環境ではない状況にさらされていたと言う事です。

彼女が冒頭で言っていた

”自分の自由がなくなるというか、全部の私の翼をもがれる感じがするのです。”

は、まさしくこの象徴だと思いました。

『彼が離婚になって海外に子供を連れて行ったらどうしよう。。。。』

そんな風な恐怖心が出てくるわけです。

○○だったら、どうしよう。私の自由はない。

その方程式に当てはめてしまう。

そして、その原因となった感情のあおあざは『 Testing=試される 』でした。

Testing=試されるとは、本当に自分に対して愛を持っているのかを見せなさいと強いられる事。

この青あざは誰によってもたらされたと思いますか?

そう聞くと、彼女のお父さんが出て来ました。

『父は、お酒を飲んで酔っぱらっていました。

 軽蔑していました。よく死にたいって言って出て行ってました。』

娘にとって初めての異性であるお父さんが、死にたいって言うって。

本当は、お父さんは娘を守る存在であって欲しいのに。娘を守れず、それ以上に死を口にするなんて、、、

『1つ覚えているのが、私、子供の時に一度、凄い高熱が出たんです。

 病院に連れて行って欲しいのに、父はお酒を飲んで酔っぱらって廊下で寝ていました。助けてもらえなくて自分でどうにかしないとって思いました。守ってなんてもらえなかったし、期待も出来なかったです。』

ここにも父に見捨てられる娘、一人で生きて行くと父を軽蔑する(どこかで見捨てる)娘の

心理的な関係が出来上がっていました。

父の存在が娘の男性に対する認識に関係してくる事は沢山あります。

しかもお父さんが酔っぱらっていたと言う事は、娘は自動的に『男性性』になって行きます。

私が守る、私がやって行く、、、、と言う形に。それがどういう形であれ。

でも、父親です、監禁された少女の様な心理状況でありながら、どこかで近しさをもっている。

親ですから、当たり前だと思います。

その罪悪感。彼女の成長を妨げている罪悪感。

もう、その子供のときの監禁された状態にいなくてもいい。

彼女のセッションを通じて、1つのストーリーを思いだしました。

子供の時に鎖で繋がれていた子象。小さいから、その鎖から離れようと思っても無理です。

でも大人になって、カラダが大きくなって、その鎖なんて「エイ!」って言ったら軽々取れちゃうのに

子供の頃に取れなかった記憶から、ずっと縛られ続けた状態いる。

この鎖は取れないのだとばかりに。

監禁状態で共に過ごした相手の影響を受けて自分の心の安心や安全がない状態で

自分が嫌だと言う事を言えない状態でよく頑張ってきたと思います。

でも、もう大人になって、監禁状態は終わっているから。

だからもっと自由に人生を生きて良いのだよと。

このセッションで、彼女が試される愛の中ではなく

無限の愛を選び

エイって言って

そのお父様の影響を取り除きました。

これから、きっと

自分の欲している、ココロの安全や安心を自分で作り上げて行く事が出来るのだと信じています。

もう、子供の頃のパターンをそのまま引きずらなくて良いんだ。

エイの一言で一歩前に出てみようよ。

モノクロから虹色へ

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